春の虹 コンサートが開催されました
2023年3月21日(祝日)高崎市たまごホールにおいて群馬交響楽団・心に響く音楽会が開催されました。
主催は虹ぐら(虹色グラデーション):外出に困難を抱える人たちがつながのLINEコミュニティです。
当日は100名を超える人たちが参加していました。
1部はメッセージと詩と歌
斉藤久美子さんがOriHimeロボットによりメッセージをつたえ、夫の信雄さんは会場からご挨拶がありました。
つづいて新井美紀さんに」よる「どんないのちも…」というメッセージトーク
新井さんは大学院在学中に、突然の病気からお体が不自由になり、苦悩とそこから希望、生きるちからについてお話されました。
人口の15%の人々は何らかの障害を抱えています。一人で抱え込まず、高い視点や様々な角度、時間軸を広げることが大切です。
「手離すことでしか身につけられない大きなものがある」という言葉が印象に残りました。
新井美紀さんが作詞の「樹になった鳥」という2018年わたぼうし音楽祭大賞の歌を妹の楓さんが歌いました。透明感のあるやさしい歌声が会場を包みました。
2部は群馬交響楽団・アンサンブルMINNTのコンサートです。
バイオリン:松本花菜さん コントラバス:市川哲郎さん フルート:中条秀記さん
ファゴット:奈波和美さん ホルン:竹村淳司さん
弦楽器、木管楽器、金管楽器の大変めずらしい編成でした。
1.ブラームス/ハンガリー舞曲5番
2.春メドレー
3.岡野貞一/ふるさと
4.中村八大/上を向いて歩こう
5.見岳章/川の流れのように
6.チャイコフスキー/くるみ割り人形から トレパック鼻のワルツ
アンコール
とおよそ45分間 聞きなれたクラッシックの名曲にポップスなど織り交ぜたプログラムが演奏されました。
途中ホルン奏者が3.5mのゴムホースとロートにマウスピースをつけ、音階を出すという実演が披露され、会場を沸かせました。
OriHimeロボットが最前列に置かれ、遠隔操作をしているパイロットにもコンサートを配信していました。
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