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WAM助成についてのご案内です。
コロナ禍の影響の長期化に伴い、孤独・孤立問題が深刻な社会問題となるなか、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」が閣議決定されました。
これを踏まえ、孤独・孤立に陥る危険性の高い生活困窮者やひきこもり状態にある者、生活困窮家庭の子どもに対する支援活動を実施する民間団体の取組みへの支援について、「生活困窮者等支援民間団体活動助成事業」として令和4年度第2次補正予算の要求がなされ、これをWAM助成にて実施するととなりました。
助成対象となる事業の実施期間は令和5年4月1日~令和6年3月31日です。
詳しくはホームページをご確認ください。
https://www.wam.go.jp/hp/r4hosei_wamjyosei/
<年末年始 休館のお知らせ>
日頃よりNPO・ボランティアサロンぐんまをご利用いただきありがとうございます。
12月29日(木)~1月3日(火)の年末年始は、お休みさせていただきます。
1月4日(水)からは通常通り開館いたします。
ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
NPO・ボランティアサロンぐんま
2022年12月12日㈪午前11時より
NPO・ボランティアサロンぐんまにて、「明治HD寄贈 お菓子の贈呈式」を行いました。
日本NPOセンターの企業会員でもある明治ホールディングス株式会社と株主の方々により、社会貢献活動のひとつとして毎年お菓子の寄贈が行われています。
NPO・ボランティアサロンぐんまは、日本NPOセンターからの依頼を受け、2008年より群馬県内のお菓子の寄贈先を推薦しております。
今年度で60団体となりました。
今回は、主に障がいのある子どもを対象とした活動を行っている5団体へ寄贈が決定しました。
はじめに、県民活動支援・広聴課 関川係長より挨拶がありました。
<寄贈先団体紹介>
①NPO法人 Sun-Tatebayashi(館林市)
②親子ネットワーク未来絵(高崎市)
③笑って子育てロリポップ(高崎市)
④NPO法人 まゆ玉(高崎市)
⑤ヤマアソビKIDSCLUB(渋川市)
各団体に、自己紹介と、お菓子の活用のしかたについてコメントを頂きました。
①NPO法人 Sun-Tatebayashi 理事長 岡田恭典さん
館林市と連携して、発達障害の子の支援を行っている。人との関わりに課題がある子どもたちも多いが、子どもたちは、お菓子でモチベーションがあがる。
今回のお菓子は、「おやつのセッション」に活用したい。
②親子ネットワーク未来絵 代表 江原かおるさん
支援学級・学校の親のサークルから始まった団体。造園業をしていて広い庭があり、「庭キャンプ」をして焚火でおしゃべりなどの活動をしている。来週の「庭キャンプ」で今回のお菓子を活用したい。発達障害の子も多く、仲良くわけられるのか、わけられないのか!?楽しみ。
③笑って子育てロリポップ 代表 石川さん、久保さん
医療的ケア児の親を中心に、県内各地で120人ほどLINEでつながっている。「ユニバーサルシート」の設置活動をしており、県知事に働きかけをして県庁32階と昭和庁舎にも設置してもらった。
コロナ禍なので、今回のお菓子は各家庭に配る。障がいのある子が自分で食べられなくても、お菓子をお友達にあげて、お返しにゼリーをもらうなどして、みんなに喜んでもらいたい。
④NPO法人まゆ玉 福島 珠生さん
放課後デイサービス等を運営している。今年度から、放デイから行き場のない卒業生をつくらないために、生活介護やグループホームも始めた。
今回のお菓子は、毎日のおやつに使わせてもらう。障がいのある子が食べられなくても、家庭で兄弟や親に食べてもらえる。
⑤ヤマアソビKIDSCLUB 代表 青木佑太さん ※残念ながらご都合がつかず、贈呈式は欠席
月に1回「外で目いっぱい遊ぶ」をテーマに山、森、川、畑などで子どもたちに屋外活動の体験を通して豊かなこころとからだを育んでいただくイベントなどを行っている団体です。北橘公民館で月1回、子どもの遊び場と子ども食堂「昼あそび会」も開催しています。お菓子はキャンプのイベントや昼あそび会で活用したい。
<お菓子寄贈>
寄贈の内容は、お菓子とジュース飲料の計5ケースです。
明治HD株式会社及び株主の方の代理として、群馬NPO協議会 太田琢雄会長より
「子どもたちの笑顔のための活用を」と挨拶があり、プレゼンターとして贈呈が行われました。
終始、笑顔がたえないあたたかい雰囲気の中で、贈呈式が執り行われました。
この日は、上毛新聞社の取材もありました。
後日、ヤマアソビKIDSCLUB 代表青木さんに寄贈いたしました。
2022年12月3日(土)10時から県庁昭和庁舎3階の35会議室で、
信頼されるNPOになろう「助成金活用セミナー」を行いました!
講師に公益財団法人日本非営利組織評価センターの山田泰久氏をお迎えしました。
参加者は24名でした。(NPO法人16名、中間支援スタッフ6名、行政職員1名、その他1名)
今回のセミナーは、2部構成で行いました。
★1部:群馬NPO協議会 NPO法人向け 組織基盤強化助成金について
★2部:効果的な助成金活用、申請のコツ、組織基盤強化など
★1部
群馬NPO協議会がNPO法人向けに出している、「組織基盤強化助成金」の説明がありました。
最近耳にするデジタルトランスフォーメーション(DX…意味:ITの活用を通じて、活動モデルや組織を変革すること)
をNPO法人が活用していけるように、助成金を活用する団体の募集要項の説明をしました。
また昨年この助成金に応募してデジタルトランスフォーメーション(DX)が進んだ、
「NPO法人居場所づくりサポートsamiitosu」さんからビデオメッセージを送っていただきました。
実際に助成金を用いて、活動の効率化が進んだ声を聞けたのはとても新鮮でした。
★2部
講師の山田泰久氏から助成金活用、申請のコツを教えていただきました。
申請の際に助成金をもらったら何で使用していくのかは特に力をいれて書けますが、
その先でどう活動していくかが一番大切なのだと分かりました。
また公益財団法人日本非営利組織評価センターで行っている「グッドガバナンス認証」について話を聞きました。
「グッドガバナンス認証」は、組織が外部からの期待や信頼、継続的な組織運営、地域で活動を進めていくために、第三者の目で客観的に組織の状態をチェックしてもらうことです。
チェック項目は細かくありますが、
実際に「グッドガバナンス認証」を取得した「NPO法人麦わら屋」さんの生の声を聞くことができました。
この取得がきっかけに、「地域の方に受け入れてもらいやすくなった気がする」と代表の方はお話しされていました。
地域で活動していくNPO法人には、とても嬉しい、目に見える実感だなと感じました。
★参加者の方からの声
参加者の方からは、
「助成金申請に不足していたものが明確になった」
「実際にグッドガバナンス認証を取得した法人から話がきけて良かった」
というお声をいただきました。
今回のセミナーでは、助成金活用の話から基盤強化に向けたグッドガバナンス認証の話を細かい部分まで聞くことができました。
法人や組織が活動を継続していくために、必要な内容だなと実感しました。
継続していくのはとても難しいことですが、それを行うための手段があることがわかりました。
それらを上手く活用して、活動を進めて行けるようにお手伝いをしていこうと改めて思いました。
公益財団法人日本非営利組織評価センター「グッドガバナンス認証」
https://jcne.or.jp/evaluation/good_governance/
群馬NPO協議会「NPO法人向け 組織基盤&DX強化助成金」
2022年12月28日(土)必着
https://nposalon.kazelog.jp/npo/2022/09/with-776d.html
<サロンの書籍紹介>
書籍入荷しました! サロン書籍スペースに配架しています。
題 名 |
著 者 |
書籍 |
NPO法人の解散手続きマニュアル |
NPO会計支援センター |
1032-17 |
NPO・ボランティアサロンぐんまでは、書籍の貸し出しをおこなっております。
貸出は、中1週間(同じ曜日の返却)です。ご連絡をいただければ1週間延長も可能です。
初めてのご利用の際には、身分証明書を確認いたしますのでご了承ください。
生活協同組合パルシステム群馬様から市民活動助成金申請のご案内が届きました!
2023年度実施事業 公募のご案内です。
是非ご確認ください!
11月26日定款を読む会を開催しました。2団体の参加でした。高齢化が進み解散するNPO法人が増えています。NPO法人を設立をするときは、「課題を解決する」ことに会員が意気込んでいました。しかし力及ばず、未解決。または次々と新しい課題が押し寄せてきた等。このまま解散をするにも、事務局担当もいない状況になった。費用が無い。面倒だなど。そのようなお悩みも話しあっています。即解決とはいきませんが、一緒に話してみませんか。
次回は12月18日(日)です。