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NPO・ボランティアサロンぐんま

  • 〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1 県庁昭和庁舎1階 TEL:027-243-5118 FAX:027-210-6217

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  • ボランティア募集・ボランティア活動希望・NPO相談・イベント情報などサロンの日常をお伝えしていきます。 群馬NPO協議会は群馬県よりNPO・ボランティアサロンぐんまの運営を委託されています。

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2024年9月 6日 (金)

「よりきど暮しの会」訪問~能登半島被災地支援、炊き出しボランティアについて

 今年1月に発生した能登半島の震災をめぐる報道で、大泉町を拠点に活動しているNPO
法人「よりきど暮しの会」が3月に炊き出しのボランティアに行ったという情報があり、
話を聞きに行きました。8月19日、大泉町の寄木戸南公民館で、理事長の月橋さん含め
7人のメンバーに話を聞きました。

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budまず、「よりきど暮しの会」について

 「よりきど暮しの会」は、月橋さんを中心に、元気の残っているパワーシニアが、
ご近所の手も借りながら地域で 暮らすために活動している団体で、2016年に体操教室から
始まり、買い物支援や子ども食堂など、地域で必要とされる活動を行ってきました。
 コロナ禍においては、活動を縮小する団体が多かった中で、コロナ禍だからこそ様々な
活動が必要とされていると考え、より活動が活発になったそうです。
 さらに、外国人が多い大泉町で多文化共生や環境保全などの活動にも取り組んでいます。

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↑「よりきど暮しの会」紹介資料より

 

bud能登半島地震支援 炊き出しボランティアについて  

 今年1月の能登半島地震発生後、2月に穴水町で炊き出しボランティアの要請が始まった
のを受け、3月5日の昼に、よりきど暮しの会のメンバー7名が、穴水町でおっきりこみ
うどんの炊き出しを行いました。

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・なぜ穴水町に向かったのか

 炊き出しに行ったメンバーの中に、2011年の東日本大震災の時に現地にボランティアに
行った経験者がいて、今回の能登半島の震災後も報道を見て「地元群馬は安全だからこそ、
自分たちに何かできるのでは」との思いでボランティアに行く先を探していたところ、
穴水町がまず受入れを始めていたので、2月7日にさっそくエントリーしました。

・炊き出しまでの準備

 そこから1か月足らずで、炊き出しに必要な食材、鍋、器、車両などを、日頃から協力
関係がある企業や団体、行政、社協、福祉事業所などの協力を得て調達しました。
 おっきりこみの野菜はJAから、味噌はハナマルキ大泉工場から、炊き出しに向かう車両
(ハイエース)は地元福祉事業所から、というように今まで子ども食堂を6年やってきた
ノウハウ、ネットワークが存分に発揮されました。他にも行政や社協、地元自治会や団体
からも、物資だけでなく様々な情報提供、寄附があり、各方面からの応援があったと
いいます。

 また、炊き出しだけではなく、応援の気持ちを届けたいという思いで、協力してくれた
企業や団体、町長からもメッセージを寄せ書きをしてもらいました。

 2月25日には、実際に公民館から借りた災害用鍋を使って、炊き出し予行演習を
行いました。穴水町からは、炊き出しを受入れるにあたって、水やガス、テントなど
を全て自前で用意することが条件となっていました。全ての食材、資材、燃料、水など
を1台のハイエースに載せるため月橋さんが描いたという図面を見せて頂き、
用意周到で当日に臨んだということがわかりました。

・いよいよ炊き出しへ

 出発の前日3月3日、車両(ハイエース)を借用、資材、燃料などを積み込み、出発当日
3月4日の午前中に材料をカットし、積み込み、10人乗りのハイエースにボランティア7人と
材料、資材など満載の状態で13時に出発しました。
 他にもボランティアに参加したいとういうメンバーがいましたが、車に乗れる人数が
限られていたため、震災ボランティア経験者、能登までの運転要員、子ども食堂で腕を
ふるってきた調理担当など、7人のメンバーが厳選されました。

 北陸に向かう途中で雪になり、21時頃、富山県氷見市に到着、この日は民宿に宿泊し、
翌3月5日、7時に宿を出発しました。被災地に向かうにつれ、道路のひび割れ、倒壊した
家屋が目立つようになったそうです。9時に炊き出し会場である「穴水町さわやか交流館
プルート」に到着、炊き出しの準備を始めました。

 準備が整い、炊き出しを始める前にまず温かいコーヒーを振舞い、被災地の方々にも
ほっと一息ついてもらいました。11時50分に炊き出しを始め、12時半にはおっきりこみ
うどん250食を配り終わりました。その間、地元高校から、名産品であるシイタケの
差し入れがありました。

 その後穴水町役場にて寄せ書きを引き渡した後帰途につき、大泉町に到着したのは
夜中の1時頃。そこでいったん解散し、翌朝3月6日、片付け、車を返却し、無事任務完了
となりました。

・炊き出しその後

 3月12日には、協力頂いた各方面へお礼を兼ねて報告を送りました。

 炊き出しに行った約1か月後の報道で、穴水町の様子がテレビに映った際に、よりきど
暮しの会の寄せ書きが背景に映り、思いが届いたと感じたといいます。

 よりきど暮しの会が穴水に行ったのは1回だけですが、東日本大震災の時にも現地に
ボランティアで行ったメンバーの「東日本大震災の時は、津波の被害が甚大で津波が全てを
流してしまった。今回は、倒壊した家屋の片付けがなかなか進まず、また過疎地での被害が
大きいということで復興までさらに時間がかかることが予想される。」という言葉を重たく
受け止め、支援の手を止めないことが重要だと感じました。

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movie炊き出しの様子をまとめた動画movie
「穴水町炊き出し記録とその後」
https://youtu.be/vpuo1JiqiRQ

budまとめ

 よりきど暮しの会が今回のようにすぐ行動に移せたのは、東日本大震災での経験や、
子ども食堂などで培ったスキル、ネットワークの蓄積があったからこそですが、今回の
活動のノウハウ(ボランティアのエントリー、当日までの準備、計画、実施)が県内の
他の団体、NPOにも共有、提供できれば、様々な団体、NPOが災害の支援に向かう流れが
活発になるのではないかと感じました。      
 また今回の話を聞いて改めて、日本全国どこでも被災地になり得る、誰にとっても他人事
ではないため、いざという時の水・電気の確保など、普段からの備えが必要であると同時
に、非常時に支援、協力し合う関係を通常時から築いておく必要性を感じました。

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「NPO法人 よりきど暮しの会」
邑楽郡大泉町寄木戸1314-11
https://yorikidokurashi.jimdofree.com/

2024年3月12日 (火)

第13回 高崎市NPO・ボランティアフェスティバルを見学しました

2024年2月17日(土) 高崎市市民活動センターソシアスにて開催の
第13回 NPO・ボランティアフェスティバルを見学いたしました。

高崎市で活動しているボランティア団体とNPO法人33団体による
パネル展示や楽しい体験コーナー、ステージ発表が行われました。

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団体ごとに工夫を凝らした企画で大変盛況でした。
市内の大学による合同ブースは、子ども向けの楽しいゲームコーナーで賑わっていました。 

楽しく会場を回るシールラリーが行われ、会場の隅々までブースめぐりができるよう工夫されていました。

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市民公益活動促進センターの担当の方にお話しをうかがったところ、
これまでとは違う取り組みとして、今回のチラシは大学生がデザインし、
回収型のボランティア活動企画として、ペットボトルキャップ・ベルマーク・コンタクトレンズ空ケースの回収を行いました。(協力:高崎商科大学・高崎健康福祉大学)

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イベントは、限られた予算と時間で行う必要があり、頭を悩ますところですが、
このイベントは、NPO・ボランティアフェスティバル実行委員会が主催であり、
参加団体の皆さんが協力して運営しています。

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さまざまなところに工夫が見られ、大変参考になりました。

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市民公益活動促進センター
住所:高崎市足門町1669番地2 市民活動センターソシアス内
https://www.city.takasaki.gunma.jp/page/3993.html
高崎市のボランティア・NPOの活動支援を行っています。

  

2024年2月24日 (土)

NPO法人Change of Perspective

全国でも珍しい校則データベース

NPO法人Change of Perspectiveは2023年4月に設立し、教育に関する情報発信を主に行っています。代表理事の神谷航平さんは現在高校3年生で来春から大学生です。

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club法人設立のきっかけ

神谷さんは中学生時代、校則を変更しようという運動をしていました。

これまでも先輩達が変えたいと学校側に訴えてきましたが、気持ちだけでは伝わらなかったので

他校との校則比較をし、仲間や生徒指導の先生を巻き込んで運動を展開しました。

その後、高校進学とともに全国の校則を集めデータベース化。

学校のある市町村に情報開示請求を出し、取得した全国の校則データをHP上で検索できるページを開設しました。

多くの人が高校入学前にこのサイトで校則を事前に調べ、必要な情報を取得することが可能になりました。

また、非営利団体に特化した寄付プラットフォームSyncableにもサイトを開設しています。

情報開示請求にも費用かかるので、X(旧Twitter)上で募集をして寄付が集まり始め、それから公開した情報を見て寄付してくれる人が出るという循環が生まれ始めています。

法人のメンバーは全国にいてSNS上で連携し、HPのデータベース更新に関わっています。

club現在の活動

神谷さんは群馬県で高校生が県知事の相談役となって政策提言をするリバースメンター10人のうちの一人に選定され、教育の可能性について提言を行っています。

校則サイトは全国でも珍しい試みとして次第にメディアからの注目を集めるようになり、神谷さんは2年間で40~50件の取材を受けました。

こうして次第に活動が知られるようになり、ついに2023年8月にはビジネス誌「フォーブスジャパン」が世界の変革に寄与する若者を発掘するアワード Forbes JAPAN 30 UNDER 30(日本発「世界を変える30歳未満」)の一人として選ばれました。

受賞の記事が上毛新聞に掲載されたこともあり、活動についてより多くの人に知ってもらうきっかけとなったと神谷さんは語っています。

club今後の展望

 校則以外にも各学校のデータを集め、公開できるようなデータベースを作りたい

 各校の校則とその実態との齟齬について知ることができる情報を掲載する

 企業への働きかけ 化粧品会社が行っている髪型校則について考えるキャンペーンや、校則に関連した化粧品の商品開発に対する提案、情報提供など

club2023年4月に施行されたこども基本法について(すべての自治体で子どもの声を聞くことが義務付けられる)

 「やみくもに子どもの意見をただ取り入れるだけではなく、大人という壁に当たり双方が意見をすり合わせた上で乗り越えていけたら。」

校則は大人が学校、地域の中で子どもを管理する意図もある、と神谷さんは語ります。一方で10代の若者は学校の主体であり、もっと快適に学校、校外生活を送りたいと願っています。

変えられるところ、変えられないところは両方あるので、その中でいかに両者が意見交換し、歩み寄ることができるか。その過程が大切なのです。

今後、若者が主体となって各地で校則を変える運動が起こる時に、校則データベースが多くの人に勇気と可能性を与えてくれることを祈ります。

今後の更なる活躍が期待されます!

clubリンクなど

 NPO法人Change of Perspective法人サイト

 https://www.npocop.org/

 https://syncable.biz/associate/kousokuorg

 群馬県リバースメンタープログラム

 https://www.shoukasonjuku.com/hss-reversementer-gunma

 Forbes JAPAN 30 UNDER 30(日本発「世界を変える30歳未満」

 https://forbesjapan.com/feat/30under30/2023/honorees/?cat=ass

 上毛新聞掲載記事 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/348145

 

 

 

2023年12月26日 (火)

「あめんぼroom」に行ってきました

◆まず、「こ・ふぁん」について

 群馬県ではすべての人たちが自由に表現できる社会を目指す中で、令和5年4月に「群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)」が開設されました。

「こ・ふぁん」は、「NPO法人工房あかね」「NPO法人あめんぼ」「(一社)あったらいいなをカタチに」の3つの団体が協力して運営しています。

9月に群馬県庁32階にあるYAMATOYA COFFEEで開催された、イベント「アーツアンドカフェ」にお邪魔して、群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)株式会社大和屋群馬県障害政策課の方々から、お話を伺う機会をいただきました。

その際の記事はこちら→【県庁32階YAMATOYA COFFEE32にて「アーツアンドカフェ」展 】

今回は「こ・ふぁん」を運営している団体の一つであるNPO法人あめんぼが桐生市内にオープンした「あめんぼroom」を訪問し、製品(作品)がたくさん展示されている中で、あめんぼの吉田さんにお話しを伺いました。

 

◆「あめんぼroom」について

 NPO法人あめんぼが、「ベーカリーカフェ・レンガ」別棟2階に設けた拠点で、あめんぼ作家と家族が地域の人たちと生み出したカタチを提案・提供する発信の場となっています。月1回のオープン日には、ここを目指してきた人、ふらりと立ち寄った人たちでにぎわうそうです。
(※毎月第1土曜日オープン。その他の日は事前予約制です。)

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 伝統的な建物を活用したカフェや店舗が多い桐生の町の中でも人気のベーカリーカフェ「レンガ」の2階に上がると、たくさんの製品(作品)が展示されていました。大胆な柄のバッグやTシャツ、アクセサリー等、オリジナリティあふれる製品の数々は、どれもあめんぼ作家の作品と、地元のアーティストや職人たちとのコラボレーションによって生み出されたものです。例えば「桐生手ぬぐい」は「あめんぼ」の作家の作品をモチーフに伝統的な製法「捺染」で作られています。地元の産業、伝統的な工法技術との出会いがここにしかない製品を生み出しています。

 吉田さんによると、農業県である群馬において、桐生は古くから手工業(織物)、商人の町であったこと、戦争でも空襲を免れたことなどから、古い町並みや伝統を守りつつ、新しいものを取り入れる文化的な土壌、背景があり、あめんぼが地域に根差した活動がしやすいのではないかということです。この「レンガ」の2階も、「レンガ」のオーナーがあめんぼの活動に共感して貸してくれたという経緯があるそうです。

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◆障害者芸術支援活動「NPO法人あめんぼ」について

 2013年に、あめんぼの作家の一人であるりんたろうさんと、桐生を拠点に活躍するデザイナー、金子義弘氏とのコラボレーションで震災復興チャリティTシャツを初めて製品化し、売り上げから寄付を贈ったことを機に、活動をスタート。

 2015年に桐生の「伊藤屋珈琲ファクトリー」で展覧会を開催するなどの活動を重ね、2021年に「NPO法人あめんぼ」を設立。現在、あめんぼの作家は12人、普段はそれぞれ特別支援学校や就労支援施設等に通いながら、定期的に集まって創作活動を行っています。住んでいる場所、年齢等は様々で、同じ思いを共有したメンバー(作家とその家族)が自然に集まったということです。

 活動を始めたことで、作家の家族、特にお母さんたちが元気になった、明るくなったという変化があったようです。普段、障害をもつ当事者の家族たちは、周りに謝ってばかりいたり、肩身の狭い思いをすることが多いという現状の中で、この活動を通して、本人が変わり、家族が変わり、まわりが変わっていくのを目の当たりにするといいます。吉田さんは「まずは半径5mを変えたい、そこからだんだん広げていく」と仰っていました。この活動を通して生まれた小さな変化がだんだん大きな変化となって、社会全体に広がっていくために、活動を応援したいと思いました。

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◆障害者×アート

 このようにあめんぼは、いろいろな協力者を巻き込みながら地元のアーティスト、企業、行政と連携して新しい活動、魅力的な製品づくりを進めています。吉田さんによると、普段障害者と呼ばれる作家一人ひとりのことを知ってもらう方法として、彼らの行為や表現をアートとして発信することが有効だと考え、一つひとつカタチにしてきた結果だと言います。

 障害者や様々なマイノリティを支える活動は、いずれ私たち一人ひとりに還ってくる活動だと吉田さんは言います。一人ひとりが創造性を発揮し、自由で幸せに暮らすために、これからもアートという手段を使って様々な活動に取り組んでいくという意欲がうかがえました。

◆行政・団体・企業との連携

 あめんぼでは、地元の企業等とも積極的に連携して活動しています。

 群馬県トラック協会で、交通安全や環境対策をモチーフに制作しているデザイントラックにも、あめんぼ作家の絵が起用されました。桐生の老舗運送会社である東群運送のトラックにりんたろうさんの絵が採用され、交通安全の標語とともに、たくさんの笑顔とそれを見守るモアイのイラストのデザイントラックが街を走りました。

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またこのデザイントラックを機に、交通安全のポスターにも、あめんぼ作家の絵が採用されたそうです。

◆こ・ふぁんとして

 吉田さんは、こ・ふぁんとしての活動を広げるためにも県内各所に出向き協力を求めていますが、障害者のアート(芸術)活動に対する反応は、地域によって様々だといいます。

まずは、受け入れられやすいかたちで、誰でも気軽に参加できる「ペイントワークショップ」「ドラムサークル」などのイベントを開催しています。「アートとは」と頭で考えるのではなく、まずやってみよう、感じてみようということで、障がいのある人もない人もみんな一緒に楽しめるイベントです。

Photo_4今後もペイントワークショップやドラムサークルのイベントが県内各所で開催されますので、ぜひ多くの人に参加してもらい、一人でも多くの人にこの活動が広がり、障害者のアート(芸術)活動への理解が進んでいってほしいと思います。

 

 ◆最後に、協働の難しさ

 吉田さんは、様々な人の協力を得ながら、また企業や行政、ほかの団体と連携して活動している中で、難しさを感じる場面もあると言います。

県の委託で運営している「こ・ふぁん」については、行政から事業や作品を評価する指標を求められ、戸惑うこともあると言います。また、県内の障害者就労支援施設等では、創作活動に理解を示しても、作品、製品を販売する際の対価に対する考え方に差があることが多いようです。

 それぞれ異なった立場、背景、価値観をもつ相手と一緒に活動を進めるためには、お互いの違いを理解した上で共通理解を見出し、地域性等も見極めながら、少しずつ歩み寄り、一つずつ丁寧に進めていく必要があります。そのためには大変な時間・労力がかかることが想像されます。

 先日話をうかがった「工房あかね」もそのような苦労を重ねて今があるというお話でした。あめんぼもその後を追いながら、同じ目標を掲げて一緒に活動を発展させていくことで、県内のアート活動が活発になり、障がい者に限らず私たち一人ひとりが尊重され、創造性を発揮できる豊かな社会につながっていくはずです。

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NPO法人あめんぼ
所在地:群馬県桐生市新宿3-6-25
H P : www.kiryu-amenbo.jpn.org

★あめんぼroom★
桐生市東久方1-1-55 ベーカリーカフェレンガ別棟2階
(※毎月第1土曜日オープン。その他の日は事前予約制)

群馬県障害者芸術文化活動支援センター(愛称:「こ・ふぁん」)
群馬県では、障がいをもつ人たちの芸術文化活動の普及を支援するため、今年度「群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)」を設置し、「ネットワークの構築」「相談支援」「人材育成」などに取り組んでいます。

「NPO法人工房あかね」が事務局となり、「NPO法人あめんぼ」「一般社団法人あったらいいなをかたちに」と共同でセンターを運営しています。
http://gunma-artsupport.com/

 

 

2023年11月24日 (金)

【取材】「表現行為や芸術支援を福祉の軸に」NPO法人工房あかねさん

「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が平成30年6月13日に公布、施行されたことから、現在43都府県44ヶ所に支援センター、7つのブロックに広域センターが設置されています。

群馬県は、令和5年4月に「群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)」が開設されました。「こ・ふぁん」は、「NPO法人工房あかね」「NPO法人あめんぼ」「(一社)あったらいいなをカタチに」の3つの団体が協力して運営しています。

9月に群馬県庁32階にあるYAMATOYA COFFEEで開催された、イベント「アーツアンドカフェ」にお邪魔して、馬県障害者芸術文化活動支援センター(愛称:こ・ふぁん)株式会社大和屋さん、群馬県障害政策課の方々から、お話を伺う機会をいただきました。

その際の記事はこちら→【県庁32階YAMATOYA COFFEE32にて「アーツアンドカフェ」展 】

今回は「こ・ふぁん」の事務局を担っている「NPO法人工房あかね」さんと、工房あかねさんの運営するアトリエ「ART・ON(アート・オン)」を訪問。実際に表現活動を行っているところを見学させていただき、代表の小柏さんと朝岡さんからお話を伺いました。

「アート・オン」は、オープンアトリエスタイルの生活介護・就労継続支援B型の事業所で、表現活動支援を得意とする障がいをもつ人たちが通っています。対象は、18歳以上の知的・精神・身体障害のいずれかに該当する方が利用できます。

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▲エレベーターを降りると、さまざまな作品たちが出迎えてくれます。

中に入ると右側の大きな部屋では、色鉛筆で絵を描く人、PCに向かって絵を描く人、ゆびあみで編み物をしている人、ハサミで紙を切っている人など、それぞれが制作活動を行なっていました。

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伺った日は10月末だったことから、ハロウィンにちなんだイラストやお面がいくつも出来上がっていました。

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▼ちょうど目に入った大きな猿の絵。作者さんがいらっしゃったので、記念撮影に応じてくださいました。

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最近は、障がいをもつ人たちのアート作品や制作活動に対して「空気感が違ってきた」、「絵を観る側も変わってきた」と小柏さんは感じるそうです。

これまでは障がいをもつ人たちの芸術作品の展示会などに来場するのは、福祉関係の人がほとんどでしたが、県庁32階で開催された「アーツアンドカフェ」のように、一般の方の目にも触れる場所での展示会も増えてきているそうです。

障がいをもつ人たちのアートや活動が認められるようになったことを喜ばしく感じる反面、「アーティスト」や「アート作品」だけが独り歩きをすることや、知的財産権などの懸念もあります。

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「表現行為や芸術支援を福祉の軸」として、「当事者である、一人一人の作家、アーティストの幸せにつながっていくことが大切だと、小柏さん、朝岡さんはおっしゃいます。そのためにもセンターが果たす役割は大事だと考えます。

群馬県障害者芸術文化活動支援センターが発足して半年。まだまだ手探り状態であり、試行錯誤が続いているそうですが、行政や企業、地域とも協力し合いながら、「すべての人が自由に表現できる社会に向けて」事業が発展していってほしいと思いました。

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★工房あかねさんでは、画材や工作道具などの寄付も募っています。さまざまな材料や道具があることで、より豊かな表現活動につながります。これ使えるかも!と思う物がありましたら、下記のホームページから工房あかねさんにお問い合わせください。

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  • NPO法人工房あかね

所在地:〒370-0813 群馬県高崎市本町10-1イチカワビル4階

ホームページ:http://arton-akane.com/index.html

  • 群馬県障害者芸術文化活動支援センター(愛称:「こ・ふぁん」)

 群馬県では、障がいをもつ人たちの芸術文化活動の普及を支援するため、今年度「群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)」を設置し、「ネットワークの構築」「相談支援」「人材育成」などに取り組んでいます。

 「NPO法人工房あかね」が事務局となり、「NPO法人あめんぼ」「一般社団法人あったらいいなをかたちに」と共同でセンターを運営しています。

 http://gunma-artsupport.com/

2023年7月 3日 (月)

5/26 中央ろうきん助成制度“カナエルチカラ”2023 助成金贈呈式

5月26日(金)に、東京の中央同労金庫本店ビルで開催された、助成金贈呈式に出席しました。

今年度、助成を受けたのは、助成1年目が14団体、2年目の団体が8団体、3年目の団体が4団体、計26団体、助成金額は総額1,488万円ということです。

群馬県からは、1年目の団体として「特定非営利団体ソンリッサ」さん、「特定非営利活動団体いこい」さん、3年目の団体は、「NPO法人居場所づくりサポートsamiiitos」さんの3団体の助成が決まりました。おめでとうございます。

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 贈呈式には、1都7県(茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、群馬県)から、協力団体および助成団体の出席があり、群馬県からは、「NPO法人居場所づくりサポートsamiiitos」さんが出席されていました。ちなみに群馬NPO協議会は、協力団体の一つになります。

 あいさつやゲストの紹介のあと、記念品贈呈と、助成団体から一言ずつのコメントと写真撮影が行われました。その後、ろうきんの担当者の方から、助成事業の進め方の説明が続きました。

 助成3年目の「NPO法人居場所づくりサポートsamiitos」さんは、高崎駅の近くで、児童養護施設や生活困窮家庭の子ども向けに、子ども食堂、学習支援、居場所づくりの活動を行っています。

 "カナエルチカラ"の助成金は、学習支援活動で活用。学習支援はマンツーマンで行ってきたそうですが、コロナ禍でオンラインでの学習支援にも活動の幅を広げたところ、昨年は1000回以上の支援実績になったそうです。

 支援の実績があがると、ボランティアの学生と支援対象の子どもたちとのスケジュール管理をスムーズに行う必要があるため、マッチングアプリを作ったそうです。今後は、このマッチングアプリを各種支援にも活用し、5年後ぐらいに成功させたいと考えていらっしゃるそうです。

Img_1679★NPO法人居場所づくりサポートsamiitos理事長の今田裕子さん

また、2022年の助成団体のうち、2団体から活動報告が行われ、群馬県の団体「群馬の医療と言語・文化を考える会」さんが活動報告を行いました。

 特定非営利活動法人「群馬の医療と言語・文化を考える会」さんは、県内で医療通訳活動を行ってきた団体です。残念ながら、医療通訳制度の将来展望が見えない、このまま続けても制度の充実につながらないということで、起業や団体なども対象にした多言語支援活動に軸足を変えたそうです。

 活動内容の転換にあたって"カナエルチカラ"の助成制度が「継続する力を与えてくれた」とのこと。今後は、外国人を雇用する企業や団体向けの通訳・翻訳サービスや相談対応など、これまでに培ってきたネットワークと多言語人材を活かし幅広いサポート活動を続けていくそうです。

Img_1687★特定非営利活動法人 群馬の医療と言語・文化を考える会 理事長の山口和美さん

 この"カナエルチカラ"の助成制度は2020年から始まりましたが、ちょうどコロナ禍とも重なっていたこともあり、今回初めて対面での贈呈式が開催されました。会場内では、限られた時間の中、それぞれの団体さんが積極的に、名刺交換や意見交換を行う姿が見られました。他の都県の方々とお会いできる貴重な機会となりました。

次回の公募は2023年秋頃とのこと。またこちらのブログでも案内する予定です。

“カナエルチカラ”助成制度についての詳細は、こちらから https://chuo.rokin.com/aboutus/csr/subsidy/

2023年6月 7日 (水)

「あんなかスマイルパーク」に立ち寄りました

先日、群馬県西毛地区の支援センターやNPO法人を訪問した帰り道、
(その日の様子は、こちらから→NPO法人Annakaひだまりマルシェ

安中市が設置し「NPO法人あんなか元気づくり応援団」(2023年度より指定管理者)による施設管理・運営されている「あんなかスマイルパーク」に立ち寄りました。

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「あんなかスマイルパーク」は、国道18号線から旧中山道に入るとあります。
子育て支援の推進や多世代交流の場として、2021年4月にオープンしました。 

広い駐車場も完備され、公園としての遊具広場、芝生コーナー、ウォーキングスペース等が配置されています。

この日はあいにくの雨でしたが、気持ち良く過ごせそうな広々とした公園です。

  

こちらでは、公園だけでなくす「スマイル棟」として屋内施設が充実しています。

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小さな子どもが安心して遊べるスペース、絵本コーナーが設置され、乳幼児から利用可能です。

多目的室や研修室、キッチンスペースがあり、イベントなどの利用も可能な貸し館業務もされていました。

「地域のさまざまな人の連携と協働による子育ち・子育て支援」「多世代交流による学び合い」の事業を展開し、地域社会の活性化と地域福祉の向上を目指し運営されているそうです。

この日は、時間の都合で立ち寄るだけとなりましたが、次の機会に詳しいお話をうかがいたいと思いました。

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あんなかスマイルパーク

所在地:〒379-0133 群馬県安中市原市1990-1
ホームページ:https://annaka-smilepark.net/

 

2023年6月 3日 (土)

「NPO法人 Annakaひだまりマルシェ」を訪問しました

私たちNPO・ボランティアサロンぐんまのコーディネーターは、
2023年5月22日に、安中市の「NPO法人Annakaひだまりマルシェ」を訪問いたしました。

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この日は、代表である神戸るみさんが出迎えてくれました。
2011年から活動をスタートし、2013年にNPO法人化しました。

特に子どもや女性に寄り添う活動を中心に、
社会課題解決や社会をよりよくすることを目的に活動している団体です。

訪問した先は国道18号線を長野方面に進み、松井田の信号を入りしばらく進んだところにあります。
元はスーパーだった店舗を改装し、誰もが集えるカフェスペースになっています。

寄付制の「みんなのカフェ」でランチやお弁当の運営もされています。
スペースの貸し出しもされていて、この日も利用があったそうです。

店内は素敵にデザインされていて、いただいたパンフレットもとてもおしゃれでした。
なんと! 運営メンバーにはデザイン担当の方が在籍しており、外部からの注文も受け付けているそうです。

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また、カフェ以外にも子どもの健康に関する事業として、パルシステム群馬さんとの協働事業や、不安を抱える女性への寄り添い相談事業、ファミリーサポートセンター事業、ホームスタート、子育てサポーター養成講座など、多岐にわたり活動しています。

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団体名にある「ひだまり」のように、心が温かくなるような素敵な出会いでした。
ありがとうございました。

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NPO法人 Annakaひだまりマルシェ

所在地:〒379-022 群馬県安中市松井田町松井田564番地
ホームページ:https://www.annaka-hidamari.com/

営業時間:
月・火・木・金:9時~17時
土:9時~15時

2023年3月30日 (木)

NPO法人あいず 地域に子どもの遊び場を

budあいず活動紹介

NPO法人あいずは館林を拠点に活動しています。

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「遊びは様々なもののはじまり、世代をつなぐもの」 代表 牧田康平さん

代表の牧田康平さんは大学時代東日本大震災のボランティア活動を経験し、その中で子どもたちの遊び環境に着目するようになりました。

館林市児童センターに勤務する間に冒険遊び場(プレーパーク)と出会います。

プレーパークとは、子どもが主体となって遊びを作る遊び場です。

牧田さんはプレーパークで自由にのびのびと遊びを楽しむ子どもたちの姿に感動し、地元館林に遊び場を作ることを決意します。

仲間と任意団体を立ち上げた後、2022年に法人化しました。

bud主な事業

移動式遊び場 市内の公園などへ遊びの道具を車に積み、遊び場を提供

 (施設、イベントなどにも出張)

 毎月第2日曜、10時~15時 四季の広場にて開催

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・遊びのフリースペース「もしかめ堂」の運営

子どもたちが歩いて行ける距離に、自由に遊ぶことができる遊び場を開催。

駄菓子も販売している。

つくる、たべる、買う、昔遊び、本を読むなど好きなことをしてのびのびと過ごすことができます。

遊びを通じて大人と子ども、地域の人々が触れ合うことのできる場です。

毎週火曜、木曜、毎月第1日曜 14:00~17:00時開催

Dsc_0691堀工町にある法人の事務所を開放しています

Dsc_0696過ごし方に関するルールが書かれています

Dsc_0690コマ、けん玉など伝承遊びの技を磨くコーナー

Dsc_0703火曜は七輪遊びができる日。工夫を重ねて着火するのを待ちます

Dsc_0709火がついたら、駄菓子を炙って食べますhappy01

Dsc_0693_2懐かしの駄菓子コーナー

Dsc_0706どれにしようかな…

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・茂林寺川の清掃

 もしかめ堂に通ってくる子どもたちの通学途中にあるのが茂林寺川ですが、ごみのポイ捨て等でかなり汚れてしまっています。現在は代表の牧田さんが月1回清掃活動を行っていますが、ゆくゆくは市、地域の人々、近くの小学校に通う子どもたちと協力し、地域ぐるみできれいにしていきたいと思っています。

 毎月第1水曜日午前10時~正午

Dsc_0712日本遺産に認定されている茂林寺沼(里沼)沼の水が茂林寺川へ流れ込んでいる

bud今後の展望

・遊びのフリースペースを市内の各学校区に1つ設置する

・竹の活用

 子どもの遊びに竹細工を取り入れる他

 竹炭を河川など環境改良の素材として活用する。市との連携

・ホタルの里の復活

 かつて茂林寺川沿いの湿原に、小学校から配布されたホタルの幼虫を各家庭で育てて返す試みが行われていた。現在水質悪化のため全滅。学校、地域の人々と協力して、ホタルの里を復活させ、子どもたちが地域資源に自信を持てるようにしたい。

budNPO法人あいずについて

http://i-eye-love-s.com/index.html

shineもしかめ堂で子どもたちの遊びや工作などの見守りをしてくれる方を募集中です。

NPO法人地域価値プラス

bud地域価値プラス 活動紹介

 NPO法人地域価値プラスは渋川・伊香保地域を主な拠点に活動しています。

 代表の関 靖さんは伊香保温泉近くで生まれ育ちました。

 旧伊香保町職員として石段街の再開発コンサルタントに携わり、退職後観光事業の企業や

 伊香保温泉の旅館に勤務した後、伊香保地域の活性化を図るために域づくり団体「地域価値プラス」を設立し、2022年に法人化しました。

Photo代表 関 靖さん

「行政でもなく、企業でもできないことがNPOにはできるはず。NPOとして地域との新たなつながり、マッチング、場をつくっていくことで地域を活性化したい」

bud主な事業

 ・伊香保温泉の歴史に関する講演会、イベントの開催

129095石段砦と温泉の歴史シンポジウム&パネル展 

2022.10.14 伊香保ロープウェイ山麓駅にて

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 ・市町村史年表の出版

Photo_8伊香保史年表     渋川史年表

 旧伊香保町の「伊香保誌」、旧渋川市の「渋川市誌」などを参考にして作成

・渋川、利根吾妻広域観光パンフレットの作成
 

通常、観光パンフレットは単一の市町村や観光地を対象に作成され、複数の地域に亘るものはあまりないことに着目。観光地を訪れる人々に、より広い地域について知ってもらうため行政と協力して作成を企画しました。

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表面は渋川・利根 裏面には渋川・吾妻地域の観光情報が掲載されています

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特集:渋川・吾妻地域の戦国時代を歩く

・伊香保温泉の店舗支援事業

Dscf0596オープンした伊香保 「喜楽」の様子

 空き店舗を射的居酒屋としてリニューアル。射的を楽しんだりうどんや飲み物の提供もあり、付近を散策する際の休憩場として利用されています。

 また市内の福祉作業所で作られた商品を販売、障碍者の方が射的の受付をするなど

 様々な人や企業とのコラボレーションによる新たな地域の活性化を生み出しています。

bud今後の展望

 ・群馬県の地産地消によるおみやげ品の開発

 ・行政直営施設の活用

  (高齢者、障碍者、主婦など様々な立場の人が関わり、仕事や場所をシェアする)

 ・伊香保夜市の開催(かつて伊香保で行われていた夜市を再現し、婚活イベントにつなげる)

 ・東吾妻地域の歴史年表発行