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NPO・ボランティアサロンぐんま

  • 〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1 県庁昭和庁舎1階
  • TEL:027-243-5118
  • FAX:027-210-6217

サロン業務のご案内

  • NPO相談・イベント情報・ボランティア募集・ボランティア活動希望などサロンの日常をお伝えしていきます。
  • 群馬NPO協議会は群馬県よりNPO・ボランティアサロンぐんまの運営を委託されています。

開館時間のご案内

  • ※2025年10月より、土曜開館時間が変更になります。相談、テーブル、コピー機利用は予約制となります。
  • 開館時間
  • 平日10:00~17:00
  • 土曜日10:00~16:00
  • 休館日
    日曜日、祝日、お盆期間中(8/13~17)、全館閉館日、年末年始(12/29~1/3)
  • 荒天時(特別警報発令時、大雪等の場合)には休館となる場合があります。

NPO法人会計基準

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2026年3月30日 (月)

セミナー「初めての決算」 午後の部

セミナー初めての決算 午後の部 

1.決算書の作成 13:00~13:45 NPO法人9団体12名参加

Img_3822説明:NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーター

tulipNPO会計の基本項目

 決算書はなぜ作成するのでしょう?

 会員や寄付者などの支援者、助成金を出している助成財団等外部に対して資金の活用結果を説明するとともに、法人の会計を正確に管理できているか内部で確認する必要があります。

※NPO法人になると、決算書(財務諸表)を所轄庁に提出する義務があります。

したがって、NPOの会計は一定の原則に従って運営する必要があります。

会計の原則について

定款に記載されている→「この法人の会計は、法第27条各号に掲げる原則に従って行うものとする。」

・正規の簿記の原則

・真実性の原則・明瞭性の原則

・継続性の原則 一度決めたルールや手続きを毎年同じように適用する

tulip現金出納帳・領収書の違い

 会計を正確に把握するためには、証拠となる会計書類が必要になります。

 現金出納帳とは

 ・団体の現金を管理する帳簿、入出金が発生時に取引内容を記録する

 ・入出金の日付を記載する(レシート発行の日付にしない、摘要欄に)

 ・出納帳の残高と実際の現金残高を月末に必ず確認する

 証憑書類(請求書・領収書・レシート類など)とは

 法人の活動費用として支払った(立替分も含む)経費には、必ず領収書を発行し保管しておく。

 ・支払金額、支払日、但し書、発行情報を必ず確認する

 ・立替分の精算は、レシートではなく立替分を精算した日付で記入する

tulip活動計算書・貸借対照表・財務諸表について

__2026

・活動計算書 収益から費用、損失を引いて当期正味財産増減額を計算

・貸借対照表 期末時点の法人の資産、負債、正味財産の有高

・注記 上記2点では表すことができない情報を記載(例:固定資産の増減内訳、事業費の内訳、使途等が制約された寄付金等の内訳)

tulipNPO法人会計基準について

NPO法人の外部に対する会計報告書の作成指針として、民間主導で2017年7月に公表されました。

群馬県内のNPO法人の決算書の9割は、NPO会計基準に基づいて作成されています。
※令和3年度決算書調査による 

参照:https://nposalon.kazelog.jp/npo/2023/03/2021-3818.html

特徴

・収支計算書から活動計算書に

・NPO法人特有の勘定科目を使います

・費用を事業費と管理費に分け、更に人件費とその他経費に分類

・財務諸表の補足書類である注記に重点を置いている

参考情報

tulipNPO法人会計基準 https://www.npokaikeikijun.jp/

tulip小規模法人向け会計ツールについて https://www.npokaikeikijun.jp/software_for_small_npo/

2.現金出納帳実務 14:00~15:30 NPO法人6団体10名参加

Img_38311.決算書の作成を受講した方を対象に、実際に現金出納帳に記載する実務を行いました。

・入出金があった際の現金出納帳の記載方法

・領収書を発行する練習

・費用の清算について(立替経費、旅費)

 ※旅費は清算に係る申請書を作成することが望ましい

Sample_page0001・謝金の支払い、預り金(源泉所得税)の場合

・現金過不足が出た場合の対処

・月末の会計締め作業

Img_3833教材として使用したサンプルの領収書、レシート等

tulipおわりに

領収書やレシート等証憑を未処理のまま貯めておくと、紛失したり内容が分からなくなりますので、できれば当月中に処理をすることが理想的です。毎月発生する費用の処理を的確に行うことが、正確な決算書を作成する近道になります。

会計担当になると日々の記帳だけではなく、法人の費用が正しく清算されているか、支払い可能なものかどうか精査することにもなります。支払い対象か判断がつかない場合は慌てて清算せず、理事か監事に相談するなど、内部で公正な判断がとれる体制をとることも大切です。

セミナー「初めての決算」午前の部

2026年3月7日(土)、県庁昭和庁舎21会議室にてセミナー「初めての決算」を開催いたしました。

このセミナーは、NPO法人を設立して間もない方、これから設立する方、NPO法人の事務担当になった方を対象に、毎年開催しております。

午前、午後に内容を分け、講師はいずれもNPO・ボランティアサロンぐんまのコーディネーターが務めました。

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tulip午前の部 10:00~11:30 参加者:NPO法人13名

1.わかりやすい事業報告書の書き方

Img_3800

NPO法人になると、事業年度終了後に事業の概要をまとめた事業報告書の提出が必要になります。

tulip事業報告書はなぜ作成するのでしょう?

20260307_2

・NPO法で定められている

 ①毎年事業年度終了後、3ヶ月以内に所轄庁に提出が義務付けられている→NPO法第29条

 ※3年未提出で法人取消処分に

  提出方法は郵送、窓口持参、電子申請のいずれか

 ②事業報告書を作成から5年間は事務所に保管することが必要→NPO法第28条1

・内部での事業の振り返り、次年度計画に活用する

・外部への情報公開 団体の活動に関わる人、寄付者等の支援者や関係者

 事業報告書はHP上で公開されるので、活動内容や収支など透明性のある運営を行うことで外部への信頼を高める→助成金担当者は団体HPの掲載情報を調べている

 ※貸借対照表は県への提出の他に、自団体による公告が必要となりますので、ご注意ください。

tulip事業報告書作成のコツ

・書き方のルールを統一する(事業名、内容、開催日、成果、課題など)

・写真やグラフ等も活用し、見やすい工夫をする

・事業終了後、SNS等に開催報告をこまめにまとめておくと、事業報告書にまとめるのがラクになる

・文字や数字の誤りがないか、複数名でチェックを行う

※総会で承認された事業報告書を提出しましょう→県に提出する様式で最初から作成を行いましょう

2.NPO法人の信頼に向けて~理事・監事の役割

 NPO法人の役員である理事・監事の役割について、説明を行いました。

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20260307

NPO法人の構成員は内部と外部の関係があります。

内部:社員(正会員)、賛助会員と役員(理事と監事)

外部:寄付や活動で運営を支援してくれる支援者やボランティア、サービスを提供してもらう受益者

理事は社員から法人の運営を委任されており、法令や定款に則った運営を行う必要があります。

NPO法人の役員は理事3人以上及び監事1人以上と規定されています→NPO法第15条

tulip理事の職務と責任

 ・事業、予算計画、事業分析など通常業務

 ・運営のための資金調達

 ・理事会での意思決定

 ・善良な管理者の注意義務違反→民法第644条

  ※定款目的以外の事業を行い、他人に損害を与えたり、通常期待される程度の注意怠慢により法人に損害を与えた場合は損害賠償責任が生じる。→NPO法第8条

tulip監事の職務と責任

 ・法人の業務監査を行う(総会・法令順守・組織)

 ・会計監査

 ・総会での監査報告

※法令に違反した場合、理事や監事に罰則(過料など)があるので注意が必要です。→NPO法第78,80

・事業報告書提出、役員変更の届出、法務局への登記を怠った時

・貸借対照表の公告を行わなかった時

 ※2018年より、貸借対照表の公告が義務になりました。内閣府ポータルサイトに掲載されている法人情報はあくまでも担当の所轄庁が公開しているものです。公告は法人自ら、定款に定めた方法で行う必要があります。

貸借対照表の公告をしている法人数は年々減少傾向です。

tulipNPO法人 信頼性の向上のために

 ・情報報開示を行う(事業報告書の提出、事務所への必要書類の据え置き)

 ・HP等での公開(公告は内閣府ポータルサイトも利用可能)

 ・適格な監査 業務チェックリストの活用

→こちらからダウンロード可能です

NPO法人のための業務チェックリスト(認定NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク)

https://npoatpro.org/user/media/npoatpro/page/tool/NPOChecklist2018.pdf

tulipおわりに

 事業報告書の提出や役員の責任など、NPO法人の運営はNPO法で定められているものが多く、日々の業務とは別にこれらを作成していくのは容易ではありません。しかしこうした決まりが、NPO法人として社会の中で信頼性を得ていく上での重みなのだと思います。

社会に向けて、自分達の活動目的や内容、成果を現わしていくことが、新たな支援者をつくるきっかけになる可能性になもります。事業のまとめを行うことは法人内部(社員と役員)での活動の整理・把握と、外部(支援者)に対する情報開示の二重の意味合いがあります。

事業報告書を正確に作成し、是非次年度の活動に活用して頂きたいと思います。

2026年2月28日 (土)

【報告】ポータルサイト制作の挑戦 ー2つの高校生NPOの協働ー

パネルディスカッション開催報告

ポータルサイト制作の挑戦 ー2つの高校生NPOの協働ー

1月21日(水)、次世代の担い手育成事業の一環として、
パネルディスカッション
「ポータルサイト制作の挑戦 ― 2つの高校生NPOの協働 ―」
NPO・ボランティアサロンぐんまで開催しました。
当日は、フリースクール・居場所関係者、行政関係者、関心のある市民の方々にご参加いただきました。

不登校の経験をもつ高校生や、身近に不登校だった友人がいる高校生たちが中心として立ち上げた2つのNPO法人があります。
今回のイベントでは、この2つのNPOが法人が協働して取り組んだ、フリースクール等の情報を集約したポータルサイト制作についてお話ししていただきました。

club開催日時:2026年1月21日(水)14:00~16:30
club開催場所:NPO・ボランティアサロンぐんま(群馬県庁昭和庁舎1F)
club参加人数:会場15名、オンライン16名 計31名

  • 発表者・パネリスト:橋本 龍之介さん(NPO法人あすしるべ 理事長)
  • 発表者・パネリスト:A.Kさん(オンライン上での居場所活動を行うNPO法人T 代表)
    *都合上、一部の方のお名前と法人名をイニシャルで表記させていただきます。
  • パネリスト:飯塚 欣彦さん(群馬県生活こども部/群馬県子ども・若者支援協議会事務局)
  • ファシリテーター:落合 哲郎さん(NPO法人ぐんま里山学校理事長)

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第1部 高校生NPOによる発表
~当事者の視点から生まれた「情報をつなぐ」挑戦~

第1部では、2つの高校生NPOから、団体設立の背景や活動内容、そしてポータルサイト制作に至った経緯が紹介されました。

☆NPO法人あすしるべの活動紹介☆

あすしるべは、不登校を経験した高校生や、不登校の問題に関心をもつ高校生を中心に設立された団体です。自身の経験や周囲からの「どこに相談すればよいのかわからない」「情報が多すぎて、かえって選べない」といった声に多く触れてきました。
発表では、「中学生の頃に、こうした情報があればよかったのに…」という実感が、ポータルサイト制作の原点にあることが語られました。当事者の視点を生かしながら、最初の一歩を踏み出すための“道しるべ”となる情報発信を目指している点が印象的でした。

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▲橋本さん(NPO法人あすしるべ代表)


☆NPO法人Tの活動紹介☆

NPO法人Tでは、不登校や社会的孤立を経験した若者が、安心してつながれるオンライン上の場づくりに取り組む団体です。MinecraftやDiscordを活用した交流の場の提供に加え、プログラミングや運営体験を通じたスキル習得支援も行っています。
「学校に行けなかった時期でも、オンラインには居場所があった」という利用者の実体験から、テクノロジーを“逃げ場”ではなく、“力を取り戻す手段”として活用していることが語られました。


☆協働が生まれた背景☆

今回のイベントでは触れられていませんでしたが、ポータルサイトの制作は、当初から2団体が一緒に動いていたわけではありませんでした。はじめにNPO・ボランティアサロンぐんまに相談に訪れたのは、あすしるべ代表の橋本さんでした。相談をきっかけに、一般社団法人ポータルの代表の古井戸さんを通じてフリースクール関係者や行政との橋渡しが行われました。
その後、オンラインでの居場所づくりやICTを活用したエンパワメントの活動を始めたNPO法人Tと、あすしるべのメンバーがつながり、「一緒にやってみよう」という流れで協働が始まりました。
課題意識を言葉にする「あすしるべ」と、技術を使って形にするNPO法人T。それぞれの強みを生かした協働は、当事者や当事者に近い高校生だからこそ生まれた取り組みと言えます。


第2部 パネルディスカッション 
~「必要な情報を、どう届けるか」~

第2部では、「必要な情報を、どう届けるか」をテーマに意見交換を行いました。ファシリテーターの落合さんからは、フリースクールの現場で寄せられる保護者や子どもたちの声が紹介され、「情報はあっても、必要な人に届いていない」現状が共有されました。

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▲左から、ファシリテーターの落合さん(NPO法人ぐんま里山学校理事長)、橋本さん

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▲飯塚さん(群馬県生活こども部/群馬県子ども・若者支援協議会事務局)

高校生から「行政の情報は安心感がある一方で、言葉が堅く、当時の自分には読む気になれなかった」「年齢の近い先輩の言葉だからこそ、最初の一歩を踏み出しやすい」といった実感が語られました。情報の正確さだけでなく、“誰の言葉として伝わるか”が大きな意味をもつことが浮き彫りになりました。

また、県の飯塚さんからは、制度や支援策があっても十分に知られていない課題や、若者の発信を今後どのように生かしていけるかについてコメントがありました。

不登校を経験した橋本さんの「今が一番つらいと感じる時期でも、子どもは一年で大きく変わることがある。悲観しすぎなくていい」という言葉は、支援する側にはしっかりと刻まれたと思います。

またA.Kさんからは、ポータルサイトや法人が運営するオンライン上の居場所について「将来、利用した中学生や高校生が、今度は運営側として関わってくれたらうれしい」という声も聞かれました。

一方で、ポータルサイトの運営をどのように引き継いでいくのか、そしてその過程で支援者や大人がどのように関わっていくのかについて、サイト制作を担った2人や他の登壇者、そして参加者のみなさんにも課題感が共有されたのではと思います。

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おわりに

今回のパネルディスカッションは、高校生NPOの協働を通して、必要な情報を整理し、誰に、どのように届けていくのかを、多様な立場で考える機会となりました。
ポータルサイトの完成は一つの節目です。今回の挑戦が、若者たち自身の次の活動や、新たな協働へとつながっていくことを期待しています。


このパネルディスカッションの3日後には、あすしるべのメンバー主催によるシンポジウムが前橋市内で開催されました。不登校だった頃の経験を語る場となり、不登校や学校生活に悩みを抱える生徒の保護者をはじめ、学校関係者、支援者、行政関係者など約100人が集い、熱心に耳を傾けていました。

不登校を取り巻く環境は、以前と比べると少しずつ理解が進み、情報も得やすくなってきているように感じます。一方で、不登校を経験した当事者自身が、主体的に発信する場は、いまだ限られています。今回のパネルディスカッションや、その後に続いたシンポジウムは、若い世代の当事者が中心となって活動し、発信した点に大きな意義がありました。

そこには、次世代の担い手育成事業の一つであるFreecoのメンターとして、比較的年齢の近いポジションから、ポータルサイト制作の相談役を担った一般社団法人ポータル代表の古井戸さん、シンポジウム開催の実現まで伴走支援を行ったNPO法人Next Generation代表の小高さんの存在がありました。こうした支えがあったからこそ、安心して活動を進めることができたのだと思います。

今年度、NPO・ボランティアサロンぐんまでは、次世代の担い手育成事業として事業を進めてきましたが、一連の流れを通して、若い世代がさらに若い世代を支え、自分たちの「やりたい」を形にしながら、ボランティア活動や社会貢献へとつながっていく姿を見ることができました。このプロセスそのものが、エンパワメントであり、NPO・ボランティアサロンぐんまの役割だと再認識しています。


《参考情報》

ポータルサイト〈りべらる〉

NPO法人ぐんま里山学校

群馬県ホームページ(不登校の児童生徒への支援) https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/55981.pdf

群馬県子ども・若者支援協議会

群馬県 私学・青少年課

NPO法人 Next Generation

2026年1月30日 (金)

第31回市民活動支援センタースタッフ情報交換会

2025年12月12日、オンライン(zoom)で市民活動支援センタースタッフ情報交換会を開催しました。

久しぶりのオンライン開催でしたが、県内13か所のセンター(行政担当課、社会福祉協議会等を含む)から、21名の参加がありました。

~当日の流れ~

前半:各センターによる自己紹介と今年度の活動報告
後半:4つのグループ(ブレイクアウトルーム)に分かれ、2つのテーマについてグループワーク
   テーマ①「つながりパート2」
   テーマ②「情報発信」

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前半の活動報告では、各センターがそれぞれの特色を活かして取り組んでいる事例が紹介されました。中には、前回6月のスタッフ情報交換会をきっかけに、新たな事業に取り組んだという報告もありました。

後半のグループワークでは、それぞれのテーマについて話し合った後、その内容を全体で共有しました。その内容を具体的な事例とともにご紹介します。


① テーマ「つながりパート2」

多くのセンターから、「なかなかつながりが広がらない」「特に若い世代にどう関わってもらうかが課題」という共通の悩みが挙げられました。

その中で、Mサポ(前橋市)が毎月開催している交流の場「Mサポコモンズ」が、参加者から好評であるという事例が紹介されました。学生や若い世代に関わってもらうためには、「安心して参加できる交流の場」「意見が言える場」「活動に貢献できる実感」そして「大人がサポートする環境」があることが大切ではないか、という意見が出ました。
また、ソシアス(高崎市)で毎年開催されている「NPO・ボランティアフェスティバル」では、実行委員会形式で準備・運営を行うことで、団体同士の交流が深まり、市内4大学の学生も加わって主体的に関わっているという事例が紹介されました。

さらに、渋川社協が毎年開催している「つながるフェスティバル」は、立場や世代、分野の垣根を越えたイベントで、多くのボランティアが参加している事例として関心を集めました。

他センターの取り組みを参考に、「自センターでも交流会を開催した」「今後やってみたい」という前向きな声も多く聞かれました。


② テーマ「情報発信」

紙媒体に加え、SNSなど多様な発信手段がある中で、郵送費の値上がりもあり、どのセンターにとっても関心の高いテーマとなりました。

Mサポ(前橋市)などでは、紙での発信は最低限にし、メルマガやSNS(Instagram、Facebookなど)を中心に活用している事例が紹介されました。発信相手によって手段を使い分けたり、若いスタッフに発信を任せるなど、効果的に活用するための工夫も見られました。

ぱる(玉村町)では、公式LINEを活用してこまめに情報発信を行う一方で、ニュースレターは手渡しする機会も多いとのことでした。センターに足を運んでもらうことで、対面でのコミュニケーションが生まれ、雑談の中で新しいアイデアにつながることもあるという事例が紹介され、紙媒体や対面の価値が再確認されました。

そのほかにも、コミュニティFMの活用、地元タウン誌への掲載、回覧板での周知など、各センターならではの工夫が紹介されました。
また、今年初開催の「スポフェス」(NPO・ボランティアサロンぐんま)では、多くの若者が参加しましたが、参加者の多くが「口コミで知った」と回答したことも、印象的なエピソードとして共有されました。

各センターが、それぞれの特性や目的に応じて、試行錯誤しながら情報発信に取り組んでいる様子がうかがえました。


最後に、一人ひとりが感想を述べて、情報交換会は終了しました。

「他のセンターの話が聞けて参考になった」「よい刺激になった」「新しいことに挑戦してみたい」といった前向きな意見が多く寄せられました。
中でも、「センターの基本は『ふれあい』」「行政の人にとっても住民にとっても気軽に立ち寄れる場になるよう、雰囲気づくりを大切にしている」というお話が、印象に残りました。


センタースタッフ情報交換会を終えて

今回は久々のオンライン開催だったため、事後アンケートでは開催方法についても意見を伺いました。その結果、「今後もオンラインを活用していきたい」という声が多く寄せられました。

一方で、「やはり直接会いたい」「久しぶりのZoomで不安だったが、使ってみたら思い出した」「時々オンラインで使う機会があるとよい」といった声もあり、オンライン開催ならではの課題と可能性の両方が見えてきました。今後は、スタッフ情報交換会やセミナーの目的に応じて、最適な開催方法を検討していきたいと考えています。

今後も、群馬県内の市民活動支援センターや協働担当課同士のつながりを深め、各市町の市民活動の活性化、そして県全体の活動の広がりにつなげていきたいと考えています。

2025年11月26日 (水)

「カードゲーム『from me』体験会&交流会」開催しました。

2025年10月17日(金)13時30分より、群馬県庁昭和庁舎35会議室にて
「カードゲーム『from me』体験会&交流会」を開催いたしました。
(このセミナーは、NPO・企業交流会として、様々なセクターからの参加を促し、
協働を推進する目的で開催されたものです。)

前半は、「from me」公認ファシリテーターの草場史子さん、アシスタントとして
ぐんま未来基金事務局の山口智子さんをお迎えして、参加者全員でカードゲーム「from me」(※)を体験し、後半は、交流会として自由に名刺交換、情報交換等を行いました。

参加団体は、NPO9名、企業7名、中間支援1名、行政2名、その他5名(計24名)でした。

カードゲーム「from me」とは・・寄付、投資、消費、貯蓄など、お金の使い方を通じて
自分のウェルビーイングの向上とお金の使い方の関係性を疑似体験できるカードゲームです。 企業研修や学校の授業、地域でのイベントなど、様々な場面で活用されています。

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前半:『from me』体験会

参加者は2人ペア×12チームに分かれ、ゲームに取り組みました。
初対面の上、NPOや企業など異なったセクターの参加者とペアになり、ゲームのルールも十分理解できないまま始まったチームもあり、はじめは戸惑う様子も見られましたが、回数を重ねるごとにお互い協力しながら、積極的にゲームに取り組んでいました。

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ゲーム終了後、目標を達成できたチームもそうでなかったチームも、それぞれの「お金の使い方」を振り返り、そこから得た気づきを共有しました。

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 続いてファシリテーターより、ゲームを通して得られる学びについて解説がありました。
特に「4つのお金の使い方(つかう/ためる/ゆずる/ふやす)」のバランスの重要性、
「寄付は収入の1%〜が望ましいバランス」といった話題には、参加者が熱心に耳を傾けていました。
また、「幸せになるための4つの因子とお金の使い方」というテーマの中では、
他人のためにお金を使うと幸福感が高まる” という新たな気づきが示されました。

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前半の最後には、「自分のしあわせと社会のしあわせをつなげるワーク」を実施し、参加者それぞれが自分のお金の使い方と、個人・社会の幸福との関係を考える機会となりました。

後半:交流会

前半ゲームを通して距離が近づいた参加者同士が、さらに交流を深めたり、普段は接点の少ない他のセクターの参加者と積極的に情報交換を行う様子が見られました。

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【まとめ】

今回は、NPO・企業交流会という目的のもと、NPO・企業・中間支援・教育機関など、さまざまなセクターや世代・分野から参加がありました。
参加者は楽しみながらお金の使い方を学び、社会課題に取り組むヒントを得る場となりました。

アンケートからも、多くの気づきが得られたことがうかがえました。
・個人の目標を達成させるためには、たくさんの人と協力し合うことが必要(企業)
・正しい企業活動を行う上での個人の心構えが学べた(企業)
・目先の取引だけでなく、社会全体を見て協力する必要性を感じた(企業)

参加者一人ひとりが、自分や自団体の利益を考えるだけでなく、他者・他団体との「協力」「協働」によって社会全体が良くなり、それが自身のウェルビーイングにもつながることを実感できたのではないかと思います。
今回のセミナーをきっかけに、参加した企業・団体等が、他の企業や団体等と協力・協働して社会課題に取り組む一歩を踏み出すことを期待しています。

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群馬県、NPO・ボランティアサロンぐんまでは、今後も協働の取り組みを推進するセミナー等を開催してまいります。みなさんの参加をお待ちしています。

予告:1月29日「森と人をつなぐ協働ミーティング」(仮)
   ~林業×福祉×地域づくりから考える新しい連携のかたち
※詳細が決まり次第、サロンブログ等でお知らせ致します。

2025年11月20日 (木)

NPOのための 税理士による個別相談会 を開催いたしました

2025年11月6日(木)13:30~ 昭和庁舎会議室にて
関東信越税理士会群馬県支部連合会のご協力により
NPOのための「税理士による個別相談会」を開催いたしました。
税理士:松岡光弘 先生 黒山姫玉 先生

参加団体は、NPO法人 2団体、任意団体 1団体 計5名でした。

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相談を受けた団体の方からは、
・親身になって相談にのってくださいました。
・何も分からない中、とても親切に対応いただきました。
・限定的ではあるが成果が得られた。

など、感想が寄せられました。

NPO・ボランティアサロンぐんまでは、
基盤強化に関するセミナーや相談会を定期的に開催しております。

ご案内は、郵送、ホームページSNS等で発信しております。
団体の運営にご活用ください。

また、サロンでの個別相談も受け付けております。
NPO法人の設立、事業報告書の作成、ボランティア、団体運営など
お気軽にご相談ください。
ご予約は、ホームページよりお願いいたします。
(税のご相談など、お受けできない場合もあります)

サロンでは、NPOに関する書籍の貸出も行っております。
専門書の他に、団体運営に役立つ書籍もあります。
書籍一覧
貸出は、中2週間(同じ曜日の返却)です。ご連絡をいただければ1週間延長も可能です。

NPO・ボランティアサロンぐんま までお気軽にお越しください。

  

2025年10月22日 (水)

NPO法人経営力強化セミナー を開催いたしました

2025年9月27日(土)13時30分より、群馬県社会福祉総合センター501会議室にて
活動の持続と発展を支える「NPOの戦略的活動設計」入門ワークショップを開催いたしました。

講師は、群馬NPO協議会会長 NPO法人Mam’s Style 理事長 櫻井弥生氏 です。

参加団体は、NPO法人 7団体13名 個人1名でした。
当日は、インターンシップとしてセミナーの運営体験のため、学生3名が参加いたしました。

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当日の内容を少しご紹介いたします。

NPOは、社会活動、市民活動のため、一般的な利益を求める企業活動とは経営戦略がやや異なります。まずはその違いを見てみましょう。

一般企業を例にすると…

理念・目的(例:幸福を共有する)→ why なぜ?

事業戦略(例:店舗・製造・文化…)→ what 何を?

機能戦略(例:席数/メニュー・品質/販売方法・食育/異文化…)→ howどのようにする?

why➩what➩howの順の考え方があります。

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NPOに当てはめてみると…

社会課題や地域課題解決の目的が企業以上にとても濃くなり、そのために抽象度が高くなります。何をすればよいか見えづらく、そしてそれが成果に結びついているか?だんだんと分からなくなってくるのではないでしょうか。

そうした見えづらさは、ロジックツリーで整理することで俯瞰しやすくなります。

 

そこで、今回のワークショップでは、自団体の定款や事業報告書を元に
NPOのための「経営戦略全体構図」を作成しました。

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まずは一番大事な「団体理念・目的」(ミッション)を「一言」で表します。

NPO法人は設立時に定款を作成していますので、削ぎ落し、一番の目的を明確にしましょう。

定款の第2章 目的及び事業 第3条【目的】を確認してください。
(あなたの団体の定款にも記載されているはずですよ!)

皆さんはどんな未来を目指して「目的・ミッション」を掲げていますか?

 

そして、「事業戦略」として、事業名を規模やスタートした順に書き出します。
NPO法人の定款には、第2章 目的及び事業 第5条に【事業】を記載しています。
(大前提として、定款に記載のない事業は運営できません。新規事業を行う際にはご注意ください。定款の変更は可能です。詳しくは県のホームページをご確認ください)

 

続いて、事業ごとの【理想】(アウトカム・ビジョン)を掲げます。「事業理想」です。
最初に確認した団体理念・目的は全体に対するとても大きな志ですので、それをさらに小目的に下ろすと事業ごとによりマッチしてきます。

未来の理想像は、「〇〇の未来になる!」と考えていくと分かりやすいです。

どんな未来にするために、わたしたちは活動しているのでしょうか。

 

さらに、その未来になるために必要な【機能】を考えます。
これが「機能戦略」です。

例えば、初めて出会う方同士がより親しくなれるよう「共食」の食事機能を設けるなど、小目的に近づくための様々な機能で理想の事業に近づくことでしょう。

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当日は、参加された団体がワークで作成した全体設計を発表しました。
整理できたことで、これからの活動が発展し、思い描いた未来が見えていた様子でした。

さて、これらは代表者ひとりが思い描いていても、うまくいくとはかぎりません。
NPOは、理事や会員が集まって支援を行う活動団体です。
全体設計は共有し、力を合わせて進めることで発展していきます。
多くの協力を得て、未来がより良いものになることを心より願っています。

当日は、インターンシップの学生3名が、事業運営の体験として参加いたしました。
参加した学生の皆さんは、司会や写真撮影などで活躍しました。
ご参加いただきました皆様、ご協力ありがとうございました。

NPO・ボランティアサロンぐんまでは、運営の相談も受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。

2025年8月 2日 (土)

PC版 はじめてのCanvaセミナー開催の報告

7月12日(土)10:30~12:30
群馬県昭和庁舎2階 21会議室
今回は、NPOや市民活動団体のスタッフなど、デザイン初心者の方を対象にしたCanva講座、
「やってみたい」にチャレンジしよう!PC版はじめてのCanvaセミナーを開催しました。

講師は一般社団法人BECAMEの渡邉恵理さんです。

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参加者の方にはパソコンを持参いただき、テンプレートを使いながらチラシ作りに挑戦し、
基本的な操作を学びつつ、実際に手を動かしてデザインの楽しさを体感していただきました。

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【ログイン】
Canva公式サイトにアクセスし、Googleアカウントやメールアドレスで無料登録できます。
今回は無料版を使用しました。

【基本操作】
①「デザインを作成」ボタン:チラシやSNS投稿などを選んでスタート。
②検索バー:「チラシ」などキーワードでテンプレートを検索。
③「あなたのプロジェクト」:過去のデザインを確認・編集。
④「テンプレート」や「おすすめ」:人気テンプレートがカテゴリ別に表示。
⑤左のサイドメニュー:ホーム、プロジェクト管理、ゴミ箱など。

【テンプレートの探し方】
テンプレートを使えば、初心者でも簡単におしゃれなデザインが可能です。
・検索バーに「チラシ」などのキーワードを入力。
・カテゴリから「SNS」「イベント」などを選んで探す。
・気に入ったテンプレートをクリックして編集スタート!

danger注意点danger
Canvaの無料版でテンプレートを選ぶときは、「王冠マークcrown」に注意しましょう。
crown」このマークがついているテンプレートや素材は、有料(Canva Pro)限定です。
無料で使いたい場合は、王冠マークがついていないものを選びましょう。

【実際にチラシを作ってみよう!】

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講師の渡邉さんが用意してくださった見本を参考にしながら、参加者全員でA4チラシの作成にチャレンジしました。文字サイズの変更や画像の差し替えなど、実際に手を動かしながら操作を学び、分からないことはその場で質問。皆さんどんどん上達し、楽しくスキルを身につけていました。

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【共有や保存方法】
Canvaは、デザインを作っている途中でも自動で保存されるので、基本的には「保存しなきゃ!」と焦る必要はありません。
でも、誰かと共有したいときや、パソコンにダウンロードしておきたいときには、ちょっとした操作が必要です。

tulipデザインを保存したいとき
1.画面右上の「共有」ボタンをクリック
2.メニューから「ダウンロード」を選びます
3.保存したいファイルの形式を選んで、「ダウンロード」を押せばOK!

tulip使用用途によってファイル形式を変更する
PNG:キレイな画質で、SNSやチラシにぴったり
JPG:少し軽めの画像で、ブログなどに向いています
PDF(標準):そのまま見る用におすすめ
PDF(印刷):プリントするならこれが一番キレイ
(※ほかにもMP4、GIFといった静止画ではなく、「動きのあるデザイン」を保存・共有できる形式のファイル形式もあります)

tulipデザインを誰かと共有したいとき
・「共有」ボタンから、相手のメールアドレスを入力して送信、
 または「リンクをコピー」して、LINEやメールで送ってもOK
・閲覧だけ、編集OKなど、相手に合わせて権限を変えることもできます。

【デザインのコツ】
文字は少なく!
「パット見て伝わる」情報に絞る。詰め込み過ぎないことがポイント!

余白を活かす!
文字や写真をギュッと詰めすぎないことが大事。
まわりに「余白(すき間)」があると、見やすくスッキリした印象になります。

基本色は3色まで!
使う色が多すぎるとごちゃごちゃして見えます。
メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色くらいにまとめるのが◎。

フォントは2~3種類まで!
タイトルと本文でフォントを変えるとメリハリが出ますが、使いすぎると読みにくくなります。
シンプルにまとめましょう!

~よく使われるフォント~
・游ゴシック
・Note Sans
・筑紫A丸ゴシック

goodポイント:視線の流れも意識すると効果的!
人は自然と左上から右下に読む傾向があるため、
・重要な情報は左上(参加無料!など)
・行動を促すことは右下(申し込みやアンケートのQRなど)
にすると良いそうですよ★

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今回のセミナーでは、Canvaの基本操作から実践的なチラシ作成、共有や保存の方法、デザインのコツまで、盛りだくさんの内容を学びました。
事後アンケートでは、
Canvaの概要が理解できた。
対面でゆっくり丁寧に教えてもらえてよかった!
具体的に教えもらえて、理解できた。
といった感想をいただき、「やってみたい」を形にする第一歩として、参加者の皆さんが楽しくスキルを身につける時間となりました。
これからも、日々の活動や広報に、ぜひCanvaを活用してみてください!

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございましたhappy01

2025年7月14日 (月)

第30回市民活動支援センタースタッフ情報交換会を開催しました。

2025年6月13日(金)午後1時30分~4時
昭和庁舎21会議室にて
『第30回センタースタッフ情報交換会』を開催しました。

NPOや市民活動を支援している、群馬県内各市町村の支援センタースタッフや行政職員の方々が集まり、様々な情報交換を行いました。

中間支援センター、行政、そのほか団体から計17ヵ所、29名が参加しました。

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~当日の流れ~

前半:各センターの紹介

後半:グループワーク
 ・テーマ① 「センターをめぐる『つながり』について」
 ・テーマ② フリー(グループごとにテーマを設定)

前半の自己紹介では、各センターや行政の窓口の紹介(場所、開館時間など)や、
今年度力を入れる事業などを紹介頂きました。

後半のグループワークでは、6~7名のグループに分かれ、意見交換をしました。

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テーマ① :「センターをめぐる『つながり』について」

 団体間の横のつながりや連携について課題だと感じているセンターが多い中で、普段からコーディネートを頻繁に行っているセンターや、定期的に気軽に集まって交流できる場をつくる取り組みをしているセンターから、具体的な事例などの紹介がありました。
 センターによってやり方は様々ですが、「気軽に集える場」をつくって、まずは顔見知りになってもらい、「何かあれば気軽に相談できる関係」をつくるのが大事では、という話が出ました。また、センターに登録する際に「協力できること」「協力してほしいこと」をヒアリングして、マッチングしているというセンターもありました。

テーマ② :フリー(グループごとにテーマを設定)

 それぞれのグループごとに、共通して課題だと感じていることや、話し合いを深めたいことをテーマとして設定してもらい、話し合いが行われました。
 グループごとに様々なテーマが設けられ、「入りやすいセンターにするための工夫」や「情報発信の方法」「高校生ボランティアの動機づけ」また「センターの運営について」など、普段なかなか話さないような一歩踏み込んだテーマについても積極的に意見交換が行われました。

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グループでの話し合いの後、話し合った内容について全体で共有する時間をもちました。
グループによって、内容もやり方もそれぞれのカラーが活かされたプレゼンでした。

各センター、自身が課題だと感じているところに対して、他のセンターの取り組みが参考になると、熱心に話を聴いている様子が見られました。

~まとめ~

 今回の情報交換会は初めて参加されるスタッフからベテランの方々まで、幅広い参加がありましたが、経験の長さやセンターの規模に関わりなく、積極的に参加、発言する様子が見られました。
 それぞれのセンターによって、運営の形態や抱えている課題も様々ですが、共通している部分、異なる部分を理解しあった上で、お互いから学ぶ姿勢が見られました。
 やはり対面で情報交換・交流することで、活気のある雰囲気の中で率直な意見交換ができ、今後の各センターの運営のために大変有意義な時間となることが再確認できました。

 事後アンケートでは、「他センターとつながりを持てて、参考になる事例を聞けてよかった。」という感想を多くいただきました。
 今後も中間支援センター、行政等、横のつながりを強化しながら、支援へ役立つ情報交換会を今後も続けていきたいと思います。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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群馬県、各市町村には皆さんの活動を支援するセンターがあります。
ボランティア活動をしている方も、これから何か始めたいという方も、
市民活動支援センター等をぜひご利用ください。

2025年5月22日 (木)

【報告】令和6年度 初めての決算 ~午後の部~

2025年3月22日(土)13:00~15:30
群馬県庁昭和庁舎2階21会議室にて『初めての決算』セミナー午後の部
を開催しました。

会計参加人数:19名(NPO法人・16人、その他3人)
実務参加人数:6名(NPO法人・4人、その他2人)

前半の報告はこちらから 
https://nposalon.kazelog.jp/npo/2025/05/post-2ebc.html

  

ここでは、午後の部での内容を簡単にご紹介いたします。

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①決算書の作成について
初級編 現金出納帳と領収書の扱いについて

講師:NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーター

例年、NPO法人会計基準を主に説明を行ってきましたが、
今回は、決算書を作成する前段階、日々の会計処理がわからず戸惑っている団体向けに
現金出納帳と証憑類の扱いについてご説明しました。

「現金出納帳」は、現金の扱いがある場合には必須の帳簿です。

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「法人」の「現金」を「管理する帳簿」で、入出金がある度に取引内容を記録するものです。
簡単に作成できそうな帳簿ですが、作成していない団体が散見されます。

まず大切なのが、出納帳の残高と現金有高を必ず確認することです。
日々管理をしていても、帳簿上の数字と、金庫の現金の有高が違うことがあります。
記載忘れをしている、おつりの計算違い、帳簿の計算違い…
などなど、何かが違うことで管理が面倒になってしまうことがあるのかもしれません。
ですが、現金の入出金を証明する大切な帳簿ですので必ず作成しましょう。

NPOの団体は、寄付・会費・助成金など、お預かりしたお金を活動の運営に使用します。
大切に、しっかり管理することが大切です。4

現金を合わせることが手間だと感じる場合、なるべく扱いを減らすことをお勧めしています。

支払いは金融機関の振込で精算するのはいかがでしょうか。
しかし、ATMで振込するのは手間も費用もかさみ、思っている以上に大変です。

インターネットバンキングやネット銀行の使用を検討してみるのも良いかと思います。
操作に慣れれば大変便利ですし、振込手数料は窓口やATMよりも安く設定されています。

そして、会計の手間を減らすことで、空いた時間を有効活用しましょう。
NPO活動や、助成金や寄付などのファンドレイジング等に充て、より安定した運営につなげてほしいと思います。

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後半では、決算書の主要な項目についてお伝えしました。

活動計算書と貸借対照表は、同じ金額を表示している箇所があります。
また、前年の決算書から転記する箇所もあります。

そして、決算書に記載した数字が間違っている場合に、合わなくなる箇所をお伝えしました。
日々の証憑類の管理、出納帳の管理ができていれば、決算書の数字が合わないことはありません。
毎月末には、帳票の残高と有高を合わせ、決算に備えてほしいと思います。

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②『簡単Excel会計』実務

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講師:NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーター

『簡単Excel会計』は「期末に現預金以外の資産・負債を持たない」小規模法人向けのツールです。(無料でダウンロードできます。)

今回の講座では、「NPO法人会計基準」を前提に、『簡単Excel会計』の使い方、
入力の仕方を説明した後、
受講者は例題を元に、実際に『簡単Excel会計』に入力しながら、操作の方法を学びました。

『簡単Excel会計』では、それぞれの法人ごとに仕分け項目等をカスタマイズでき、簿記の知識がなくても日々の入出金をその都度入力していけば、年度末にはほぼ自動的に決算書を作成することができます。設立して間もない法人や、規模の小さい法人に使いやすいツールとなっています。

flairみんなで使おうNPO法人会計基準のホームページから
ファイルのダウンロードと説明動画を見ることができます。
https://www.npokaikeikijun.jp/software_for_small_npo/

サロンでは、随時『簡単Excel会計』の使い方の説明など、相談に応じています。
NPO法人の会計の実務でお困りの場合など、お気軽にご相談ください。

予約相談でご説明できますので、電話か申込みフォームよりご予約ください。
https://nposalongunma.jimdofree.com/