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NPO・ボランティアサロンぐんま

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2025年7月11日 (金)

【YOUTH VOICE#2】 (前編)高校生だけでNPO法人をつくる

こんにちは!
NPO・ボランティアサロンぐんま(以下サロン)では高校生や大学生など若い世代のコミュニティスペース【Freeco】がこの6月からオープンします!
サロンの相談窓口で出会ってきた若い世代の人たちが、お互いに繋がり合えること。そしてまだ出会っていない県内の多くの若い世代の人たちに、繋がり合えるコミュニティの場を提供できたらいいな!と思っています。

また、群馬県内に暮らす多様な高校生や、大学生の「今」をこのブログと、Instagramで掲載します。若い世代の人たちのリアルな思いや熱中している活動をどうぞご覧ください!


【YOUTH VOICE#2】 

今回は、昨年高校生だけでNPO法人をつくり、不登校の子どもたちの支援を行っている、
現役高校生の橋本さんに話を聞きました。
インタビューは前編後編に分けてお届けします。ぜひ最後までお楽しみください!

(前編)高校生だけでNPO法人をつくる

(後編)自分の経験を活かして、だれかの力になりたい


(前編)高校生だけでNPO法人をつくる

Q:はじめに、「NPO法人あすしるべ」の活動について教えてください。

橋本さん:不登校経験のある高校生(主に通信制高校に在籍する現役高校生)が中心となって立ち上げた団体です。
 自身の体験を活かし、小学生から高校生までの不登校の児童・生徒やその親御さんの相談に応じたり、不登校支援活動を行っている各種団体やフリースクール、通信制高校などの情報提供を行うなどの活動をしています。

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Q:橋本さんたちは、昨年、高校生だけでNPO法人を設立しましたね。そこに至った経緯を教えてください。

橋本さん:私自身、中学生の時に不登校を経験しました。それまで順調に学校生活を送っていたので、不登校になった当初は「普通」のレールからはずれることや、先が見通せない不安でとても苦しかったです。その後、再び中学校に通えるようになり、普通高校へ入学してから通信制高校に転学し、自分自身の経験の中から、同じような境遇の子たちを支援できるのではないかと考え、不登校の子どもたちを支援するNPO法人を立ち上げました。

  群馬県でも、不登校に対するいろいろな支援、相談窓口や、フリースクールなども整備されてきましたが「不登校児による不登校支援」は例がなく、同じ立場だからこそできることがあると思い、支援団体をつくろうと考えました。また、大人の手を借りずに自分たちだけで団体を運営したいという思いがあり、高校生だけでNPO法人を設立しました。

Q:NPO法人設立にあたって苦労した点は?

橋本さん: NPO法人を立ち上げようと考えたとき、あるイベントを通じて知り合った人から、県庁の昭和庁舎にある「NPO・ボランティアサロンぐんま」(以下、サロン)の存在を教えてもらい、初めて訪れました。

NPO法人について何もわからない状態から、そもそもNPO法人とは何か、設立の要件、設立の手続き、書類作成について何から何まで教えてもらいました。
設立後も、法人の運営や活動をする中で、困ったときや悩んだ時は気軽に相談できるし、サロンをミーティングスペースとして使わせてもらい、サロンを利用する他の団体とのつながりもでき、活動が広がりました。

Q:NPO法人を設立し、実際に活動してみて大変なことは?

橋本さん:高校生だけで活動する大変さは日々感じていますが、法人化したことで、社会的信頼が高まり、対等に扱ってもらえるというメリットがあると思います。

NPO法人の運営については、毎年の報告義務など、決められている書類をつくって提出する必要があり様々な手続きで苦労することが多いです。
また、同じ目的をもって集まったメンバーですが、少しずつ方向性が違うところもあるので、実際に活動するにあたってはそれぞれの意見を調整したり、団体として意見をまとめることの大変さを感じたりすることがあります。

Q:活動を始めたことで、ご自身に変化は?

橋本さん:私自身、今通信制高校に在籍していますが、高校に所属しているものの「所属」意識が希薄で、同級生や先輩という関係も築きにくいという課題があります。
法人を立ち上げたことで、所属意識がうまれ、仲間ができたことが大きな変化です。
また法人の代表という肩書がつき、自分自身や団体の役割を周囲から認められたことで、自信や安心感が生まれ、活動を通して社会との接点ができたということが大きいと思います。 

 

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 →代表の橋本くんにとって、また他のメンバーにとっても、自分たちで設立したNPO法人、その活動が心のよりどころとなっていると感じました。今後は、NPO法人あすしるべが支援する子どもたち、家庭にとって、心のよりどころような存在になれるといいのではと思いました。

 次回は、実際の活動の様子をお伝えします。

さて、お話の続き、NPO法人あすしるべの【YOUTH VOICE】後編は来週!お楽しみに!


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