
平成24年12月8日(土)、群馬県庁2Fビジターセンターにて
吉本興業で「横山 やすし」さんのマネージャーをしていた
大谷由里子さんをお迎えし、「人のこころのつかみ方」講演会を
実施しましたので報告します。
講演会概要
講座はアイスブレークや、軽いワークを入れながら、楽しい講座でした。
感想には、
・もっと時間を取ればより深められる。
・もう少し長い時間聞きたかった。
・後は自分で実際に行う事だと思う。
など、嬉しい好評をいただきました。
○どんな人の心をつかみたいのか?
・マネージャーとはどんな仕事か?
戦略と戦術を立てる
Want:何をしたいか、やる気・モチベーションの基
人の心をつかみたい
How :どうしたらうまくいくか?
・自分の物差しだけでものを考えない。答えは一つではない。
・行動・思考は多様 ⇒ 人と人との関係で、勘を磨く。
・苦労=不幸 ではない。
大変とは ⇒ 大きく変わる、変わるきっかけ
*:ポジティブな言葉かけ ⇒ やる気
○場を作る
・良い場を作る ⇒ 良い場には良い人が来る
空気=自分が醸し出す
しゃべり易い場=理解され易くなる
*:ポイント:笑顔
・日本の現実:少子高齢化、経済縮小
○本気でやる
・本気で人の心をつかみたいかどうか?
・夢中で考えると、勘が働くことがある
・人が巻き込まれる
○逃げない
・生きていてつらい時:前が見えない、先が見えない、分からない
・大好きな上司がいる:仕事をやる気になる、仕事が楽しくなる
・好きな仲間がいる :活動の要、要点
・人が欲しいものに振り回されない、人に喜んでもらえるものを考える
・人の心を元気にする:相手は手放さない⇒笑顔にする
○使命
・何に命を使って生きるか?
・後悔しない生き方とは?
○コミュニケーションの基本
・共通点を見つけて膨らませる
○コミュニケーションバリエーション
き・ど・に・た・ち・か・け・し・衣・食・住
○人の心を元気にする
・自分が言われてうれしい言葉⇒自分を元気にする
*:人が言われてうれしい言葉は何か?
・観察する
その人はどんな言葉を使って褒めるか?
・聞き上手
人は誰しも自分の話を聞いて欲しい
目の前に起こったことを受け止め、どうプラスに持っていくか?
*:すぐ役立つか分からない。いつか使える時が来る。
など(栗原)
平成24年10月27日(土)9時~県庁昭和庁舎21会議室にて
日本ファンドレイジング協会事務局長の徳永洋子先生と
認定NPO法人NPO会計税務ネットワーク理事長の脇坂誠也先生を
講師にお招きし、寄付募集支援事業 第1弾「寄付を集める」を実施しました。
(この講座は、日本ファンドレイジング協会の準認定ファンドレイザー受験のためのポイント取得対象です。本日の講座を受講された方は5ポイントの取得になります。)
NPO法人、社会福祉法人、任意団体、個人など、徳永さん37名、脇坂さん34名のご参加いただきました
≪ セミナーの内容 ≫
10:00~12:00 「認定NPO法人をめざして ファンドレイジング!」
:講師 徳永洋子先生
○寄付集め5つのポイント
.寄付者の立場になる。
支援者:取り組む問題へ共感する、解決策へ納得する、組織に対して信頼が持て ると→団体へ支援したいという意識が高まる。
.組織体制の整備
理事・ボランティアを含め、組織を維持するスタッフ全体でファンドレイジングをしてもらう。ファンドレイジングのための責任者(例えば認定ファンドレーザー)を置くことも有効な手段である。団体は、理事会の構成の現状をよく分析して、理事に資金調達に活動しやすい環境を構築する必要がある。ファンドレイジングの責任者は計画的、戦略的にメンバーをコントロールする。
多彩なメニューを用意
寄付を求めるために、寄付者の気持ちにこたえられるように、寄付するための多彩な手段(継続的?単発的?使途自由?使途指定?)を用意する。
.受け入れ体制の整備
寄付者が気軽、手軽に寄付が行えるように金額(¥1000/口以上×○○口、¥3000/口以上×○○口 etc)が選べる決済方法(銀行振り込み、郵便振り込み、クレジット決済etc)が選べる受け入れ体制の整備を行う。
ツールの作成
ホームページやチラシには以下の6つのポイントを明確にすると効果的である。
○社会貢献の柱
1.ボランティア(労力、時間の提供) 2.寄付(資金提供)
☆「寄付を募ること」の意義支援活動と市民を繋ぐことができ、支援の輪がひろがることで問題解決を促進することができます。
☆「寄付をすること」の意義自分が動いて社会を変えたり、社会のニーズに直接応えられなくても、確実に行動してくれる誰かに、「思い」と「お金」を託す、未来への投資です。
13:00~16:00 「認定NPO法人とは」
:講師 脇坂誠也先生
認定NPO法人制度の概要
認定NPO法人制度とはNPO法人のうち一定の条件をみたしていると所轄庁が認めた法人に税法上の優遇 措置を与える制度です。
認定NPO法人になることで、社会的な信用力がアップし、様々な制度
・施策等の判断基準になる可能性があります。 「税法上の優遇 措置」とは
・個人が認定NPO法人へ寄付した場合に寄付金控除が受けられる。
・法人が認定NPO法人へ寄付をした場合に損金に算入する枠が広がる。
・相続により財産を取得した人が認定NPO法人へ寄付をした場合に寄付した財産が 相続税の課税対象から外れる。
・認定NPO法人が収益事業から得た利益を収益事業以外の事業に使用した場合にこの分を寄付金とみなして一定の範囲で損金にできる(みなし金)。
どのようなNPO法人が認定されるのでしょうか?? →どれだけ一般から支持を受けているかをベースに評価されます
認定NPO法人になるための8つの要件
パブリックサポートテストとは?
:幅広く市民の支持を得ているかどうかを評価するテスト以下のいずれか基準をみたしていればクリア!
・[相対値基準]:寄付が全体収入の20%以上あること
・[絶対値基準]:年3000円以上の寄付者の数が年平均100人以上であること
・[条例個別指定法人]:都道府県または市町村が個人住民税の寄付金税額控除の対象として条例により個別に指定(群馬県には、まだ、この条例はありません)
・仮認定制度について
~
その他の要件について
活動の対象が共益的な活動でないこと
運営組織及び経理が適正であること
事業活動について一定の要件をみたしていること
情報公開が適正にされている
所轄庁への事業報告書が提出されている
法令違反、不正の行為等がないこと
設立後一年を超える期間を経過していること
参考書籍等
事例で学ぶ認定NPO法人の申請実務
WEBサイト 認定NPO法人への道
。講座終了後は、講師の先生をかこみ、参加者との交流会がおこなわれました。
平成24年10月22日(月)14時30分~中間支援センター職員と県内税理士さんの意見交換会が、県庁昭和庁舎21会議室にて行われました。
群馬県のNPO等活動支援事業の一環として、
認定NPO法人取得ならびにNPO法人会計基準導入に関する支援事業を実施します。
本事業では、県内税理士の先生方のご協力のもと、
会計基準導入支援実務セミナー並びに、相談窓口開設を予定しています。
今回の事業がNPO法人の運営にとって有意義な内容となることを目的として、
担当講師の方々にご出席いただき、支援内容の打ち合わせをしました。
講師の先生のご紹介
福田秀行先生・西野目麻美先生・島津文弘先生・鈴木義昭先生・山田利和先生・浦辺薫先生
斉藤健司様(ソリマチ株式会社)
打ち合わせ内容
本事業で紹介する会計管理ソフト:
NPO法人会計基準対応版会計ソフト≪会計王13(NPO法人スタイル)≫
このソフトは、NPO法人会計基準導入に伴い、NPO法人をより円滑に運営させることを目的に開発された貴重な実用会計ソフトです。
会計ソフトの概要説明を福田先生に、
本ソフトを開発した「ソリマチ株式会社」様の斉藤健司様より、
ソフトを実際にデモンストレーションをしていただき、
講師の先生方に内容をご確認いただきました。
支援スケジュール
11月22日の会計ソフト講座では、講師の先生方に、この会計ソフトの導入のための初期設定を中心に分かり易くご指導いただく予定です。
また来年1月から2月に、相談窓口を開設して、講師陣と共に中間支援センターの職員も、実際のそれぞれのNPO団体の会計管理状況に即した内容をご支援させていただきます。
スケジュールについてはこちら をご参照ください。 → スケジュール
10月1日(月)、1月18日以降、多くの皆様からサロンに
お届けいただきましたエコキャップを、
・埼玉県久喜市のアルファ・ジャパン
さん経由で、NPO法人エコキャップ推進協会(神奈川県横浜市)へ
お渡しさせていただきましたのでご報告させていただきます。
写真はサロンにお届けいただいたエコキャップを、専用の袋に入れ
トラックへ積み込む前の写真・積み込んでいるところ・引取り車両です。
積み込み数量:18袋:約198kgです。
前回までの累計
・435、640個、1,890kg、ワクチン545人分
今回分(約)
・79,200個、198kg、ワクチン99人分
お渡ししました重量・数量につきましては、自社へ持ち帰った時点で
計測してから報告をいただくことになっています。
多くの皆様のご支援お待ちしています。(栗原)
特定非営利活動促進法の改正に伴い、平成24年4月1日から、NPO法人の代表権に関する登記事項が変更になりました。
現在登記されている理事について、変更の登記が必要となる場合がありますので、もう一度定款をチェックしてみましょう。
なお、変更登記の期日は10月1日(月)までとなります。
詳しくは、内閣府のホームページをご覧下さい。http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00067.html
9月10日(月)沼田市保健福祉センター2階会議室にて
NPO法人・ボランティア団体のための
「デジカメで簡単CMづくり」講座を実施しましたので報告します。
講師は、市民ITサポーターの皆さんで、本日は中田さんが中心になって
実施してくれました。
参加者:5団体8人
写真は講師の中田さんと進行役のサロンの伊藤です。
本日は、参加いただきました皆様に1分間の団体・自己紹介をしていた
いている様子です。
講義の様子と指導の様子です。
講座実施に当たり、
沼田市市民活動センター「ホットステーション ぬまたん家」の
皆様にお世話になりました。御礼
(講座概要)
団体の活動をわかりやすくアピールし、会員、会費、ボランティア、
寄付の獲得につなげるためのCMづくりです。
作成したCMは、団体のブログやサロンブログにアップするほか、
イベントなどで団体紹介として活用。
具体的には、デジカメで撮影した静止画・動画を、操作が簡単な
ソフトで編集し、動画投稿サイトを活用してブログにアップです。
なお、9月20日(木)18時~NPO・ボランティアサロンにて
「デジカメで簡単CMづくり」を実施しますので、申し込みを
お待ちしています。(栗原)
平成24年9月3日(月)県庁昭和庁舎35会議室にて
海外NGOの事務局長を務め、現在は一般社団法人アクト・
ビヨンド・トラスト理事長の
星川 淳さん
から、NGOの経験を民間団体の設立・運営にどのように生かして
いるのかお話しいただきました。
写真は講座の様子です。
写真は質疑の様子です。
講座概要
・動機=Motivation
・自分はなぜここにいるのか?
・自分は何のために生きてきたのか?
・いま、何が必要か?
*:何ができるか
・NGOの資金調達(Fund Raising)は 信頼(trust)への信託
(en-trust)獲得
・人間力(個人として)
・発信力(組織として)[受信力と対応]
・公正力(組織として)≒アカウンタビリティ
・実現力(組織として)
◎NGOへの寄付・資金提供は望ましい未来への自主納税
◎税金の使われ方が機能不全を起こしているとき、それを補完する
民主社会のバイパス経路
◎寄付する側とされる側は対等の協働者
◎寄付する・される関係は、他の関係網の一部
・今後、NGOが調達可能な日本社会の“埋蔵金”
・自治とはGOVERNANCE
・人間社会の集団的意思決定/合意形成
公正・公平、理解・納得
・NGOは第4権
・三権分立 + (メディア + NGO市民セクター)
写真は司会の伊藤です。
9月27日(木)13:00~NPO支援のための連続講座 第9回
市民メディア「みんなが情報発信者になる」を実施します。20120927.pdfをダウンロード
多くの皆様の参加をお待ちしています。(栗原)
平成24年8月28日(火)13時~県庁昭和庁舎21会議室にて
「妻鹿 ふみ子」氏(日本ボランティアコーディネーター協会/東海大学健康科学部)
をお招きし
中間支援組織支援力強化事業2012(NPO支援のための連続講座 第8回)
「コーディネートの力」
を実施しましたので報告します。
写真は最初にアイスブレークを実施している様子です。
講義・グループ討議・発表の様子です。
最初にアイスブレークを実施(場が進むよう雰囲気作り)
①各自の自己紹介を作成:A4様式に
・ホームページ/ブログアドレス
・私について
・仕事(活動)と私
・Just for fun!
②自己紹介を胸に取り付け、話をしないで相手の内容を見て自己紹介を実施。
③参加者同士で話をしながら自己紹介を実施。
*:盛り上がりますね。
講義概要
・中間支援組織を中核にしたボランティアコーディネーションのしくみ
・ボランティアコーディネーション とは?
・そもそもボランティア活動や市民活動にコーディネーターやコーディネーション
機能は必要なのか?
・ボランティアコーディネーターの仕事
・ボランティアコーディネーションが求められる場
・中間支援組織の3つの機能
・ボランティアコーディネーションの8つの機能
・受け止める
・何を受け止めるのか ~3つの側面~
・「受け止め方」について、考えてみましょう
(グループ討議と内容)
活動希望者のニーズを受け止めきれず、断ってしまうことはよいのか?
①某県の「災害ボランティアコーディネーター認定資格」を持っている人が、
ぜひコーディネーターとして活動したい、と希望してこられた。
②企業の労務担当一筋30年、という男性が、定年後ボランティアとして活動
できる団体を紹介してほしい、と来られた。労務担当の知識やスキルを
生かせる活動場所はあるだろうか?
自分勝手な活動希望を押し通そうとする活動希望者
③「そば打ち」を老人ホームで教えたい。そば屋ではないが、某カルチャー
センターでの講師経験がある!月1回程度老人ホームを順番に回りたいので
アレンジしてほしい。
*:討議概要
・求める
・さまざまな関心度の住民層を参加者としてどう求めていくか?
・集める (情報収集)
・中間支援組織で集めるべき情報
・どのように(どこから)集めるのか?
・つなぐ(中核となる固有の役割)
・何をつなぐのか?
・どのような個人と個人をつなぐのか?
・どのような個人とどのような組織の間を つなぐのか?
・どのような組織と組織をつなぐのか?
・ボランティアと社会資源とをつなぐ
・高める
・具体的な「高める」プログラム
・「高める」について考えてみましょう
(グループ討議)
①既存のボランティアグループのマンネリ化にどう対応するか?
ある障害者施設での事例にて
②ボランティアコーディネーターとしてはどのような対応を考えればよいだろうか?
・創り出す
・プログラム開発のプロセス
・活動プログラムの設計 ーー5W1Hで設計ーー
・まとめる
・発信する
・発信のためのツール
など。
写真は司会の峯岸です。
9月3日(月)19:00より、「NGOから学ぶ資金調達術」と題して、
「星川 淳」さんの講演会を開催します。多くの皆様の参加をお待ちしています。(栗原)
https://nposalon.kazelog.jp/npo/2012/08/ngo-8953.html