11月は「NPOの基盤強化」月間です
NPO・ボランティアサロンぐんまでは
11月をNPOの基盤強化月間として、金曜日3週連続で、NPO向けにセミナーを開催します。
参加者を募集しています。(締め切りを過ぎているセミナーも、キャンセルがあり、再募集しています)

お問合せ、お申込みはNPO・ボランティアサロンぐんま へ
ご連絡お待ちしています。

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2021年10月21日(金)午後1時半より、 Zoomにて「協働コーディネートを学ぶ 第3回 フルコストリカバリーとは」を開催いたしました。
参加者は30名(行政職員5名、NPO法人等11名、中間支援センタースタッフ13名、その他1名)
はじめに、前回までのふりかえり、今回は協働の中での委託契約における様々な課題、特に委託契約の中の積算の考え方について学ぶことを確認。
《内容》協働におけるフルコスト回収のための積算基準共有の重要性
関西大学商学部教授/公認会計士 馬場英明 氏

はじめに 自己紹介
愛知県で長らくNPO、中間支援に関わる中で、
2007年「行政からNPOへの委託事業の積算に関する提言」(愛知県)の作成に関わる。
~ ボランティアやサークル的に活動していたNPOが、行政から委託を受けて事業を行うようになったものの、事業をやればやるほど苦しくなっていくという課題について、実務者会議を立ち上げ、「委託事業の積算」について、行政(NPO担当者)と話し合い、まとめたもの。
※行政とNPOが対等に協働するための協定「あいち協働ルールブック2004」に基づいた提言で、愛知県が2007年に公表したものの、積算自体の理解が進んでいないのが現状。
この提言の中で、①適正な人件費単価、②必要な経費科目、③団体を維持するための間接費 が積算されていないことが課題として挙げられている。
論点①人件費単価
委託事業としては、公共工事の工事請負、および清掃や警備等の業務委託が中心で、住民サービスに広く参画することが想定されていないため、そもそも積算の基準がない。
→NPOの専門性・ノウハウを活用した事業については、企業等との公平性を考慮しながら、事業の内容に見合った適正な人件費単価で積算することが必要である。
論点②管理費・ボランティア
事業を実施するために必要となる作業及び経費を適正に見積もり、過不足なく積算する必要がある。直接費のほか、間接費として、適切な管理費水準は30%程度。
論点③官民のイコール・フッティング
行政側が見ているのは事業予算のみだが、組織全体ではそれ以外にも様々な間接経費がかかっている。コスト節減は、事業費だけでなく、フルコスト全体を考慮して比較しないと、不公正(アンフェア)になる。



なぜフルコスト回収が必要か?
★継続性・・短期的にはボランティア・サークル的に活動できても、中長期的には組織体制を整備しないと続かない
★多様性・・異なる主体間でも対等・公正な契約条件を整えないと、特定の主体しか協働事業に関われなくなる。
★専門性・・責任をもって事業を遂行するためには、相応の専門性と管理体制が求められる。
まとめ
★短期的に事業ができるかどうかだけでなく、目的性・対等性・責任分担・持続性の観点から、
どのような協働事業にはフルコストが担保されるべきか、官民の相互理解を深める必要がある。
(群馬県「協働による地域づくりに関する指針」参照)
参考資料
l愛知県(2007)「行政からNPOへの委託事業の積算に関する提言」
https://www.aichinpo.jp/7_keisyo/wakugumi/kyoudoukaigi/sekisanteigen0710/sekisanteigenhakkou.html
動画
2021年10月15日(金)、NPO・ボランティアサロンぐんまにて
活動に活かす会計「上期の集計」持ち寄り学習会を行いました。
NPO法人 3団体 4名が参加しました。

NPOの会計については、一般会計とは違い、NPO会計基準に沿っておこないます。
そのため、会計内容に不安、正しい会計や書式になっているか心配など、さまざまな悩みを抱えがちです。
今回の学習会では、NPO・ボランティアサロンぐんまのコーディネーターが個別に内容を確認し、複雑化しているものは簡潔でわかりやすいものに置き換えたり、エクセル簡単会計の実習を行ったり、NPO会計基準を説明したり、各団体に合った方法で対応いたしました。
今回の相談では、会計を月ごとに集計しているためエクセルのシートがいくつもできてしまい、複雑化している事案がありました。
エクセルで自作のファイルを作成し計算している努力は素晴らしいのですが、細分化しすぎると決算書を作成する際に集計がとても大変です。
エクセルで会計を行う際には、クロス集計でピボットテーブルを活用すると手間を省くことが可能となります。
その仕組みを使用しているのが「エクセル簡単会計」です。
手書きや自作のエクセルで計算している方は、簡潔な会計が可能ですので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、事業報告書に記載されている活動計算書や貸借対照表、財産目録を確認すると、日付や単位(円)の記載もれや、書式が違っていることがあります。注記も必要ですが、記載がない場合もあります。
そういったことの会計の全体的な説明も行いました。
特定非営利活動促進法では、NPO法人が積極的に情報公開を行い、それを市民がチェックするよう定められています。
そのための、正確で比較可能な会計報告書を作成するルールがNPO法人会計基準です。
NPO・ボランティアサロンぐんまでは、エクセル簡単会計、NPO会計基準についてのご相談も受け付けております。
今後も会計に関するものを含め、さまざまなセミナーを開催予定です。
開催日の近いセミナー
・インボイス制度について
・税理士による個別相談
・組織基盤の弱点
・kintone(クラウドサービス)NPO向けスターターキットについて
・決算見通しを立てる など



これからの活動に活かしていただけるセミナーです。
ご予約をお待ちしております。
持ち寄り学習会 「上期の集計」
時:10月15日(金)13:00~16:00
会場:NPO・ボランティアサロンぐんま(県庁昭和庁舎1階)
参加費:無料
キャンセルがあったため再募集します。
簡単エクセル会計、会計王、等対応します。
新設NPO法人で、NPO会計基準を知りたい方。
新年度で、初めて会計の担当になった方。
今までも会計を担当していたが、困りごとがある方。
会計年度が4月はじまりだが、領収証を袋に入れたままで手つかずの方。
会計担当が1人で、不安の方。
持ち寄って作業しましょう。




詳細はこちら↓
https://www.toyotafound.or.jp/kaiketsu/2021/