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NPO・ボランティアサロンぐんま

  • 〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1 県庁昭和庁舎1階
  • TEL:027-243-5118
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サロン業務のご案内

  • NPO相談・イベント情報・ボランティア募集・ボランティア活動希望などサロンの日常をお伝えしていきます。
  • 群馬NPO協議会は群馬県よりNPO・ボランティアサロンぐんまの運営を委託されています。

開館時間のご案内

  • 開館時間
  • 平日10:00~17:00
  • 土曜日10:00~17:00
  • 休館日
    日曜日、祝日、お盆期間中(8/13~17)、全館閉館日、年末年始
  • 荒天時(特別警報発令時、大雪等の場合)には休館となる場合があります。

NPO法人会計基準

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2009年11月25日 (水)

元気のでるファーム

元気のでるファームは今年の6月に20代から30代の若者中心に設立されました。桐生梅田地区は中山間地で耕作面積が狭く、小規模農家が多く、現在高齢化のため急速に休耕地が増え続けています。そのような分散している土地3000坪を活用し、有機野菜栽培を行っています。

市場に出回っている野菜の多くは化学肥料、除草剤、殺虫剤、農薬が使われています。自分たちが安心して食べる野菜づくりをしようとこの農場は始まりました。肥料は牛、豚、鶏の糞やくず野菜、落ち葉、枯れ草を発酵させ、天然石灰や炭を混ぜたものです。空気をふくみ、バクテリアやミミズのいる、やわらかな成分のバランスがとれた健全な土づくりができると、除草剤や雑草を抜かなくても野菜に元気があり、作物への被害が抑えられます。過去2年の実績をもとに、有機JASの認証もとりました。この認証は現地調査があり毎年更新されます。

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栽培野菜は生でも食べられるサラダあかり、サラダ菜、リーフレタス、ラディッシュ、ルッコラ、バジルなど葉物中心で、一年中収穫できるように時期をずらしています。地元のレストランや居酒屋、近郊都市や東京世田谷の人達に配達されています。アレルギー症状が重い人が、恐る恐る連絡をとってきて、お客さんになった例もあります。

野菜の虫食いは無農薬の証として認知されてきていますが、少なく抑えたい一方、ネットの資材コストなどの問題もあります。地元桐生の織物業者と県繊維工業試験場が農業用に新たに開発した高性能防虫ネットの通気性、透光性、耐久性、使い勝手を試し、開発に協力しています。地元企業との連携による地域活性と、よりよい製品開発が期待されています。

農場で働く人は、、精神障害者やストレス社会でバランスをくずした人などをボランティアで受け入れています。参加者は人間関係が温かくて安心して働ける環境(職場)ときれいな自然の中で、風や四季を肌で感じ、土に触れながら心のバランスを整えていく「アグリセラピー」を体験し、徐々に効果が現われています。

法人基本情報

2009年11月21日 (土)

協議会助成金団体紹介:水とみどりを守る会

平成21年度NPO協議会助成金団体の「水とみどりを守る会」を取材させていただきましたので紹介させていただきます。

平成21年11月20日(金)代表の黒岩憲司さん(嬬恋村三原)宅を訪ね、活動内容を伺ってまいりました。

黒岩さんは小中学校を中心に教員をされており、専門は理科で生態学と言う事です。教員時代から浅間山を中心とした地球の歴史・地形変動を研究され、合わせて河川の水質調査や水に住む生物の研究もされており、現在はいろんな所から講演を依頼されるなど、88歳とは思えない(表現が悪く申し訳ありません)パワーを発揮されております。奥さまは1歳年下と言う事ですがお二人とも誠に元気です。講演ではご自分で作成された手作りの絵や写真をスライドにして紹介したり、特に頭が下がったのは定期的に流域河川の水質を本格的調査しデータにまとめていらっしゃる所でした。河川の地図もお手製です。そもそもこのNPOを立ち上げたきっかけは、地域の高齢化と今後を憂慮され老人の知識技能を活かした文化活動を啓発し、永年の経験を基に地域に貢献できないものかと考えられた結果と言う事です。今回の助成金申請の対象は、学校や住民からの要望に応え、デジタル紙芝居を作り、これをプロジェクターを使ってスライドショーで見せるべく機器の購入支援です。

ご本人から紹介して良いとお話をいただきましたので紹介させていただきますと、昭和25年に菅平で天然記念物の「トワダカワゲラ」(1931年に青森県十和田湖に注ぐ小渓流で数匹発見され、生きた化石と呼ばれ、原始的な特徴を多く残す昆虫です。)が発見されたと報道がされたところ翌年には居なくなってしまった事から、菅平で発見された報道を聞いて三原地区にも居るのを確認しましたが関係者と相談し最近まで公表はしてこなかったと。

活動では、イノシシや熊などの動物たちが暮らしにくい針葉樹を実のなる広葉樹へ植え替えする活動や、観光客が道端になっているブルーベリーなどを食べられるように植樹をしたり、楽しんでいただけるように花を植えたり育てたりしているとの事です。伺った時期が悪くお花は見えませんでしたが、来年花の時期にまた伺いたいと思います。88歳の青年の紹介でした。(栗原)

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2009年11月18日 (水)

気と癒し健康フォーラム訪問

平成21年11月18日(水)高崎市菅谷町のNPO法人「気と癒し健康フォーラム」を取材しましたので紹介します。

定款に記載された目的には、「この法人は、・・・健康の三要素を運動気の流れと考え、食や運動に関するセミナーや調査・研究、特に気功の治療技術による病気の予防・治療などの健康に関する活動を進めることで、・・・。」と記載されていますので、テレビで良く見る気功かと思い訪問しましたが、外からのパワーを入れる気功ではなく、内にある気の流れを良くすることで病気にならない自然治癒力を高める活動と言う事です。全てはストレスからと。何となく分かりにくく申し訳ありません。例として、気功は土管が詰まった時に高圧の水で詰まりを治しますが、詰まった物を取り除いて行くのがこのフォーラムの目的です。代表の坂本さんは、活動の話をしても、ホームページを見ていただいた方にも理解してもらえないが、体験した方からは感謝されている。特に喘息の子供さんは3回位の治療で完治しているとの事ですので是非体験に来ていただきたいと。希望があればセミナーを無料で行うと言われておりますので、興味のある方、是非連絡してみてください。(栗原)

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2009年11月15日 (日)

桐生情報化フォーラム2009に参加

平成21年11月15日(日)「地域情報化とまちづくりとコミュニティービジネス」をテーマに、題記フォーラムが桐生市東久方町のベーカリーカフェ・レンガ講堂にて行われました。主催はNPO法人桐生地域情報ネットワークです。

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フォーラム前に80分ほど周辺地域のオプショナルツアーに参加。

桐生天満堂(たまたま七五三で賑わっていました):関ヶ原での徳川幕府との関係・建物の彫刻を含めた説明や保存・1600年当時に出来た県内最古の建築物の説明などの他、富岡製糸の世界遺産への共同取り組みについて説明を受ける。

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群大工学部同窓記念会館:桐生高等染織学校からの歴史、参加者が教壇に立ち講堂の素晴らしさを体験。

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岩秀織物:全国各地のお守り用生地・5000種類以上の製織工場を見学。当時の建物を確認:幅(間口)7間×奥行き40間建物外観見学。

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旧住善織物建物と女子寮(外からの侵入防止が図られている様子が伺える)他

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豪華メンバーによる挨拶

伊藤 洋:関東ICT推進NPO連絡協議会代表幹事

武内信博:総務省関東総合通信局長

亀山 豊文:桐生市長

基調講演

テーマ1:地域コミュニティー再生:星合 隆成:NTT NWサービスシステム研究所 ○関心を持ったもの:地域ポータルについて

テーマ2:地域資産の活かし方、市民力の情勢と継続運営:富永 一夫:NPOフュージョン永池・理事長 ○関心を持った物:人・物・金・情報、NPOの自立

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パネルディスカッションコーディネーター

伊東 洋・桐生で取り組んだ桑の葉茶は、単にお茶を作ったと言う事でだけではない。耕作放棄された畑に手が入った事が大事。

パネラー

①柳田 公市(千葉市)・STAT(すたっと):A2二つ折り情報誌:7万部発行、企業からのコマーシャルで運用:朝日新聞がコマーシャルに入っている事で品質が確認されている、怪しいスポンサーはいない、地域の課題を抽出しないとただの事業になってしまう

②杉浦 裕樹(横浜市)・非営利の株式会社設立、オーマイニュース⇒ヤフーやグーグル検索に引っかかるように

③丸山 高弘(山中湖)・公共図書館で出来るビジネスを進めている、デポジット

④塩崎 泰雄(桐生市)と最後にFM桐生の担当から。・FM桐生:2007年から、しない探検隊について、コスプレ番組「MOeCO」について(栗原)

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2009年11月 5日 (木)

富岡製糸場見学

平成21年11月5日(木)第8回市民活動支援センタースタッフ情報交換会終了後、富岡製糸を案内していただきましたので紹介させていただきます。

群馬県民にはおなじみの「日本で最初の富岡製糸」は、日本が外貨獲得に向け作った官営の製糸場と言う事は知っていても、これによって1世紀と言う短時間で、日本が先進国になりえた大きな原動力であった事は中々知られていない様に思います。これは、世界でも類の無い急発展を遂げた世界の不思議と言っても過言ではありません。

全国の有名な製糸場は、ここで育った女工さん達が指導者として活躍した所で、粗悪品の多かった日本の生糸の品質を高め、全国の標準化が図られた事は画期的であり、多くの外貨獲得につながり、日本の産業革命であったことをもっと多くの人達に知っていただきたい。

建物は地元の木と地元の土で作ったレンガでできており、当時のガラスも現在もきれいに保存され、操業停止時の機械類も、ほとんどそのまま保存されるなど後世に大切に引き継ぐ貴重な物と思います。ここでは片倉工業さんのお力が大きです。

是非皆んなで現地に足を運び、世界遺産に登録されるよう応援をしましょう。(栗原)Dsc_5180 Dsc_5185 Dsc_5245 Dsc_5272 Dsc_5297 Dsc_5320 Dsc_5370 Dsc_5392

2009年10月11日 (日)

「おじまボランティアまつり」紹介

10月11日(日)10:00~尾島ボランティアセンターにて「おじまボランティアまつり」が実施されましたので紹介します。

構内駐車場では、ボランティアの皆さんがもち米シュウマイとワンタンの販売・焼き芋作り・焼きそばつくり・サツマイモの販売が、調理室では幾つかの団体が限られたスペースを共同で使用し、フライポテト・さつまスティック・うどん・もち米シュウマイ作りが行われていました。模擬店コーナーでは、焼きそば・竹トンボ・カラフルなまんじゅう・マドレーヌ・コーヒー・ケーキ類・うどん・ジャガイモとさつまスティック・リンゴ・こふき芋かと思われたフライドポテト・ネギやインゲンなどの新鮮野菜の販売など。どれも飛ぶように売れていました。講堂入口では手話サークルの活動紹介。講堂内では、アロマハンドマッサージ・飛行機作り・パンジーなどの販売・子育て活動紹介・シルクカントリーぐんまから世界遺産をと富岡製糸の取り組み紹介・座繰り体験・ボランティアの皆さんやNPOの皆さん手作りによる小物や袋ものなどの日用雑貨販売・子育て支援ボランティアによる紙芝居・更生保護の皆さんによるストップザ薬物・要約筆記体験などが楽しく行われていました。11時からはステージにてフラダンスショーが始まるとそれまで買い物や体験をされていた皆さんだけでなく、販売や活動紹介をされていた方までショーにくぎ付けでした。2階の研修室では熟練された皆さんの書道・子供たち書かれた書道・目を見張ってしまう押し花絵・手芸品が展示されていました。参考までに私が食べたのは、もち米シュウマイ・ワンタン・さつまスティック・うどん・焼きそば・チーズまんじゅう・コーヒー・シホンケーキ・チーズケーキ・・・です。その他にも竹トンボや多くの物を買ってしまいました。(栗原)

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2009年10月 3日 (土)

ぐんまボランティアフェスティバル吾妻ブロック紹介

10月3日(土)吾妻郡文化会館にて標記フェスティバルが開催されました。午前中は記念講演とパネルディスカッション、午後は5つの分科会に分かれ、講演や体験が行われどの会場も大賑わいでした。ここに行事の一部を紹介させていただきます。

1.記念公演:中村 順子氏 コミュニティーサポートセンター神戸 理事長

  福祉のある優しい地域つくり ~新たな支え合い・地域との共生を目指して~

2.パネルディスカッションで気にとまった一言紹介

①コーディネーター:中村 順子氏

  ・人の受け売りですが、ボランティアとは自分の心の中に他人を住まわせること。

 ②奈良 環氏 地域創造ネットワーク・ジャパン事務局長

  ・知恵出せ、汗出せ、お足だせ。

 ③井上 謙一氏 NPOじゃんけんぽん理事長

  ・ほっとけない事(地域)を、皆で話し合っていく事から始める事が大事。

 ④木村 功氏 (社)群馬県視聴覚障害者福祉協会 副会長

  ・良いリーダーを育てる事が大事。

 ⑤関 マツ氏 群馬県地域婦人団体連合会 副会長

  ・地域活動を始めるにあたり、地域の高齢者に信頼してもらえる活動から始めた。

3.分科会

 ①笑顔で健康:なぜする、どうする、高齢者体操(ADL)

 ②健康は活動の原点:楽しく学ぼう10の筋力トレーニング

 ③中間支援センターの地域で果たす役割:NPO利根・沼田地域ボランティアセンターの活動

 ④地域に広げようボランティアの輪:歌力(うたじから)

 ⑤災害に備える:その時あわてないための心得、救急救命の心得

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4.これに並行して屋外では、NPOやボランティア団体などで作られた、格安食品の販売・手作り商品の販売・エコバック無料配布、某社のコーヒー無料配布、地震車による体験などが行われていました。(栗原)

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2009年9月28日 (月)

NPO障害者サポートセンター安中 ブラム作業所

プラム作業所では職員、利用者が一緒に玉ねぎ栽培を始めました。
玉ねぎは外食産業などに広く利用されますし、日持ちします。

栽培場所は安中市松井田五料の交差点付近の土地、約500坪です。
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9月8日に撒いた種の芽が今出てきたところです。
11月中旬に定植予定の来年5月収穫予定です。

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玉ねぎを購入することで、プラム作業所の活動支援につながります。

2009年3月25日 (水)

NPO法人プロサポート

パワーアップセミナーでエクセル簡単会計の講師をしていただいた、プロサポートさんの新しい事務所に3月無料体験講座受講しながら行ってきました。

高崎問屋町の商工会議所ビルの3階に研修室、 パソコン教室、 事務所があります。

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研修室では日商簿記3級、2級講習会が行われます。

DVDなどを使った独学で、つまずかなくてもよいところで、つまずき断念している人を見て、

すぐ質問できる環境で簿記資格取得の支援を行っていきたいとのことでした。

4月6日から簿記3級講座を受講し、6/14に3級資格取得後、続けて簿記2級講座を受講すると最短で11月には2級資格獲得できます。2級の検定までには5か月間あるので準備できるそうです。

昨年プロサポートさんが面倒をみた、受講生の合格率は、群馬県平均、全国平均よりかなり高いので、わかりやすく、丁寧な指導なのだと思われます。

パソコン教室では、趣味の講座、基本講座からマイクロソフトの資格取得講座まで幅広く行われます。

ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス、デジカメ画像編集、チラシ作成、ホームページ作成など市民活動でも必要なパソコンスキルをリースナブルな金額で学ぶことができます。

講座案内講座日程

3/25は10:00から16:00はNPO法人対象にエクセル簡単会計が行われます。

パワーアップセミナーとおなじシステムですからフォローになります。

詳細はエクセル会計講座のご案内

2009年3月 1日 (日)

NPO法人大泉国際教育技術普及センター

 

横文字の看板があふれ、ちょっぴり海外旅行気分を味わえる大泉町。

大泉町にはサンヨー電気やスバル富士重工などの大企業が労働者を求めていたのと、

町にブラジル人を受け入れようという積極的な姿勢があったことで、

ブラジル人が町の人口の1割を占めるブラジルタウンができあがりました。

そんな中で、ブラジル人のサポートをしているのが、NPO法人大泉国際教育技術センター。

代表の高野祥子さんご自身もブラジル移民で、89年に日本に帰ってきてから、ずっと

無料の日本語学校を開いています。ブラジル人にとっては頼れる日本の母なのです。

これまでの功績が認められ、国際交流基金地球市民賞を受賞しました。

ブラジル人学校も開設しており、当初小さい子どもを対象としていましたが、

日本の中学、高校に進んだけれど、ドロップアウトする生徒も多く、そうした生徒も受け入れ

今では幼児から高校生まで、200名近くが学んでいます。P1010368_2

ブラジル人学校の授業風景

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パソコン授業

(パソコンは企業からの寄付)

景気の悪化で職を失う人も多く、授業料が払えない人も多くなっているそうです。

高野さんは「状況が悪くミルク代にも事欠く人が出ている。とにかく今一番ほしいのは食料」と訴えています。

皆様の家に眠っている賞味期限間近の食料品、会社の製品で外見不備のため廃棄になる食料品等があれば、ぜひNPO・ボランティアサロンぐんま(TEL027-243-5118)までご一報ください。