小規模NPO法人一歩前へ運営セミナー 「団体の運営を分析する」
2014年10月8日、伊勢崎市絣の郷円形交流館にて、団体の運営を分析するという
セミナー&ワークショップが行われました。
講師は、NPO法人ぐんま知的資産経営ファームの小山範之さんです。
同法人は行政書士、中小企業診断士等の専門家集団で、中小企業やNPOの支援を行っています。
当日は伊勢崎市内のNPO法人が3団体、藤岡市、安中市から各1団体ずつ、計5団体の
参加でした。
NPOはお金にならない価値を提供している。魚より魚の釣り方を・・・が大事。
NPOは強みを再発見して、何が成果なのかを理解し、成果を継続的にあげていくために
再発見した強みを戦略的に活用していくことが大事。
ワーク① 登山に必要なもの
自団体のWhy(設立趣旨書),How(活動),What(定款3条の目的)は?
ワーク② 5枚の花びら
見えづらいものを見つける方法として、一番時間をかけたもの、専門性のあるもの、
一番つながりのあるもの、一番費用をかけたもの、習慣の中に強みがある。
ワーク③ 面白ストーリー体感
自分たちの団体の内部の強み(S)は何か、弱点・弱みは何か(W)、外部の
強みは何か(O)、環境の障壁・障害は何か(T)というSWOT分析
強みは人的資産(人)、組織資産(仕組み)、関係資産(つながり)で分類してみます。
次に、価値創造ストーリーを考えます。理念を一番左に、業績を右に、
理念を実現するためにどのような取り組みをしてきたか、どんな強みがあるかなどを
記入します。最後に自分たちの活動をどんな想いで実現し、そのためにどんな取り組み
を行い、どんな機会にどういうことを提供するのかという、一つのストーリーに文章化します。
ワーク④ お小遣いをもらうぞ!作戦開始
透明成果という見えにくいものでも大事なもの、それを見える化します。
ワーク⑤ 最後にキャラクター性格診断
強みを9種類の項目でチェックしてみます。
細かく分析するには時間が足りなかったですが、分析の仕方を持ち帰ってもらいたいという
ことでした。
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