青少年育成に関するNPO助成事業
2011年6月6日 長野市のホテル信濃路で、日本たばこ産業株式会社の青少年育成に関するNPO助成事業の助成金交付式および活動成果発表会が行われました。
2011年度助成団体は
長野県菅平で自然学校を行っているやまぼうし自然学校の
テーマ「里山を手入れしてみんなで森に遊びに行こう」(助成額150万円)と
長野県最北部(地震被害のでた栄村に隣接)の木島平村、中野市、飯山市、野沢温泉村で活動をしている「ぱーむぼいす」の
不登校、引きこもり等の児童に対する日中活動の場所と機会の提供による居場所支援(助成額106万2100円)が採択されました。
本年度は残念ながら、本選まで進んだものの、群馬県の団体は採択されませんでした。
2010活動成果発表は
軽井沢町の軽井沢教育ネットワークの軽井沢自然教室子供プログラム(助成額101万円)
小中学生を対象に、地元農家での収穫体験、野菜カレー作り、野菜スタンプでエコバックづくり、森のハイキングで野生動物、野鳥、植物について学ぶ等の実体験を通して、軽井沢の歴史、地理、自然、人情、地産地消について感じてもらい、地元を愛する心を育むプログラム。
諏訪湖の近くの岡谷市の農と人とくらし研究センターの
コメと生きる力を育てる事業(助成額150万円)
区民農園の協力のもと児童養護施設の子供たち、地区の子供育成会の親子が一緒になって代かき、田植え、草取り、稲狩り、脱穀など1年を通して稲作を行い、年末には食育に関するワークショップ、及び収穫祭を行うプログラム。終了後はコメ作り体験の記録集を作成。
群馬県高崎市のホワイトベルの
長野堰憩いのお散歩コース化計画(助成額97万5175円)
NPO法人ホワイトベル、NPO法人思いをつなぐ会、江木町町内会、城東小学校と塚沢小学校児童の希望者が7月から12月の期間中6回、長野堰沿線を歩きながら清掃活動ごプランターへの花植えを行う活動
が発表されました。
長野県県民協働NPO課課長から今年度と次年度行われる新たな公共モデル事業活用についてのお話がありました。
群馬の県域中間支援組織のNPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーターからは、
群馬県内のNPOの現状、群馬のNPO支援、助成金や、新しい公共で増えるであろう行政との委託事業などの外発的資源を取り入れる際、実りある成果と組織基盤強化につなげていくことの大切さについて話してまいりました。
※参考資料
群馬県内の最近の助成金受託団体
2008年 手をさしのべて 不登校引きこもりを含む健全育成事業 (助成額133万5000円)
2007年 よろずや余之助 親子で屋外活動体験事業(親子の絆しっかりと)(助成額65万9060円)
2005年 多言語教育研究所 国際社会をめざす青少年リーダー育成事業(助成額200万円)
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