子ども食堂について知ろう!語ろう!考えよう!(主催:群馬県)



・特定非営利活動法人結いの家(以下、「結いの家」という。)は、沼田市内の中学校にチラシを配付し、不要となった制服の寄附を募って安価((例)上着:500円)に販売する制服リユース運動を行っている。
・制服の販売にあたっては、沼田市内に本社がある有限会社さくらドライ(以下、「さくらドライ」という。)がクリーニングに協力し、きれいな状態での販売が可能となっている。
・また、中学校指定の運動着等の寄附も受け付け、希望者に無料で配付し、中学生の子供を持つ利用者に喜ばれている。
・制服の販売は、当初さくらドライの倉庫で期間を区切って行っていた。現在は、沼田市内のボランティア活動支援施設「ごったく広場」の協力を得て通年で制服の寄附を受け付け(月~金 午前10時~午後4時)、「アミ美容室」において通年販売を行っている(毎週木・金・土・日 午前10時~午後4時)。
特定非営利活動法人結いの家
代表 尾﨑 多美子
住所 沼田市坊新田町1249-2
主たる活動 家族相談事業、DV被害者支援事業 若者支援事業、貧困問題事業
HP http://www7b.biglobe.ne.jp/~yuinoie/index.html
有限会社さくらドライ
代表取締役 根岸 睦男
住所 沼田市桜町1974番地45
法人設立 平成7年12月
事業内容 クリーニング業(沼田市、前橋市、渋川市内に9店舗(R3.2現在))
HP http://sakura-dry.co.jp/
・結いの家がひとり親家庭支援を行う中で、利用者から「子供が中学校に入学するにあたり、制服の値段が高価なため、購入が困難」という相談を受け、制服が不要となった家庭から寄附を募って再利用する制服リユース運動を始めた。
その際、市内外でクリーニング業を営むさくらドライが、制服のクリーニングに協力した。
■協働における役割:<結いの家>・制服の寄附を募るためのチラシ作成及び市内の中学校等へのチラシ配付依頼。寄附された制服の分別、販売
<さくらドライ>・寄附された制服のクリーニングに協力。当初は販売のための倉庫貸し出しも行った。
<結いの家>・結いの家の名前を覚えてもらうことができ、ひとり親支援として行っているフードドライブ事業等の周知に役立つ。
<さくらドライ>・社会貢献を行うことで、沼田地域でのイメージアップにつながる。


【協働事例の概要】
自動販売機で地場産品を販売アフターコロナ時代の新しい販売方法
〜Vending Machine @ OTA CITY MARKET〜
・地元の魅力発信に取り組む市民団体「OTA CITY MARKET実行委員会」が、令和2年10月、コロナ禍により集客に 苦労する市内の業者のために、地場産品を取り扱う自動販売機を東武鉄道太田駅構内と太田市役所内に設置。アフター コロナ時代の非接触型のビジネスモデルとしても注目を集めている。
・東武鉄道太田駅構内の自動販売機は、エコバッグ、靴下、だるま、タオル、コーヒー豆、洗えるニットマスクなど約60 種類の市内の地場産品を扱い、市内外から出張で太田を訪れた人などに喜ばれている。

・太田市役所内に設置した自動販売機は、プリン、チョコレートケーキ、芋ようかん、いちご大福など、市内の菓子店の スイーツを販売し、来庁者や、休憩中の職員の憩いとなっている

■協働における役割:
<OTA CITY MARKET実行
委員会>・自動販売機の設置:販売する品物の選定、販売業者との調整、自動販売機の管理、プロモーションなど
<太田市役所>・自動販売機の設置場所の調整(東武鉄道太田駅、太田市役所内)・太田の魅力をPR する取組を応援する「おおたシティプロモーション事業」への認定と事業費補助
<東武鉄道太田駅>・東武鉄道太田駅構内への自動販売機の設置許可
■協働における相乗効果:
・OTA CITY MARKET実行委員会が事業主体となることで、デザイン性に優れ、ニーズに合わせて 柔軟で魅力的な商品を販売する自動販売機が設置できる。 また、民間が事業主体となることで、継続的な事業実施が期待できる。
・太田市役所が設置場所の調整を行うことで、信用が増し、多くの人が集まる場所に自動販売機を設置 できる。
・東武鉄道太田駅構内に自動販売機を設置することで、市内外の人に太田の地場産品をPRすることが できる。また魅力的な自動販売機の設置により、駅周辺の利用者が増え、まちの賑わい創出につながる。
OTA CITY MARKET実行委員会委員長:金子 優美
主な活動:
・2019年9月、イオンモール太田にて OTA CITY MARKETを開催
・2020年1月、東武鉄道太田駅周辺にて OTA CITY MARKETを開催

太田市役所(企画部広報課)市長:清水 聖義
所在地:太田市浜町2番35号 主な事業:
・市政情報の周知啓発(広報おおた、公式 web サ イト、SNS アカウントの運営等)
・おおたシティプロモーション事業の実施 等
HP:https://www.city.ota.gunma.jp/index.html

東武鉄道太田駅駅長:石川 進
所在地: 太田市東本町16-1
開設:明治42年2月
乗降人員: 11,705人 (2019 年度一日平均)
HP:https://www.tobu.co.jp/railway/guide/station/info/1708.html

【協働事例の概要】観音山ファミリーパークの植生調査と自然観察会の開催

紅葉の仕組みについて説明
・県立公園の「観音山ファミリーパーク」を管理する特定非営利活動法人KFP友の会(以下、「KFP友の会」)が、特定非営利活動法人ぐんま緑のインタープリター協会(以下、「ぐんま緑のインタープリター協会」)に公園内の植生調査を依頼
・ぐんま緑のインタープリター協会は、公園内の「自然の森」の植生調査を実施し、92種類の樹木と107種類の草花の資料をとりまとめた。この原稿をKFP友の会が冊子「群馬県立観音山ファミリーパーク 自然の森の樹木」及び「群馬県立観音山ファミリーパーク 自然の森の草花」として発行。冊子は公園内で販売している。
・また、4月から11月まで、毎月1回、ぐんま緑のインタープリター協会会員の自然解説を聞きながら「自然の森」を歩くイベント「自然の森を歩こう」を実施し、参加者に喜ばれている。

樹木を観察しながら、公園内を散策
■協働における役割:
<KFP友の会>
・「自然の森」の植物をまとめた冊子作成時の編集及び発行。公園内での冊子の販売
・イベント「自然の森を歩こう」の参加者募集チラシ作成、公園ホームページでの周知、参加者受付
<ぐんま緑のインタープリター協会>
・公園内の植生調査。また、「自然の森」内の植物の資料を冊子の原稿としてとりまとめた。
・イベント「自然の森を歩こう」開催時の事前調査、イベント当日の自然解説講師
■協働における相乗効果:
<KFP友の会>
・冊子の作成やイベントの開催により「自然の森」が活用でき、利用者に自然観察の楽しみを供給できる。
<ぐんま緑のインタープリター協会>
・公園を協会の会員の調査フィールドとして利用でき、年間を通して自然観察ができる。
・自然観察会の講師を行うことで、会員の勉強になり、やりがいにつながる。

協働により作成した冊子
団体概要
特定非営利活動法人KFP友の会
代表 髙田 博一
HP http://www.kfp-tomo.org/
住所 高崎市寺尾町1064番地30 観音山ファミリーパーク内
主たる活動 民・産・官・学の有効な連携をはかり
つつ、社会全体で公園の計画・管理・運営等を行う。
特定非営利活動法人ぐんま緑のインタープリター協会

代表 関端 孝雄
HP http://inpuri.web.fc2.com/
住所 前橋市富士見町小暮2425番地28
主たる活動 緑のインタープリター(解説者・通訳者)として活動することにより、人と自然の共生・循環型社会創造に寄与する。
協働事例の概要
群馬県は近県の中でも車いすテニスをする子どもたちが多い。NPO法人ウェルフェアテニスクラブ理事長の山口怜生が指導している川合雄大選手(前橋商業高校1年)は中学生の時に、車いすテニスジュニア日本ランキング1位となった。しかし練習会場では障がい者用のトイレがなかったり、テニスコートまでは階段があったり、砂利道で移動が難しいなどがあり、場所の確保が困難。競技用の車いすや遠征費も自費。群馬中央医療生活協同組合は理学療法士が、専門的アドバイス。トレーニング室の使用。機関紙に記事を掲載して応援。
HP http://welfaretennisclub.web.fc2.com/
理事長 山口怜生

住所 〒3792153 前橋市上大島町540番地8
主たる活動 障がいのある方や健常者の方が一緒にテニスを楽しむ団体です。
https://www.kyouritsu.org/iryouseikyonoannai.htm
理事長 瀧口 道生

住所 〒371-0811 前橋市朝倉町830-1
主たる事業 くらしを守り医療・介護サービスを提供する生活協同組合です。
協働における役割
NPO法人ウェルフェアテニスクラブ
障がいのある人の運動をする機会の提供。車いすテニスの普及から強化。トレーニングをすることで、筋肉やバランスの向上や、可動域をひろげるなどで、怪我をしないようになる。
群馬中央医療生活協同組合
理学療法士が、ボランティアで専門的アドバイス。(障害に応じてのトレーニング指導)。選手のトレーニングメニューを作り、コートにも出かける。医療生協の1室をトレーニング室として、開放。雨天でも室内でボール打ちが出来る。理事長瀧口先生の担当分野は一般内科とリハビリテーション科。毎月1回発行の機関紙「くらしと健康」に「車いすテニス川合選手 病院をあげて応援」の記事を掲載し、多くの人に知ってもらえた。
協働したことの相乗効果
医療生協の組合員は3万5千人いる。組合をあげて応援している。世界を狙う選手(川合選手はWTCジュニアで日本代表入り)の支援は社会的モデルケース。上毛新聞や、NHKテレビで、大きく報道された。深谷市テニス協会より2020年12月開催の「Newミックステニス体験会」への協力を依頼されるなど、活動がひろがってきている。

ひとり親家庭に食料品を無料配付
新型コロナウイルスの影響により経済的に苦しくなった世帯を支援するため、令和2年8月から、子ども食堂を運営する「あかるい未来ネット」、フードバンク事業を行う「NPO法人三松会」、子どもの総合相談窓口※を設置する「館林市社会福祉協議会」、各団体の調整を行う「館林市」が協働して、ひとり親家庭を対象に月1回、食料品を無料配付している。
事前予約した50世帯を対象に、食料品をドライブスルー形式で配付(調味料、お菓子、レトルト食品等)
提供時に、生活状況などを聞き、他の必要な支援にもつなげている。
配布前に食料品の袋詰め作業を実施
■協働のきっかけ 館林市が調整役となり、各団体に協力を求め、協働が実現した。
■協働における各団体の役割
・あかるい未来ネット:食料品の袋詰め及び配付作業。配付時の声がけも行う。
・NPO法人三松会:企業や個人等から食品の寄附を集め、配付場所に運搬
・館林市社会福祉協議会:場所の提供、配付作業。配付時に声がけを行い子どもの総合相談窓口へつなげる。
・館林市:各団体の調整を行うとともに、ひとり親家庭に、食料品配付についての情報提供を行う。
■協働における相乗効果
・4団体のいろいろな意見を取り入れながら事業を企画できる。
・今回の食料品配付事業だけでなく、各団体の活動のPRにつながる。

【あかるい未来ネット】
HP https://akaruimirainet.localinfo.jp/posts/8387709
代表 菊池 真弓
主たる活動
子ども食堂や学習支援、子どもの居場所作り。新型コロナウイルス流行の状況下では、弁当の配を実施

【NPO法人三松会】フードバンク北関東
HP http://www.sansyoukai.or.jp/
代表 塚田 一晃
主たる活動(フードバンク北関東)
寄付された食品を、生活困窮者支援団体・母子支援施設などの団体や福祉施設のニーズに合わせて配布するフードバンク事業を実施

【館林市社会福祉協議会】
会 長 三田 正信
担当部署 地域福祉課 地域係
主たる活動 各種の福祉サービスや相談活動 ボランティアや市民活動の支援

【館林市】
H P https://www.city.tatebayashi.gunma.jp/
市 長 須藤 和臣
担当部署 保健福祉部こども福祉課 子育て支援係
協働事例の概要「嬬キャベ海外協力隊」
新型コロナウイルスの影響で帰国したJICA海外協力隊員が嬬恋村のキャベツ農家で農業に従事しながら、地域活動への参加、全体研修を通じて地域づくりについて学び、今後の地域振興や帰国後の社会還元活動の活性化につなげることを目指す。

キャベツ畑での作業の様子(嬬キャベ海外協力隊Facebookページより)
協働のきっかけ
2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外に派遣されていたJICA海外協力隊員が帰国を余儀なくされました。4月から嬬恋村では海外からの農業技能実習生が入国できず、キャベツ農家での人手不足が深刻化していました。
このような状況下で、嬬恋キャベツ振興事業協同組合の事務局長である橋詰元良さんは、地元ホテルの休業者を対象に、キャベツ農家での仕事を紹介し始めました。
一方、NPO法人自然塾寺子屋の理事長 矢島亮一さんは嬬恋村の状況を新聞で知り、キャベツ農家の人手不足と帰国した隊員の支援を結びつけるプロジェクトを思い付きました。
自然塾寺子屋は甘楽町を拠点に活動するNPO法人です。
就農研修や地域おこし協力隊の研修指導、JICA海外協力隊の派遣前研修等に長年携わってきた経験があります。
まずは群馬県内の帰国した隊員を対象に、JICA東京の群馬県窓口であるJICA群馬デスクの担当 佐藤祥平さんが連絡を取り、5名の隊員が参加しました。以後県外からの隊員にも参加を呼びかけ、現在11名の隊員がプロジェクトに参加しています。
・担い手が減少している日本の農家の抱える課題に対し、国内から人材確保する新たな広がりと解決の可能性を見ることができた。
・帰国した隊員がこれまで海外で培ってきた経験と知識を国内で発揮する場を提供し、地域還元することができた。
・海外協力隊員の意識の高さ(単なる労働力としてのアルバイトではなく、地域貢献への意欲が高い)、海外経験から得た見識が農家のあり方、働き方や観光に新しい視点と可能性を見出すきっかけになった。
メンバーの全体研修会の様子(自然塾寺子屋Facebookページより)
NPO法人自然塾寺子屋
代表 矢島 亮一
住所 甘楽郡甘楽町大字小幡7番地
主たる活動 青少年育成、環境保全、国際協力

後列左:理事長の矢島さん 隊員の皆さん(自然塾寺子屋Facebookページより)
協働における役割
・プロジェクト事務局の運営(企画調整、現地関係機関との連携等)
・資金調達(クラウドファンディング)
・隊員管理
・社会還元手法の指導等
嬬キャベ海外協力隊プロジェクトについて
https://terrakoya.or.jp/tsumakyabe/
プロジェクトのクラウドファンディング(11月末日まで応募中)
https://congrant.com/project/terrakoya/1805
嬬恋キャベツ振興事業協同組合
代表 干川秀一
住所 吾妻郡嬬恋村大字三原399-4
主たる事業 農業の振興
協働における役割
・隊員とキャベツ農家とのマッチング
・キャベツ農家へのプロジェクト情報
独立行政法人国際協力機構(JICA)東京センター
代表 田中 泉
住所 東京都渋谷区西原2-49-5
https://www/jica.go.jp/tokyo/index.html
主たる事業 国際協力
協働における役割
・プロジェクトの企画内容を隊員に周知
・帰国した隊員の情報提供
・隊員との連絡
・就農事前インターン研修の協力
JICA群馬デスクhttps://www.facebook.com/JicaGunmaDesk
協力:群馬県
【協働事例の概要】高校生による職業人インタビュー
・群馬県立吉井高等学校(以下、「吉井高校」という。)の「産業社会と人間」および「総合的な探究の時間」を特定非営利活動法人Design Net-works Association(以下、「DNA」という)がコーディネート
・DNAスタッフと吉井高校の教員とで「産業社会と人間」および「総合的な探究の時間」を利用し、吉井高校の生徒による職業人インタビュー体験を企画・運営
・生徒がインタビューするにあたり、事前にインタビューの相手の選び方、内容、インタビュー内容まとめ方等についてガイダンス授業を実施。人の話を聞くトレーニングに関するワークも行う。
・生徒は夏休みを利用して、実際に話を聞きたい職業人を選び、インタビューを実施
・夏休み後、生徒はインタビューの内容を壁新聞にまとめ、発表する。

熱心に授業を聞く生徒たち

DNAスタッフによるガイダンス
特定非営利活動法人
Design Net-works Association(略称 DNA)
HP http://npo-dna.org/index.html
代表 沼田 翔二朗
住所 高崎市鞘町10立駐高崎ビル3階高崎中部名店街事務所内
主たる活動 学校教育と連携した教育プログラムの企画・開発・運営・支援
群馬県立吉井高等学校
HP http://www.nc.yoshiihs.gsn.ed.jp/?page_id=144
校長 小松 祐一
住所 高崎市吉井町馬庭1478-1
教育目標 知・徳・体のバランスがとれ、何事にも挑戦するたくましさを持ち、社会に貢献できる人間を育成する。
■協働における役割:DNAスタッフと吉井高校教員で相談しながら、職業人インタビューの企画立案・授業の運営
<D N A>・効果的なインタビューを行うため、生徒に対し、ガイダンス授業や、話の聞き方ワークを行う。
・生徒がインタビューの内容をとりまとめて、壁新聞で発表するため、まとめの方法、効果的な新聞の作り方(タイトル、写真、エピソード等)について支援・伴走
<吉井高校>・DNAスタッフが実施する授業に基づき、教員が生徒からの質問に応じたり、生徒の指導を行う。
■協働における相乗効果:
・DNAのスタッフと吉井高校の教員とが一緒に指導することで、生徒が新鮮な気持ちで授業を受けることができ、素直に行動できる。
・民間(DNA)の取り組みを導入することで、これまでの学校の取り組みとは異なる授業ができる。
■インタビュー後の生徒の感想
●物を売る仕事に興味があってインタビューをした。物を売るということにそこまで大変さを感じていなかったが、相手のことを考えたり、丁寧に表現しないといけないため、「そんなに甘くないな」と思った。
●インタビューの中で、1つのことについていろんなことを質問することで、自分の語彙力が増えた気がする。