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NPO・ボランティアサロンぐんま

  • 〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1 県庁昭和庁舎1階
  • TEL:027-243-5118
  • FAX:027-210-6217

サロン業務のご案内

  • NPO相談・イベント情報・ボランティア募集・ボランティア活動希望などサロンの日常をお伝えしていきます。
  • 群馬NPO協議会は群馬県よりNPO・ボランティアサロンぐんまの運営を委託されています。

開館時間のご案内

  • ※2025年10月より、土曜開館時間が変更になります。相談、テーブル、コピー機利用は予約制となります。
  • 開館時間
  • 平日10:00~17:00
  • 土曜日10:00~16:00
  • 休館日
    日曜日、祝日、お盆期間中(8/13~17)、全館閉館日、年末年始
  • 荒天時(特別警報発令時、大雪等の場合)には休館となる場合があります。

NPO法人会計基準

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2025年11月26日 (水)

「カードゲーム『from me』体験会&交流会」開催しました。

2025年10月17日(金)13時30分より、群馬県庁昭和庁舎35会議室にて
「カードゲーム『from me』体験会&交流会」を開催いたしました。
(このセミナーは、NPO・企業交流会として、様々なセクターからの参加を促し、
協働を推進する目的で開催されたものです。)

前半は、「from me」公認ファシリテーターの草場史子さん、アシスタントとして
ぐんま未来基金事務局の山口智子さんをお迎えして、参加者全員でカードゲーム「from me」(※)を体験し、後半は、交流会として自由に名刺交換、情報交換等を行いました。

参加団体は、NPO9名、企業7名、中間支援1名、行政2名、その他5名(計24名)でした。

カードゲーム「from me」とは・・寄付、投資、消費、貯蓄など、お金の使い方を通じて
自分のウェルビーイングの向上とお金の使い方の関係性を疑似体験できるカードゲームです。 企業研修や学校の授業、地域でのイベントなど、様々な場面で活用されています。

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前半:『from me』体験会

参加者は2人ペア×12チームに分かれ、ゲームに取り組みました。
初対面の上、NPOや企業など異なったセクターの参加者とペアになり、ゲームのルールも十分理解できないまま始まったチームもあり、はじめは戸惑う様子も見られましたが、回数を重ねるごとにお互い協力しながら、積極的にゲームに取り組んでいました。

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ゲーム終了後、目標を達成できたチームもそうでなかったチームも、それぞれの「お金の使い方」を振り返り、そこから得た気づきを共有しました。

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 続いてファシリテーターより、ゲームを通して得られる学びについて解説がありました。
特に「4つのお金の使い方(つかう/ためる/ゆずる/ふやす)」のバランスの重要性、
「寄付は収入の1%〜が望ましいバランス」といった話題には、参加者が熱心に耳を傾けていました。
また、「幸せになるための4つの因子とお金の使い方」というテーマの中では、
他人のためにお金を使うと幸福感が高まる” という新たな気づきが示されました。

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前半の最後には、「自分のしあわせと社会のしあわせをつなげるワーク」を実施し、参加者それぞれが自分のお金の使い方と、個人・社会の幸福との関係を考える機会となりました。

後半:交流会

前半ゲームを通して距離が近づいた参加者同士が、さらに交流を深めたり、普段は接点の少ない他のセクターの参加者と積極的に情報交換を行う様子が見られました。

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【まとめ】

今回は、NPO・企業交流会という目的のもと、NPO・企業・中間支援・教育機関など、さまざまなセクターや世代・分野から参加がありました。
参加者は楽しみながらお金の使い方を学び、社会課題に取り組むヒントを得る場となりました。

アンケートからも、多くの気づきが得られたことがうかがえました。
・個人の目標を達成させるためには、たくさんの人と協力し合うことが必要(企業)
・正しい企業活動を行う上での個人の心構えが学べた(企業)
・目先の取引だけでなく、社会全体を見て協力する必要性を感じた(企業)

参加者一人ひとりが、自分や自団体の利益を考えるだけでなく、他者・他団体との「協力」「協働」によって社会全体が良くなり、それが自身のウェルビーイングにもつながることを実感できたのではないかと思います。
今回のセミナーをきっかけに、参加した企業・団体等が、他の企業や団体等と協力・協働して社会課題に取り組む一歩を踏み出すことを期待しています。

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群馬県、NPO・ボランティアサロンぐんまでは、今後も協働の取り組みを推進するセミナー等を開催してまいります。みなさんの参加をお待ちしています。

予告:1月29日「森と人をつなぐ協働ミーティング」(仮)
   ~林業×福祉×地域づくりから考える新しい連携のかたち
※詳細が決まり次第、サロンブログ等でお知らせ致します。

2025年11月20日 (木)

NPOのための 税理士による個別相談会 を開催いたしました

2025年11月6日(木)13:30~ 昭和庁舎会議室にて
関東信越税理士会群馬県支部連合会のご協力により
NPOのための「税理士による個別相談会」を開催いたしました。
税理士:松岡光弘 先生 黒山姫玉 先生

参加団体は、NPO法人 2団体、任意団体 1団体 計5名でした。

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相談を受けた団体の方からは、
・親身になって相談にのってくださいました。
・何も分からない中、とても親切に対応いただきました。
・限定的ではあるが成果が得られた。

など、感想が寄せられました。

NPO・ボランティアサロンぐんまでは、
基盤強化に関するセミナーや相談会を定期的に開催しております。

ご案内は、郵送、ホームページSNS等で発信しております。
団体の運営にご活用ください。

また、サロンでの個別相談も受け付けております。
NPO法人の設立、事業報告書の作成、ボランティア、団体運営など
お気軽にご相談ください。
ご予約は、ホームページよりお願いいたします。
(税のご相談など、お受けできない場合もあります)

サロンでは、NPOに関する書籍の貸出も行っております。
専門書の他に、団体運営に役立つ書籍もあります。
書籍一覧
貸出は、中2週間(同じ曜日の返却)です。ご連絡をいただければ1週間延長も可能です。

NPO・ボランティアサロンぐんま までお気軽にお越しください。

  

2025年10月22日 (水)

NPO法人経営力強化セミナー を開催いたしました

2025年9月27日(土)13時30分より、群馬県社会福祉総合センター501会議室にて
活動の持続と発展を支える「NPOの戦略的活動設計」入門ワークショップを開催いたしました。

講師は、群馬NPO協議会会長 NPO法人Mam’s Style 理事長 櫻井弥生氏 です。

参加団体は、NPO法人 7団体13名 個人1名でした。
当日は、インターンシップとしてセミナーの運営体験のため、学生3名が参加いたしました。

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当日の内容を少しご紹介いたします。

NPOは、社会活動、市民活動のため、一般的な利益を求める企業活動とは経営戦略がやや異なります。まずはその違いを見てみましょう。

一般企業を例にすると…

理念・目的(例:幸福を共有する)→ why なぜ?

事業戦略(例:店舗・製造・文化…)→ what 何を?

機能戦略(例:席数/メニュー・品質/販売方法・食育/異文化…)→ howどのようにする?

why➩what➩howの順の考え方があります。

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NPOに当てはめてみると…

社会課題や地域課題解決の目的が企業以上にとても濃くなり、そのために抽象度が高くなります。何をすればよいか見えづらく、そしてそれが成果に結びついているか?だんだんと分からなくなってくるのではないでしょうか。

そうした見えづらさは、ロジックツリーで整理することで俯瞰しやすくなります。

 

そこで、今回のワークショップでは、自団体の定款や事業報告書を元に
NPOのための「経営戦略全体構図」を作成しました。

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まずは一番大事な「団体理念・目的」(ミッション)を「一言」で表します。

NPO法人は設立時に定款を作成していますので、削ぎ落し、一番の目的を明確にしましょう。

定款の第2章 目的及び事業 第3条【目的】を確認してください。
(あなたの団体の定款にも記載されているはずですよ!)

皆さんはどんな未来を目指して「目的・ミッション」を掲げていますか?

 

そして、「事業戦略」として、事業名を規模やスタートした順に書き出します。
NPO法人の定款には、第2章 目的及び事業 第5条に【事業】を記載しています。
(大前提として、定款に記載のない事業は運営できません。新規事業を行う際にはご注意ください。定款の変更は可能です。詳しくは県のホームページをご確認ください)

 

続いて、事業ごとの【理想】(アウトカム・ビジョン)を掲げます。「事業理想」です。
最初に確認した団体理念・目的は全体に対するとても大きな志ですので、それをさらに小目的に下ろすと事業ごとによりマッチしてきます。

未来の理想像は、「〇〇の未来になる!」と考えていくと分かりやすいです。

どんな未来にするために、わたしたちは活動しているのでしょうか。

 

さらに、その未来になるために必要な【機能】を考えます。
これが「機能戦略」です。

例えば、初めて出会う方同士がより親しくなれるよう「共食」の食事機能を設けるなど、小目的に近づくための様々な機能で理想の事業に近づくことでしょう。

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当日は、参加された団体がワークで作成した全体設計を発表しました。
整理できたことで、これからの活動が発展し、思い描いた未来が見えていた様子でした。

さて、これらは代表者ひとりが思い描いていても、うまくいくとはかぎりません。
NPOは、理事や会員が集まって支援を行う活動団体です。
全体設計は共有し、力を合わせて進めることで発展していきます。
多くの協力を得て、未来がより良いものになることを心より願っています。

当日は、インターンシップの学生3名が、事業運営の体験として参加いたしました。
参加した学生の皆さんは、司会や写真撮影などで活躍しました。
ご参加いただきました皆様、ご協力ありがとうございました。

NPO・ボランティアサロンぐんまでは、運営の相談も受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。

2025年8月 2日 (土)

PC版 はじめてのCanvaセミナー開催の報告

7月12日(土)10:30~12:30
群馬県昭和庁舎2階 21会議室
今回は、NPOや市民活動団体のスタッフなど、デザイン初心者の方を対象にしたCanva講座、
「やってみたい」にチャレンジしよう!PC版はじめてのCanvaセミナーを開催しました。

講師は一般社団法人BECAMEの渡邉恵理さんです。

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参加者の方にはパソコンを持参いただき、テンプレートを使いながらチラシ作りに挑戦し、
基本的な操作を学びつつ、実際に手を動かしてデザインの楽しさを体感していただきました。

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【ログイン】
Canva公式サイトにアクセスし、Googleアカウントやメールアドレスで無料登録できます。
今回は無料版を使用しました。

【基本操作】
①「デザインを作成」ボタン:チラシやSNS投稿などを選んでスタート。
②検索バー:「チラシ」などキーワードでテンプレートを検索。
③「あなたのプロジェクト」:過去のデザインを確認・編集。
④「テンプレート」や「おすすめ」:人気テンプレートがカテゴリ別に表示。
⑤左のサイドメニュー:ホーム、プロジェクト管理、ゴミ箱など。

【テンプレートの探し方】
テンプレートを使えば、初心者でも簡単におしゃれなデザインが可能です。
・検索バーに「チラシ」などのキーワードを入力。
・カテゴリから「SNS」「イベント」などを選んで探す。
・気に入ったテンプレートをクリックして編集スタート!

danger注意点danger
Canvaの無料版でテンプレートを選ぶときは、「王冠マークcrown」に注意しましょう。
crown」このマークがついているテンプレートや素材は、有料(Canva Pro)限定です。
無料で使いたい場合は、王冠マークがついていないものを選びましょう。

【実際にチラシを作ってみよう!】

Img_2012

講師の渡邉さんが用意してくださった見本を参考にしながら、参加者全員でA4チラシの作成にチャレンジしました。文字サイズの変更や画像の差し替えなど、実際に手を動かしながら操作を学び、分からないことはその場で質問。皆さんどんどん上達し、楽しくスキルを身につけていました。

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【共有や保存方法】
Canvaは、デザインを作っている途中でも自動で保存されるので、基本的には「保存しなきゃ!」と焦る必要はありません。
でも、誰かと共有したいときや、パソコンにダウンロードしておきたいときには、ちょっとした操作が必要です。

tulipデザインを保存したいとき
1.画面右上の「共有」ボタンをクリック
2.メニューから「ダウンロード」を選びます
3.保存したいファイルの形式を選んで、「ダウンロード」を押せばOK!

tulip使用用途によってファイル形式を変更する
PNG:キレイな画質で、SNSやチラシにぴったり
JPG:少し軽めの画像で、ブログなどに向いています
PDF(標準):そのまま見る用におすすめ
PDF(印刷):プリントするならこれが一番キレイ
(※ほかにもMP4、GIFといった静止画ではなく、「動きのあるデザイン」を保存・共有できる形式のファイル形式もあります)

tulipデザインを誰かと共有したいとき
・「共有」ボタンから、相手のメールアドレスを入力して送信、
 または「リンクをコピー」して、LINEやメールで送ってもOK
・閲覧だけ、編集OKなど、相手に合わせて権限を変えることもできます。

【デザインのコツ】
文字は少なく!
「パット見て伝わる」情報に絞る。詰め込み過ぎないことがポイント!

余白を活かす!
文字や写真をギュッと詰めすぎないことが大事。
まわりに「余白(すき間)」があると、見やすくスッキリした印象になります。

基本色は3色まで!
使う色が多すぎるとごちゃごちゃして見えます。
メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色くらいにまとめるのが◎。

フォントは2~3種類まで!
タイトルと本文でフォントを変えるとメリハリが出ますが、使いすぎると読みにくくなります。
シンプルにまとめましょう!

~よく使われるフォント~
・游ゴシック
・Note Sans
・筑紫A丸ゴシック

goodポイント:視線の流れも意識すると効果的!
人は自然と左上から右下に読む傾向があるため、
・重要な情報は左上(参加無料!など)
・行動を促すことは右下(申し込みやアンケートのQRなど)
にすると良いそうですよ★

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今回のセミナーでは、Canvaの基本操作から実践的なチラシ作成、共有や保存の方法、デザインのコツまで、盛りだくさんの内容を学びました。
事後アンケートでは、
Canvaの概要が理解できた。
対面でゆっくり丁寧に教えてもらえてよかった!
具体的に教えもらえて、理解できた。
といった感想をいただき、「やってみたい」を形にする第一歩として、参加者の皆さんが楽しくスキルを身につける時間となりました。
これからも、日々の活動や広報に、ぜひCanvaを活用してみてください!

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございましたhappy01

2025年7月14日 (月)

第30回市民活動支援センタースタッフ情報交換会を開催しました。

2025年6月13日(金)午後1時30分~4時
昭和庁舎21会議室にて
『第30回センタースタッフ情報交換会』を開催しました。

NPOや市民活動を支援している、群馬県内各市町村の支援センタースタッフや行政職員の方々が集まり、様々な情報交換を行いました。

中間支援センター、行政、そのほか団体から計17ヵ所、29名が参加しました。

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~当日の流れ~

前半:各センターの紹介

後半:グループワーク
 ・テーマ① 「センターをめぐる『つながり』について」
 ・テーマ② フリー(グループごとにテーマを設定)

前半の自己紹介では、各センターや行政の窓口の紹介(場所、開館時間など)や、
今年度力を入れる事業などを紹介頂きました。

後半のグループワークでは、6~7名のグループに分かれ、意見交換をしました。

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テーマ① :「センターをめぐる『つながり』について」

 団体間の横のつながりや連携について課題だと感じているセンターが多い中で、普段からコーディネートを頻繁に行っているセンターや、定期的に気軽に集まって交流できる場をつくる取り組みをしているセンターから、具体的な事例などの紹介がありました。
 センターによってやり方は様々ですが、「気軽に集える場」をつくって、まずは顔見知りになってもらい、「何かあれば気軽に相談できる関係」をつくるのが大事では、という話が出ました。また、センターに登録する際に「協力できること」「協力してほしいこと」をヒアリングして、マッチングしているというセンターもありました。

テーマ② :フリー(グループごとにテーマを設定)

 それぞれのグループごとに、共通して課題だと感じていることや、話し合いを深めたいことをテーマとして設定してもらい、話し合いが行われました。
 グループごとに様々なテーマが設けられ、「入りやすいセンターにするための工夫」や「情報発信の方法」「高校生ボランティアの動機づけ」また「センターの運営について」など、普段なかなか話さないような一歩踏み込んだテーマについても積極的に意見交換が行われました。

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グループでの話し合いの後、話し合った内容について全体で共有する時間をもちました。
グループによって、内容もやり方もそれぞれのカラーが活かされたプレゼンでした。

各センター、自身が課題だと感じているところに対して、他のセンターの取り組みが参考になると、熱心に話を聴いている様子が見られました。

~まとめ~

 今回の情報交換会は初めて参加されるスタッフからベテランの方々まで、幅広い参加がありましたが、経験の長さやセンターの規模に関わりなく、積極的に参加、発言する様子が見られました。
 それぞれのセンターによって、運営の形態や抱えている課題も様々ですが、共通している部分、異なる部分を理解しあった上で、お互いから学ぶ姿勢が見られました。
 やはり対面で情報交換・交流することで、活気のある雰囲気の中で率直な意見交換ができ、今後の各センターの運営のために大変有意義な時間となることが再確認できました。

 事後アンケートでは、「他センターとつながりを持てて、参考になる事例を聞けてよかった。」という感想を多くいただきました。
 今後も中間支援センター、行政等、横のつながりを強化しながら、支援へ役立つ情報交換会を今後も続けていきたいと思います。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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群馬県、各市町村には皆さんの活動を支援するセンターがあります。
ボランティア活動をしている方も、これから何か始めたいという方も、
市民活動支援センター等をぜひご利用ください。

2025年5月22日 (木)

【報告】令和6年度 初めての決算 ~午後の部~

2025年3月22日(土)13:00~15:30
群馬県庁昭和庁舎2階21会議室にて『初めての決算』セミナー午後の部
を開催しました。

会計参加人数:19名(NPO法人・16人、その他3人)
実務参加人数:6名(NPO法人・4人、その他2人)

前半の報告はこちらから 
https://nposalon.kazelog.jp/npo/2025/05/post-2ebc.html

  

ここでは、午後の部での内容を簡単にご紹介いたします。

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①決算書の作成について
初級編 現金出納帳と領収書の扱いについて

講師:NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーター

例年、NPO法人会計基準を主に説明を行ってきましたが、
今回は、決算書を作成する前段階、日々の会計処理がわからず戸惑っている団体向けに
現金出納帳と証憑類の扱いについてご説明しました。

「現金出納帳」は、現金の扱いがある場合には必須の帳簿です。

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「法人」の「現金」を「管理する帳簿」で、入出金がある度に取引内容を記録するものです。
簡単に作成できそうな帳簿ですが、作成していない団体が散見されます。

まず大切なのが、出納帳の残高と現金有高を必ず確認することです。
日々管理をしていても、帳簿上の数字と、金庫の現金の有高が違うことがあります。
記載忘れをしている、おつりの計算違い、帳簿の計算違い…
などなど、何かが違うことで管理が面倒になってしまうことがあるのかもしれません。
ですが、現金の入出金を証明する大切な帳簿ですので必ず作成しましょう。

NPOの団体は、寄付・会費・助成金など、お預かりしたお金を活動の運営に使用します。
大切に、しっかり管理することが大切です。4

現金を合わせることが手間だと感じる場合、なるべく扱いを減らすことをお勧めしています。

支払いは金融機関の振込で精算するのはいかがでしょうか。
しかし、ATMで振込するのは手間も費用もかさみ、思っている以上に大変です。

インターネットバンキングやネット銀行の使用を検討してみるのも良いかと思います。
操作に慣れれば大変便利ですし、振込手数料は窓口やATMよりも安く設定されています。

そして、会計の手間を減らすことで、空いた時間を有効活用しましょう。
NPO活動や、助成金や寄付などのファンドレイジング等に充て、より安定した運営につなげてほしいと思います。

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後半では、決算書の主要な項目についてお伝えしました。

活動計算書と貸借対照表は、同じ金額を表示している箇所があります。
また、前年の決算書から転記する箇所もあります。

そして、決算書に記載した数字が間違っている場合に、合わなくなる箇所をお伝えしました。
日々の証憑類の管理、出納帳の管理ができていれば、決算書の数字が合わないことはありません。
毎月末には、帳票の残高と有高を合わせ、決算に備えてほしいと思います。

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②『簡単Excel会計』実務

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講師:NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーター

『簡単Excel会計』は「期末に現預金以外の資産・負債を持たない」小規模法人向けのツールです。(無料でダウンロードできます。)

今回の講座では、「NPO法人会計基準」を前提に、『簡単Excel会計』の使い方、
入力の仕方を説明した後、
受講者は例題を元に、実際に『簡単Excel会計』に入力しながら、操作の方法を学びました。

『簡単Excel会計』では、それぞれの法人ごとに仕分け項目等をカスタマイズでき、簿記の知識がなくても日々の入出金をその都度入力していけば、年度末にはほぼ自動的に決算書を作成することができます。設立して間もない法人や、規模の小さい法人に使いやすいツールとなっています。

flairみんなで使おうNPO法人会計基準のホームページから
ファイルのダウンロードと説明動画を見ることができます。
https://www.npokaikeikijun.jp/software_for_small_npo/

サロンでは、随時『簡単Excel会計』の使い方の説明など、相談に応じています。
NPO法人の会計の実務でお困りの場合など、お気軽にご相談ください。

予約相談でご説明できますので、電話か申込みフォームよりご予約ください。
https://nposalongunma.jimdofree.com/

2025年5月 9日 (金)

【報告】令和6年度 初めての決算 ~午前の部~

2025年3月22日(土)10:00~15:30
群馬県庁昭和庁舎2階21会議室にて『初めての決算』セミナーを開催しました。

今回は、初めての決算~午前の部~(10:00~12:00)を紹介しますpaper

①わかりやすい事業報告書の書き方
 説明者:NPO・ボランティアサロンぐんま コーディネーター/神谷Img_1424edit_2

NPO法人は、事業報告書にかかる書類を
flair 毎年の事業年度が終わってから3ヶ月以内に県へ提出する
flair事務所に5年保管する
という事が法律によって定められています。

事業報告書は、所轄庁に提出するだけでなく、団体内部で事業を振り返り、次に活かすこと、また会員やボランティア、寄付者、その他の関係者への報告にも活用できます。

所轄庁への提出が目的になりがちですが、応援してくれる人や企業、行政、助成財団等に活動をわかりやすくきちんと伝えることが団体への信頼や支援に繋がります。
日々の活動をブログやSNSで記録しておくと、事業報告書の作成にも役立ちます。

pencil盛り込んだ方がいい内容

・1年の総まとめと全体の課題
・目次(事業が多い場合に便利)
・事業ごとの目的、概要、成果、課題(写真や図、グラフ、数値を使って見やすくshine
・総会・理事会・役員会の開催状況、会員数、運営のしくみ
・お金に換算できないボランティア活動の時間
・寄付された物品や支援の内容

danger 注意点 
・「年間役員名簿」と「役員名簿」の間違い。
※事業報告書の際に提出するのは、「年間役員名簿」です。

NPO法人の信頼に向けて~理事・監事の役割~
 説明者:NPO・ボランティアサロンぐんま コーディネーター / 今井

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【理事の役割と責任】
事業評価、事業分析、事業・予算計画、中長期計画・資金計画など、通常業務の中でも責任が伴います。
他にも資金調達や広報、情報発信、理事会や総会に関わることなども理事の役割となります。
ですが、NPO法人が破産したときの団体責務の責任は負いません。

【監事の役割】
業務監査、会計監査、総会での監査報告があげられます。
監事は法人事務を行うことができません。
NPO法人の信頼を向上させるため、正しく監視する責任があります。


pencil貸借対照表の公告義務
NPO法人の貸借対照表の公告は、平成28年のNPO法改正により義務化されました。
公告の方法としては、団体のHP、内閣府NPO法人ポータルサイトでの電子公告や、官報への掲載(有料)などがあります。

danger 注意点 ※SNSでの公告は認められていません。
貸借対照表の公告は、NPO法により、不特定多数の者が閲覧できる状態が必要であると規定されているため、利用登録などの必要があるSNSなどは原則として認められていません。

午後の部の内容はこちらからpaper

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pcウェブサイトの紹介
【群馬県】 
NPO法人の管理・運営
NPO法人の管理・運営の手引
事業報告書等の提出について

【NPOに関すること全般】
内閣府 NPO法 Q&A
 (NPO法人の設立、管理運営や認定制度等に関するQ&Aを紹介しています)
日本NPOセンター
 (NPOに関するQ&Aを紹介しています)

【NPO会計、税務】
みんなで使おう!NPO法人会計基準
 (会計基準についての資料、Q&A、掲示板、資料ダウンロードできます)
Excel簡単会計
 (ピボットテーブル使用)データダウンロード 動画視聴できます
NPO税務・認定相談室
 (認定NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク(NPO@PRO)が運営するサイト)

2025年3月18日 (火)

協働セミナー2024 地域の未来に貢献する方法 開催報告

2025年1月24日(金)13時半より、県庁32階NETSUGENにて協働セミナー「地域の未来に貢献する方法~企業の取り組みとそのヒント」を開催いたしました。

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参加は会場38名 (NPO 8団体,企業9,行政6,中間支援3,大学1,その他個人など8)
オンライン26名(NPO9団体、企業4,行政5,中間支援3,大学2,その他個人など3)

合計64名です。

NPO・ボランティアサロンぐんまでは例年協働セミナーとしてNPO・企業との協働事例の発表や

カードゲーム等を通じた交流の機会を企画して参りました。

今年度は企業の社会貢献に着目し、企業はもとよりNPOや市民活動団、行政の方に広く知って頂こうという目的で企画開催いたしました。

club前半

開会挨拶 

Img_1244群馬NPO協議会会長 太田琢雄によるビデオメッセージ

企業の地域貢献活動の事例発表

①株式会社CATENAS 地域創生部門 船戸花音 氏

〜ITを活用した地方創生と持続可能な社会の実現〜

収益事業であるITコンサルタントとは別に、非営利事業部門として学生登録無料のコミュニティサロンGITYを運営。

GITYAは学生の自由な発想による事業企画を公開し、企業等協力者とのマッチングの場となっています。様々な人が出会い、学びと実践を促進しています。

若者が県外へと流出してしまう、また地方でデジタルスキルを持った人材を育成することで地域課題解決を目指しています。

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②クミ化成株式会社関東工場 総務課 係長 生方 彰子 氏

自動車部品を製造しているクミ化成株式会社は、交通安全地に関わる分野で地域貢献活動を開始しました。地元教育施設への物品寄付から始まり、小学校、保育園での交通安全教室開催、宮田ホタルを守る会の環境整備活動への参加、渋川市社会福祉協議会のフードバンクへの協力など、幅広く活動を展開しています。

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③有限会社ココア 前橋活性事業部 新井菜穂子 氏

前橋市内の中学校、PTAと連携した制服ばんくの運営

使用済でもまだ着用可能な制服のリサイクルを思い立ち、活動を開始した有限会社ココア。

最初は学校に直接出向いて制服の提供を呼びかけましたが、なかなか協力を得らなかったそうです。次第に取り組みが新聞などメディアに取り上げられるようになりました。現在、前橋市内22の中学校と11の高校が協力し、主に学校を会場として無償譲渡会を開催しています。

制服バンクの活用で高額な制服の購入予算を抑えることができ、またリサイクルすることでゴミの削減にもつながり持続可能な地域づくりに貢献しています。

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④株式会社ジンズ 地域共生事業部 事業部長 白石 将 氏

企業がつくる新しい公共~JINSPARKの運営

前橋市川原町にある店舗改装の際に、地域貢献を目指す場JINSPARKへと思い切ったリニューアルを図ったジンズ株式会社。カフェも併設することで買い物に来た人がゆっくり過ごすことができるようになりました。また、階段状になったベンチや広い空間はアーティストを招いたワークショップ等のイベントの他、地域団体による映画の上映会などに活用されています。

JINSPARKでは一般市民を対象にイベント等での利用を募集しており、日程は人気のためすぐに埋まってしまうそうです。

様々な人々が出会い、新たな交流が生まれる場をつくることで地域に活気が生まれています。

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⑤株式会社大和屋 代表取締役 平湯聡 氏

NPO法人工房あかねの障害者アート活動への支援、大和屋カフェでのアーツ&カフェ開催

NPO法人工房あかねの代表とは旧知の間柄であったという平湯氏。大和屋高崎店では工房あかねのサーと作品展示の会場として、長年支援を行ってきました。

工房あかねは県の障害者芸術文化活動支援センタ― こ・ふぁんの委託を受けたことをきっかけに、障がい者アートをより多くの人に広め活動を広げたいという思いが生まれました。

そこで新たにオープンした県庁32階の大和屋カフェで障害者アートの展示、作品をコーヒーカップに使用するアイディアが生まれました。作品にインスパイアされたオリジナルコーヒーブレンドこ・ふぁんも誕生しました。

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club後半 パネルディスカッション

 ファシリテーター櫻井 弥生 氏の進行により、登壇者の皆様それぞれに話題を提供して頂きました。

櫻井 氏はNPO法人Mam’s Styleの理事長であり、これまでにアフリカンプリントの布地を用いた布マスク作成事業等の企業との協働実績があります。

Img_1298jpg左:ファシリテーター NPO法人Mam’s Style理事長 櫻井 弥生 氏

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企業の社会貢献のきっかけについて

社内で地域貢献活動を開始する理由はそれぞれです。

・上層部から地域貢献することが社命として降りてくるケース 

・地域で会社の知名度が低いという社内の課題

・会社のある地域を活性化したい

・ゴミの削減、資源の再利用といった地域課題

・若者の都市部流出、将来的な人口減少という社会課題

・特に地域貢献を意識した訳ではなく、普段から交流のある人と連携して何かできないかと考えた

地域貢献活動の形

・学校の行事計画の一環になっている

 交通安全教室、制服ばんくなど学校と連携した事業は、学校区に通学する子ども達の将来的な支援にもつながります。また、行事で毎年協力していることが、地域における企業の知名度向上につながります。

・自社サービスの一部、あるいはそれに共通する分野で提供する

・有限会社ココアのように本業のクリーニングを提供するケース

・株式会社クミ化成関東工場 自動車部品を製造しているので、自動車に関わる交通有全の分野

・株式会社大和屋 カフェという場所、コーヒーとのコラボレーション

・地域貢献につながる非営利的部門がある

株式会社CATENAS、株式会社ジンズのように営利事業とは別に非営利部門的事業として場を提供するケースもあります。

非営利事業的な部門にはあまり経費はかけられず、売り上げ増などといった結果に直ちに結びつくものでもありません。

しかしながら、こうした活動を続けることで生まれてくるもの、場に集まる人々のネットワーク、地域の人々にとって充足した時間や機会の提供、新たなイベントの企画など、こうしたものが地域の活性化につながっていきます。

club交流会

株式会社大和屋様より、コーヒーの提供を頂きました。

障害者アートとのコラボレーションで生まれた「こ・ふぁんブレンド」を飲みながら、

参加者同士で有意義な交流が行われました。

コーヒーがあると、場の雰囲気が和らぎます。

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大和屋カフェのスタッフの方にお手伝い頂きました

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2025年2月26日 (水)

「NPOの可能性を広げるためのChatGPT活用術」セミナーを開催しました

2025年2月22日(土)10:00〜12:00

群馬県庁昭和庁舎2階21会議室にて
「NPOの可能性を広げるためのChatGPT活用術」セミナーを開催しました。

講師はNPO法人Next Generation 代表 小高広大さんです。Img_1360edit
今回のセミナーは、市民活動団体や市民活動支援センタースタッフなど、WordやExcelを使い慣れている方々を対象としました。
参加者には、PCを持参いただき、実際にChatGPTを操作しながら学びました。

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1. チェックイン: 参加者の皆様と簡単な自己紹介を行いました。

2. チャットGPTの概要を学ぼう:
 ChatGPTの基本的な仕組みや特徴など、無料版と有料版(Plus、Team)の特徴についても学びました。
danger注意点としては、個人情報も記憶してしまうということ。特に無料プランを使用する場合は要注意!!
dangerChatGPTは少しおっちょこちょいなので、正しい情報の中に、誤った情報もあります。
 出てきたものが正確というわけではないので必ずチェックしましょう。

3. チャットGPTで情報を調べてみよう:
 資料を基に、実際にChatGPTを使って、情報検索を行ってみました。
 まずは簡単に『NPOについて、教えて』と入力。
 次はもう少し具体的に、「30代の子育て世代のママさんに支援活動を行うNPO法人が情報発信をするために、おすすめのSNSを教えて」など入力して調べてみました。
 入力した内容に対して、どこからの情報なのか参考にしたURLを表示することも可能です。

4. チャットGPTで文章を作成しよう:
 作成したい文章のテーマをもとに、ChatGPTを使って文章生成に挑戦しました。
 実際の活用方法として、報告書やプレゼン資料の作成に役立つテクニックを学びました。
 ChatGPTの予想外の回答に笑いが起きることも。
 そんな時は、『そうじゃなくて、こうだよ!』とChatGPTに教えてあげてくださいhappy01
 
 ChatGPTには要約や修正の機能もあります。
 『(今ある文章の)どこが上手くできてないですか』『修正箇所を太字にして(または別にまとめて)ください』などと検索することができます。
 接続詞や文章を考えるのが大変、、、という場合は、
 要素を箇条書きにして、『これをまとめて文章にして!』とお願いしてみましょう。

5. チャットGPTで画像を生成しよう:
 最後に、画像生成機能を使い、オリジナルのビジュアルコンテンツを作成しました。それぞれの発想を具現化する楽しさを体感しました。

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happy01 参加者の声 happy01
 セミナーの終了後、参加者からは「ChatGPTの使い方が具体的に学べた」、「文書の校正・要約等を使用してみて、AIのすごさを実感した」といった意見が聞かれました。

club 終わりに club
 人手や時間が不足しがちなNPO活動。NPOの可能性を広げるためには、新しい技術やツールを取り入れることが重要です。
 検索をするための問いかけが、最初は難しく感じるかもしれませんが、インターネットの検索が難しかった様に、使っていくうちにだんだんと理解できるようになる。と講師の小高さんはおっしゃっていました。
 運営の負担軽減を目指し、活動にちょっとの便利さをプラスしてみましょう!
 今回のセミナーを通じて、ChatGPTを生活や業務に活かすヒントを得られたら嬉しく思います。これからも、様々な形でNPO活動を支援していく施策を計画してまいります。

次回のセミナーもぜひご期待ください。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

☝このように、ChatGPT初心者のサロンスタッフがChatGPTを使ってブログを作成してみましたhappy01diamond

2025年1月21日 (火)

活動に、ちょっとの便利さをプラス! Chat GPT活用術セミナー開催します!

いつもNPO・ボランティアサロンぐんまのブログを見ていただき、ありがとうございます。

2月に開催する、セミナーをご紹介します!

budセミナーの内容
人手や時間が不足しがちなNPO活動。
そんな悩みを解決する手助けになるのが、話題のChat GPTです。
今回の講座では、あいさつ文、キャッチコピー、イベントタイトルの作成、文章校正などの基本的なテクニックを学べます。
業務を効率化するためのAI活用方法を実践的に学び、団体運営の負担軽減を目指します。

clover詳細
日付:2025年2月22日(土)
時間:10時00分~12時00分
場所:群馬県庁昭和庁舎2階 21会議室
   前橋市大手町1-1-1
講師:小高広大 さん (NPO法人Next Generation代表)
対象:NPO・市民活動団体、市民活動支援センタースタッフなど
danger中級レベル程度のPCスキルがあり、基礎的な操作(Word,Excelなど)に慣れている方
dangerご自身のPC(Wi-Fiでインターネットにつながるもの)をお持ちください。
 (スマホは不可)

 なおPCの貸出しはできませんのでご了承ください。
定員:15名〈抽選〉
参加費:無料

cloverお申込み
申込み締切:2025年2月22日(日) 締切りました ありがとうございました
※受講可否は2月12日(水)頃にメールにてお知らせします。
申込み方法:画像のQRコード、または下記URLよりお申込みください!
https://forms.gle/34SGayK9cc8ZJUCCA

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