NPO法人ウェルフェアテニスクラブ と 群馬中央医療生活協同組合 の協働について
協働事例の概要
群馬県は近県の中でも車いすテニスをする子どもたちが多い。NPO法人ウェルフェアテニスクラブ理事長の山口怜生が指導している川合雄大選手(前橋商業高校1年)は中学生の時に、車いすテニスジュニア日本ランキング1位となった。しかし練習会場では障がい者用のトイレがなかったり、テニスコートまでは階段があったり、砂利道で移動が難しいなどがあり、場所の確保が困難。競技用の車いすや遠征費も自費。群馬中央医療生活協同組合は理学療法士が、専門的アドバイス。トレーニング室の使用。機関紙に記事を掲載して応援。
NPO法人ウェルフェアテニスクラブ
HP http://welfaretennisclub.web.fc2.com/
理事長 山口怜生
住所 〒3792153 前橋市上大島町540番地8
主たる活動 障がいのある方や健常者の方が一緒にテニスを楽しむ団体です。
群馬中央医療生活協同組合
https://www.kyouritsu.org/iryouseikyonoannai.htm
理事長 瀧口 道生
住所 〒371-0811 前橋市朝倉町830-1
主たる事業 くらしを守り医療・介護サービスを提供する生活協同組合です。
協働における役割
NPO法人ウェルフェアテニスクラブ
障がいのある人の運動をする機会の提供。車いすテニスの普及から強化。トレーニングをすることで、筋肉やバランスの向上や、可動域をひろげるなどで、怪我をしないようになる。
群馬中央医療生活協同組合
理学療法士が、ボランティアで専門的アドバイス。(障害に応じてのトレーニング指導)。選手のトレーニングメニューを作り、コートにも出かける。医療生協の1室をトレーニング室として、開放。雨天でも室内でボール打ちが出来る。理事長瀧口先生の担当分野は一般内科とリハビリテーション科。毎月1回発行の機関紙「くらしと健康」に「車いすテニス川合選手 病院をあげて応援」の記事を掲載し、多くの人に知ってもらえた。
協働したことの相乗効果
医療生協の組合員は3万5千人いる。組合をあげて応援している。世界を狙う選手(川合選手はWTCジュニアで日本代表入り)の支援は社会的モデルケース。上毛新聞や、NHKテレビで、大きく報道された。深谷市テニス協会より2020年12月開催の「Newミックステニス体験会」への協力を依頼されるなど、活動がひろがってきている。