NPO法人会計基準中間パブリックコメント募集中
本年3/31よりNPO法人会計基準策定プロジェクトがはじまりました。
日本で初めて「『市民参加型』で会計基準をつくる」という策定のプロセスを特徴とするこのプロジェクトは、「NPO法人の信頼性を高め、見る人にとってわかりやすい会計報告を!!」という気運の高まりとともに、大きな関心を集め、現在、多くの人たちの参加と協力を得ながら、2010年5月(or6月)の策定を目指し、検討を続けています。
このたび専門家による策定委員会から9つに整理された論点についてどのような議論が行われてたのかという中間報告と、「会費等中心」「サービスの提供等あり」「複数の事業あり」「NPOに特有な取引あり」の4つのパターンに分けたサンプル案が発表されました。
※論点は以下のとおり
論点1)小規模法人への配慮
論点2)現物寄付
論点3)無償の施設
論点4)ボランティアの計上
論点5)使途指定寄付
論点6)収支計算書
論点7)財産目録
論点8)区分経理
論点9)事業費と管理費
※※内容がより具体的にわかりやすくするためにサンプル案が提示されました。「会費等中心」「サービスの提供等あり」「複数の事業あり」「NPOに特有な取引あり」の4つのパターンに分けられ、法人規模により必要な部分だけを活用できるように工夫されています。今後寄せられたコメントや策定委員会の議論を経て、今後差替えられていきます。
全国各地に説明とパブリックコメントを募るキャラバンがスタートしています。
またネット上の掲示板でも12/31まで中間パブリックコメントを募集中です。
みなさんもぜひコメントをお寄せ下さい。
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