テーマ対応型協働ミーティング「薪づくりで街づくり、そして人づくり。」


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NPO法人マチイロの代表理事、荒井良明さんが営む株式会社森の香の店舗を訪れ、2024年3月31日に開催された「シキシマエキマエピクニック2024」のイベントについてお話を伺いました。
2024年3月31日、群馬県渋川市にあるJR敷島駅が開業100周年を迎え、この節目として「シキシマエキマエピクニック2024」が開催されました。
NPO法人マチイロが関係団体と協働しながら進めた、まちづくりの取り組みの一つです。当日は、敷島駅前が歩行者天国となり、子ども向けの縁日、キッチンカーや屋台が並ぶなか、ダンスなどの各種ステージパフォーマンスが行わるなど、盛大なイベントとなり来場者は3000人を越えました。
同じ日にJR沼田駅でも同様に100周年記念関連イベントが行われ、鉄道を軸に地域間がつながるイベントとなったのではないかと思います。




「シキシマエキマエピクニック」は、2022年に敷島駅開業98周年を記念して初めて開催されました。その際、地域の人々が自発的に動き、敷島駅周辺の活性化を目指す実行委員会を立ち上げました。
この形式は、さまざまな立場の人が得意分野を活かしながら役割を担えるため、スムーズな運営につながっているそうです。
例えばイベント開催時には、電気技師や建設業に携わる人が設備面を担当し、地域事業者が飲食ブースを運営するなど、それぞれのスキルを活かすことで、一人ひとりが存分に力を発揮し、地域に役立てることを実感を持てるそうです。
「シキシマエキマエピクニック2024」では、多くの団体が連携し準備から当日の運営まで行いました。無人駅である敷島駅での大規模なイベント開催には、地域住民だけでなく、多方面の協力が不可欠です。
渋川市や渋川市社会福祉協議会も、地域コミュニティの活性化という観点からも積極的に関わったほか、JR東日本も上越線敷島駅、岩本駅、沼田駅の開業100周年記念イベントを開催するにあたり、「シキシマエキマエピクニック」の取り組みに興味を持ち、同時開催を決定。
「SL敷島・沼田百周年」を運行するなど、鉄道を活用した地域活性化の一環として協力。無人駅である敷島駅にはふだん蒸気機関車の停車しませんが、停車の実現に至ったとのことです。

イベント当日、この記事を書いている私も汽笛を鳴らす蒸気機関車を敷島駅近くで見て歓声を上げていた一人ですが、「シキシマエキマエピクニック」という魅力的なイベントこそが、「蒸気機関車の停車」までも引き寄せたのだと感じました。マチイロの荒井さんが、とても嬉しそうに「敷島駅に蒸気機関車が止まったんですよ!」と話していたのも納得でした。

マチイロ設立のきっかけは、地域おこし協力隊の課題から生まれました。コロナ禍により協力隊の活躍の場が限られてしまい、地域とつながる機会があまりないまま任期を終えてしまうケースが増えていたそうです。
そんな中、過疎化が進む敷島駅前の商店街の歴史を紐解きながら、地域とのつながりを深めるワークショップを開催。かつての商店街の地図を復刻し、完成した地図を披露する場として、敷島駅98周年を記念した「シキシマエキマエピクニック」が初めて開催。地域の歴史や文化を共有する場となりました。

翌2023年には、敷島駅99周年記念イベント「シキシマエキマエピクニック2023」として、駅前の道路を歩行者天国に。
敷島駅開業100周年記念イベントと同時開催となった「シキシマエキマエピクニック2024」では、地域住民だけではなく、市外からも多くの人や鉄道ファンが訪れる一大イベントとなりました。
「シキシマエキマエピクニック」は、敷島駅100周年記念イベントを一つの区切りとするそうです。地域の多様な人々が持つ力を発揮することで地域活性化につながることを、3年にわたるイベントを通じて実感できたといいます。
今後は、マチイロの活動目的である「まちづくり活動を通して、市民がより暮らしやすくなる街をつくり、市外の人が移住・定住したくなる魅力を創り、発信すること」を軸に、2040年に5,000世帯の定住を目指すという重要なミッションに向け、以下の活動をさらに推進していくそうです。
これからも地域に根ざした活動を通して、地域の多様な人々や企業、行政などとつながりながら、誰もが暮らしやすくて、住み続けたくなる、いろどり鮮やかな街となっていくのではと思います。

駅のえんがわについては、ブログ記事でも紹介しています。
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◆NPO法人マチイロ 法人概要
所在地 渋川市赤城町敷島701
代表理事 荒井良明
https://www.machiiro.or.jp
前橋市川原町にあるJINSPARKを訪問しました。

JINSPARKは創業の地前橋で、商品販売だけでなく、地域コミュニティのハブとなることを目指して2021年にオープンしました。
買い物に来た親子が立ち寄り、ゆっくり過ごせるような場所。
地域の人々が気軽に集まり、イベントを開催できるような場所。
イベントを通して、アーティストと参加者が交流できるような場所。
高い天井と、日差しの差し込む明るく開放的な空間は、訪れる人をリラックスさせます。
また階段状になったベンチは映画の上映会に活用されることもあるそうです。
ガラスにはアーティスト いくらまりえさんの作品が描かれている
群馬や前橋にゆかりのあるアーティストを講師に招いたアートワークショップも定期開催する
※2024.9.29~2026,1.29の期間限定での展示
カフェスペースもあり、店内では焼き立ての美味しいパンと飲み物を頂くことができます。
JINSPARKではスペース利用の一般公募をトライヤルしており、敷地内でのマルシェ、ワークショップ開催、作品展示、イベントなどを実施することができます。
人気があるので、募集開始してすぐに日程が埋まってしまうそうです。
こうした取り組みについて、「企業が行う公共」ということで地域共生事業部の白石さん、石井さんからお話を伺いました。
地域の人々が集う場をつくることで生まれる交流や、人々に楽しい時間を提供できることが地域活性化につながります。
こうした地域活性化の取り組みは、営業している地域への恩返しという思いもあるようです。
NPO法人Mam’s Styleとの協働例 子ども服、絵本のリサイクルBOXと販売を行っている
その他の社会貢献活動
・JINS norma 障がい者と健常者が互いに特別に区別されることなく共に生活することができる社会を目指し、農業やコーヒー豆の選別作業などを行っている。障がい者の就労支援と農業の担い手不足の解消
https://jinsholdings.com/jp/ja/group/jinsnorma/
・JINS GO 高齢者施設、買い物困難者等への移動式眼鏡販売サービス。能登被災地支援として輪島へ眼鏡500本の無料配布を実施。
https://www.jins.com/jp/jinsgo/
・みんなとつながる上毛カルタ 一般社団法人メノキとの連携 視覚障がい者、健常者も共に楽しむことができる立体になっている上毛カルタの開発 教育機関での出張講座なども行っている
https://park.jins.com/series/jinsnotanemaki/menoki/
株式会社ジンズでは様々な地域活性化の取り組みを行っており、今回掲載した社会貢献活動はほんの一部です。
JINSPARK前橋について https://www.instagram.com/jinspark_maebashi/
株式会社ジンズホールディングス
JINS HOLDINGS Inc.
代表取締役CEO 田中 仁
東京本社
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町三丁目1番地 安田シーケンスタワー
前橋本社
〒371-0046 群馬県前橋市川原町二丁目26番地4
1988年7月
下記事業を営む子会社等の事業活動の支配及び管理
アイウエアの企画、製造、販売及び輸出入 ウェアラブル端末およびそれらの関連商品の企画、開発、製造、加工、販売、賃貸、保守および輸出入 医薬品、およびそれらの関連商品の販売および輸出入
前橋市千代田町にあるGITYは株式会社CATENASが運営しているコミュニティサロンです。

スタイリッシュなエントランス

株式会社CATENASは収益事業である大手企業のITコンサルタントと、非営利事業として持続可能な自立分散型社会を目指す非営利事業部門を行っています。
IT格差、少子高齢化、若者の都市流出など地域課題は多様化する一方です。
若者が都心部に出ていったまま群馬に帰ってこないのは、魅力的な場がないからだ、ということに
代表の神保さんは気づき、故郷群馬でGITYを運営することを思いついたそうです。
コミュニティサロンGITYとは
学生の登録、利用は無料
学生の使いやすい時間帯を考え、365日24時間営業![]()
学生、企業、地域の団体など様々な人が関わり、学びや成長を得ることのできる場
デジタル人財 育成の場
新たなビジネス、サービス開発 学生の起業を応援する
学生の採用活動の場
群馬イノベーションアワード2023 ビジネスプラン部門 大学生・専門学生の部 大賞のクルマエビ養殖プロジェクト
3Dプリンターを使った試作品
館内の人の流れを識別しているカメラ
学生は最初登録時に自分の興味のあること、やりたいことなどをシートに記入し、GITYに来る目的や目標を明らかにします。このことが、キャリア教育にもつながっています。
GITYに登録している学生データ、利用状況の統計、デジタルカメルによる24時間監視システム等は、登録した学生のアイディアによりデジタル化されています。
学生が企画した事業のアイディアの一覧がアプリ上で見ることができるようになっています。
右から2番目 株式会社CATENAS代表 神保さん 右:株式会社キャリコの横田さん(GITYの登録企業、学生の面接を協力している)
企業の方を招いた特別講演会、学生と企業の交流会、学生主催のプロジェクト発表会などGITYで開催されています。
学生のプロジェクト支援の例
クルマエビ養殖プロジェクト(水槽の水質管理システムを学生が担当)
子ども食堂運営 子ども食堂るりあるく(株式会社CATENASが物件を提供)
建築事務所と群大生による空間デザイン共同プロジェクト
また、大学生と連携した地域密着型の学習塾など、学生と共に起業を行っています。
学生が学ぶための教育と起業を試すことのできる場、働く場所があれば地方定着を促進することができ、人材不足の解消、多様な人材を育成することができると神保さんは考えています。
学び→つくる→成長→報酬→リーダーの育成という循環を生み出すことができます。
これが、将来的に自立分散型社会へとつながっていく構想です。
これからGITYに集まる学生の方からどんなプロジェクトが生まれるのか、どのような出会いがあるのかとても楽しみになりました。
株式会社CATENAS
コミュニティサロンGITY
ホームページ https://www.gity.co.jp/
クミ化成株式会社 関東工場は赤城山のふもとに事業所を構えており、自動車のプラスチック内装部品を製造しています。
クミ化成の国内工場は2拠点あり、関東工場の他に三重工場があります。

今回、企業の社会貢献活動について、総務課 課長の高砂さんと、係長の生方さんにお話しを伺いました![]()
地元、渋川市内の中学校へテントを寄付したことをきっかけに
小学校へテントの寄付、幼稚園へテントと給食ワゴンの寄付、保育園には遊具の倉庫を寄付するなど活動が広がっていきました。
ボランティア団体『宮田ホタルの里を守る会』の活動へ参加![]()

自分たちが何か手伝えるボランティア団体はないかと、
高砂課長自ら渋川市役所内に設置されているボランティアセンターへ足を運びました。
小学校で自転車教室![]()
4月になると小学校で自転車教室を実施しており、新1年生には反射板が付いている『まもってトートバッグ』を配布しています。
5月には、幼稚園で紙芝居を使った読み聞かせの交通安全教室を実施しています。
春の社会貢献活動ということもあり、新入社員の研修の一環にもなっているそうです![]()
その他にも渋川市内にある『だれでも広場』へ直接連絡をとり、
食品ロス削減としてお歳暮等でいただいた食品を提供したり、
夏には工場の敷地内で捕まえたカブトムシを、だれでも広場を利用する子どもたちに配布したりと、様々な地域貢献活動を行っています。
地域との連携のコツを聞いたところ、
『企業から動かないとつながれない。』という答えが返ってきました。
活動についてとても楽しそうにお話ししてくださるお二人の姿から、地域とのつながりを大切にするために自ら行動し、地域社会貢献に取り組まれていることが伝わってきました。
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クミ化成株式会社 関東工場![]()
【住所】
〒371-0055
群馬県渋川市北橘町上南室164-1
【電話】
0279-20-4800(代表)
クミ化成株式会社の社会貢献活動についてはHPからもご覧いただけます
https://www.kumi.co.jp/csr/
制服リユースにより、持続可能なまちづくりを目指す![]()
「制服ばんく」は洗濯工房ココアと前橋市内の中学校・高等学校、PTAの連携で運営している、制服リユースの取り組みです。
担当の新井さんにお話しを伺いました。

2020年2月、新井さんは自身の子どもが大学卒業する際に、3年間着用してもまだきれいな制服を捨ててしまうのは勿体ない、まだ利用できないかと思い立ち制服リユースを開始しました。
最初は学校、教育委員会を訪れ、制服を集めることから始めましたが小さい会社なので全く相手にされませんでした。
その後、徐々に制服リユースの取り組みが新聞、SNS等メディアに掲載されるようになり、2023年から前橋市内の中学校、PTAと連携して制服バンクを展開。
現在第5中、南橘中、第6中、第1中や芳賀中など前橋市内11の中学校で展開中です。
今後、制服ばんくに協力してくれる学校は増えていきそうです。
・制服ばんくでは不要な学生服を学校の提供BOXで回収(または洗濯工房ココア店舗持込み)
・クリーニング加工後、清潔な状態で保管
・譲渡会で必要な児童・生徒へ無償で引き渡ししています。
この日は前橋市立第5中学校で行われた制服譲渡会の様子を取材しました。
譲渡会の受付はPTAの皆さんが協力して運営しています。
また、学校によっては制服の常設場所として空き教室を提供し協力しているところもあります。


きれいにクリーニングされ、新品のような制服。夏服、冬服が男女、サイズ別に陳列されています。
男子の学ランは人気ですぐ終了してしまうそうです。

譲渡会の受付では、引き取った制服の価値を金額で記入してもらい
回収BOXでは不要な制服を集め、重さをキロ単位で図ることで
家計の経費削減とゴミの減量を指標として統計を出しています。
ゴミの減量化により脱炭素活動への参画、
制服を無償提供することで家計の負担軽減
結果として持続可能な地域づくりの実現に貢献しています。
また、ネッツトヨタ片貝店の店頭でも制服回収の窓口を行っています。SDGsを目指す企業として、ココアの取り組みに賛同し協力頂いています。

有限会社ココア
【住 所】
本店所在地:〒371-0801 群馬県前橋市文京町3丁目33-13
支店:〒371-0037 群馬県前橋市上小出町3丁目12-11
【代表者名】
新井 知明
【設立年月日】
2003/04/10
【代表電話番号】
027-243-5580
【事業内容】
衣類全般・着物・皮革・寝具・インテリア・靴・バック等のクリーニング
SDGsの取り組みについて、以下リンクから参照できます。
2024年2月27日(火)に
高崎市の「(株)ポーラ・関越ユニット」を訪問いたしました。
多くの方がご存じだと思います。言わずと知れた大手国内化粧品メーカーです。
なぜ今回、訪問したのかと申しますと、さまざまなところで協働での社会活動を行っていることを知ったからです。
企業としてのCSR活動だけでなく、地域貢献活動として、社会福祉、子育て支援、福祉美容、男女共同参画、ジェンダー教育など、積極的な社会活動を進めており、ぜひお話をお聞きしたいと思いました。
まず初めにあがったのは、
2029年ビジョン、『私と社会の可能性を信じられる、つながりであふれる社会』を掲げ、
「We Care More.世界を変える、心づかいを」を行動指針として、
100周年に向けて活動中とのことでした。
ポーラさんと言えば訪問販売をイメージする方が多いかもしれません。
しかし十数年前から、ロードサイド店舗やショッピングモールでの店頭販売が主力となり、地域社会とのつながりが求められるようになりました。
もとより社会活動が活発な地域でしたが、100周年に向けてより一層注力するようになったとのことでした。
特に驚いたのはフットワークの軽さです。
困っていること、協力できることがあれば、とすぐに連絡を取り実現に向けて行動します。
協働先は、NPO法人他、自治体、学校、福祉系団体、任意団体とさまざまです。
群馬県内だけでも50を超える店舗があり現場毎に活動しています。
スケールの大きさに驚きました。
そして企業のスピード感は見習いたいところです。
また、化粧品メーカーとしての社会活動のため、メークやマッサージなど美容を活かしたものが主流(美容以外も行っています)で、様々な方への幅広い内容の講習、就活メーク、アピアランスケア(外見ケア)など、ニーズに合わせて対応しています。
そういった活動の中では利益追求していません。
美容を通して社会をケアしたいという思いを感じました。

お忙しい中ありがとうございました。
株式会社ポーラ
https://www.pola.co.jp/
2024年3月2日(土)、東京都中央区にある協働ステーション中央で開催されたつながりマルシェを見学に行きました。

協働ステーション中央は、NPO法人NPOサポートセンターが中央区から委託を受けて運営している中間支援センターです。
NPOやボランティア団体などの市民活動団体、町会・自治会と公益活動を実践する企業が地域課題解決に向けて行う事業の支援と、団体間の連携と協働をコーディネートしています。
協働ステーションの事業について詳しく説明してくださったスタッフの西村さん。当日ご多忙のところ、ありがとうございました!
つながりマルシェは協働ステーション中央/中央区が主催する、NPO・地域・企業の活動と区民をつなぐマッチングイベントです。
今回の参加は中央区で活動する市民活動団体、企業の合計31団体が出展しました。
コロナ禍のため、対面開催は4年ぶりです。昨年までは動画を作成し、ケーブルTV局で放映したそうです。
会場内ではそれぞれの団体の活動を紹介するブースが設置され、パネル展示やグッズの販売など、日頃の活動発表の場にもなっています。
興味をもった団体と気軽にコミュニケーションできるので、新たな出会い、協働に関するマッチングの機会となっています。
企業、学校との連携やボランティアの募集など、団体の方から直接聞かせて頂いた活動内容が興味深く、なかなかすべてのブースを回ることはできませんでした。
国際協力NGOや地下鉄付近のバリアフリーマップ等、群馬ではあまりない活動を知る機会になりました。
またブースでの活動紹介だけではなく、グッズの販売は参加者にとっても気軽に寄付できるきっかけとなるので、このような場が群馬でも開催できたらよいな、と思いました。
~出展団体の一部をご紹介~
認定NPO法人シェア
国際保健NGO。活動地域はカンボジア、東ティモール、タイ、エチオピア、南アフリカ。
使用済切手、書き損じハガキ、テレホンカード、古本の回収により査定額が寄付となり、
活動地域での母子保健、医療などの健康支援につながる。
寄付された物品の整理はボランティアの協力で行っている。
また、東ティモールのフェアトレードコーヒーの販売も行っている。
https://share.or.jp/index.html

団体ロゴ―、スタッフのTシャツなどテーマカラーの赤が一目を引く

NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム
障がいのある方、介助者の方、ベビーカー使用者にとって歩きやすいまちをテーマに、区民がまち歩きをしてバリアフリーマップを作成。まち歩きはボランティアの協力で行っている。

代表の金子さん
現在、千代田区、中央区、中野区のマップがある。地下鉄、トイレ、エレベーターなど詳細な情報が掲載されている
NPO法人ピーススマイル協会
若者の自殺とうつを予防する活動を行う。居場所づくりや学習支援、LINEによる悩み相談、中高校でのワークショップ開催など。子ども、若者に関わる人向けの自己肯定感を回復する子どもへの接し方講座も行っている。
左:代表 越智さん 右:ボランティアの方々 仕事の傍ら活動のお手伝いをしています
中央エフエム株式会社
中央区のコミュニティラジオ局。震災発生時には防災ラジオとしての役割を担う。
中央区の市民活動団体を紹介する番組枠があります。地域密着型の連携、いいですね![]()

中央区社会福祉協議会
区中央内に事業所を持つ企業・社員の方の、地域貢献活動や社会貢献活動への支援を行っています。
中央ぷらねっと:中央区内に拠点を置く有志企業と中央区社会福祉協議会ボランティア・区民活動センターで構成されで構成された組織で、平成6年に発足。企業同士の情報交換にとどまらず、ワーキンググループ活動など、「地域と共に歩む」ことをコンセプトに、参加企業が主体性を持って区内で様々な地域貢献活動を企画・実施しています。

&キッズ
団体や地域の課題解決を子どもたちに提案してもらう授業を小学校で行っています
地元の商店街と連携して行った探求型キャリア体験の様子が展示されていました。

月島荘
月島にある企業寮で、複数企業の若手社員のためのシェアハウス。
若手社会人と地元の高校生・大学生が交流する「価値観貿易」という活動を行っている。
活動を担う高校生の自主性を尊重しています。
https://www.tsukishima-sou.com/

NPO法人日本キャリア開発協会
キャリアカウンセリングの普及・啓発、カウンセラー養成、学校・企業などへのキャリア支援サービスの提供を行っている。

独自に開発された教材 人生すごろく「金の糸」

就職活動をする学生が自分のことがよく分からないという悩みをきっかけに開発された、ゲーム形式の自己理解支援ツール。
「小学校時代を振り返る」というテーマで体験してみました。ゲームを楽しむだけでなく、カウンセラーの方が寄り添い、自己肯定感を上げるような声かけをして下さるのがよかったです。
Edo All United株式会社
東京の中心に、世界にインパクトを与えるサッカークラブを作ることを理念に設立された社会人サッカークラブです。
子どもたちにも夢や目標を追いかける機会として、子どもを対象とした大会を地域と協力して開催しています。協賛企業は主に口コミで訪問しているそうです。協働団体募集中です。

選手の方、事務局の方と。グッズのTシャツとタオル
つながりマルシェ特設サイト
https://kyodo-station.jp/mihonichi2023#mihonichi2023_top
協働ステーション中央
2023年12月3日(日) Gメッセにて開催
一般社団法人ハレルワ主催による
第2回「ぐんまにじいろウェルネスフェスタ」に参加いたしました。
ハレルワさんは、群馬県初のLGBTQ支援団体です。
今回は、健康や美容をテーマとした協力企業によるブース出展と、交流会も行われました。
社会活動に積極的な大手企業がブース出展していることもあり、大変賑わっていました。
マルエドラッグ:健骨度測定・薬剤師相談
資生堂:肌診断・パーソナルカラー診断・メイク体験
エーザイ:キレイと元気を応援コーナー
産科婦人科舘出張佐藤病院:ちょっと聞きにくい婦人科に関する疑問や相談
JINS:メガネのオンライン試着似合い度判定、視力測定と販売
TOBEKOFFEE:コービーの試飲・販売 など

マルエドラッグさんは、募金箱の全店設置や、今回のようなイベントを協働で開催したりなど深いつながりがあり、第2回の開催となったそうです。
特に社会活動が活発で、提携先のウエルシアが導入する「ウエルカフェ」に準じて
(過去の取材はこちらhttps://nposalon.kazelog.jp/npo/2023/09/post-92f7.html)
「マルエカフェ」としてコミュニティスペースを配置しています。
また、地域のイベントにも参加し、先日は高崎市主催の食育イベントにも参加されていました。

各企業ブースでもお話を聞きました。
印象的だったのは、企業側としても、LGBTQ+への理解、社員教育などを進めている中で、特に若手社員は自然に受け入れているが、年齢が高くなるにつれて、まだまだ理解が不足していると感じることもあり、これからも継続的に活動を行っていきたいとのことでした。
また、企業の中では、社会活動をする専門の部門や係があり、とても積極的に活動を行っているが、そういった活動の中では利益追求していないという企業もありました。
企業との協働での懸念材料でもある利潤といった部分で、あきらめたり、不信感を持ったりしがちですが、まずはしっかりと要望を伝え、対等な立場で協働を進めることができれば、お互いに大きな成果をもたらすことができるのかもしれません。
当日は交流会も開催され、当事者の方、支援者の方、さまざまな意見交換がされました。

人それぞれ考え方は違いますが、理解することで世の中は変わります。
本来ならば悩まなくてもよいことで、つらい思いをされているのだとしたら、とても胸が痛みます。
自治体のパートナーシップ制度でパートナーとの生活を始めたと、とても嬉しそうに報告をされた方がいらっしゃいました。世の中の理解がより一層進むことを祈ります。
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一般社団法人 ハレルワ
〒371-0022
群馬県前橋市千代田町4丁目18−4 オリオン通り まちのほけんしつ内https://hareruwa.org/team/
さまざまな活動、相談、講演、企業連携など 詳しくはホームページへ。
◆まず、「こ・ふぁん」について
群馬県ではすべての人たちが自由に表現できる社会を目指す中で、令和5年4月に「群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)」が開設されました。
「こ・ふぁん」は、「NPO法人工房あかね」、「NPO法人あめんぼ」、「(一社)あったらいいなをカタチに」の3つの団体が協力して運営しています。
9月に群馬県庁32階にあるYAMATOYA COFFEEで開催された、イベント「アーツアンドカフェ」にお邪魔して、群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)、株式会社大和屋、群馬県障害政策課の方々から、お話を伺う機会をいただきました。
その際の記事はこちら→【県庁32階YAMATOYA COFFEE32にて「アーツアンドカフェ」展 】
今回は「こ・ふぁん」を運営している団体の一つであるNPO法人あめんぼが桐生市内にオープンした「あめんぼroom」を訪問し、製品(作品)がたくさん展示されている中で、あめんぼの吉田さんにお話しを伺いました。
◆「あめんぼroom」について
NPO法人あめんぼが、「ベーカリーカフェ・レンガ」別棟2階に設けた拠点で、あめんぼ作家と家族が地域の人たちと生み出したカタチを提案・提供する発信の場となっています。月1回のオープン日には、ここを目指してきた人、ふらりと立ち寄った人たちでにぎわうそうです。
(※毎月第1土曜日オープン。その他の日は事前予約制です。)

伝統的な建物を活用したカフェや店舗が多い桐生の町の中でも人気のベーカリーカフェ「レンガ」の2階に上がると、たくさんの製品(作品)が展示されていました。大胆な柄のバッグやTシャツ、アクセサリー等、オリジナリティあふれる製品の数々は、どれもあめんぼ作家の作品と、地元のアーティストや職人たちとのコラボレーションによって生み出されたものです。例えば「桐生手ぬぐい」は「あめんぼ」の作家の作品をモチーフに伝統的な製法「捺染」で作られています。地元の産業、伝統的な工法技術との出会いがここにしかない製品を生み出しています。
吉田さんによると、農業県である群馬において、桐生は古くから手工業(織物)、商人の町であったこと、戦争でも空襲を免れたことなどから、古い町並みや伝統を守りつつ、新しいものを取り入れる文化的な土壌、背景があり、あめんぼが地域に根差した活動がしやすいのではないかということです。この「レンガ」の2階も、「レンガ」のオーナーがあめんぼの活動に共感して貸してくれたという経緯があるそうです。

◆障害者芸術支援活動「NPO法人あめんぼ」について
2013年に、あめんぼの作家の一人であるりんたろうさんと、桐生を拠点に活躍するデザイナー、金子義弘氏とのコラボレーションで震災復興チャリティTシャツを初めて製品化し、売り上げから寄付を贈ったことを機に、活動をスタート。
2015年に桐生の「伊藤屋珈琲ファクトリー」で展覧会を開催するなどの活動を重ね、2021年に「NPO法人あめんぼ」を設立。現在、あめんぼの作家は12人、普段はそれぞれ特別支援学校や就労支援施設等に通いながら、定期的に集まって創作活動を行っています。住んでいる場所、年齢等は様々で、同じ思いを共有したメンバー(作家とその家族)が自然に集まったということです。
活動を始めたことで、作家の家族、特にお母さんたちが元気になった、明るくなったという変化があったようです。普段、障害をもつ当事者の家族たちは、周りに謝ってばかりいたり、肩身の狭い思いをすることが多いという現状の中で、この活動を通して、本人が変わり、家族が変わり、まわりが変わっていくのを目の当たりにするといいます。吉田さんは「まずは半径5mを変えたい、そこからだんだん広げていく」と仰っていました。この活動を通して生まれた小さな変化がだんだん大きな変化となって、社会全体に広がっていくために、活動を応援したいと思いました。

◆障害者×アート
このようにあめんぼは、いろいろな協力者を巻き込みながら、地元のアーティスト、企業、行政と連携して新しい活動、魅力的な製品づくりを進めています。吉田さんによると、普段障害者と呼ばれる作家一人ひとりのことを知ってもらう方法として、彼らの行為や表現をアートとして発信することが有効だと考え、一つひとつカタチにしてきた結果だと言います。
障害者や様々なマイノリティを支える活動は、いずれ私たち一人ひとりに還ってくる活動だと吉田さんは言います。一人ひとりが創造性を発揮し、自由で幸せに暮らすために、これからもアートという手段を使って様々な活動に取り組んでいくという意欲がうかがえました。
◆行政・団体・企業との連携
あめんぼでは、地元の企業等とも積極的に連携して活動しています。
群馬県トラック協会で、交通安全や環境対策をモチーフに制作しているデザイントラックにも、あめんぼ作家の絵が起用されました。桐生の老舗運送会社である東群運送のトラックにりんたろうさんの絵が採用され、交通安全の標語とともに、たくさんの笑顔とそれを見守るモアイのイラストのデザイントラックが街を走りました。

またこのデザイントラックを機に、交通安全のポスターにも、あめんぼ作家の絵が採用されたそうです。
◆こ・ふぁんとして
吉田さんは、こ・ふぁんとしての活動を広げるためにも県内各所に出向き協力を求めていますが、障害者のアート(芸術)活動に対する反応は、地域によって様々だといいます。
まずは、受け入れられやすいかたちで、誰でも気軽に参加できる「ペイントワークショップ」「ドラムサークル」などのイベントを開催しています。「アートとは」と頭で考えるのではなく、まずやってみよう、感じてみようということで、障がいのある人もない人もみんな一緒に楽しめるイベントです。
今後もペイントワークショップやドラムサークルのイベントが県内各所で開催されますので、ぜひ多くの人に参加してもらい、一人でも多くの人にこの活動が広がり、障害者のアート(芸術)活動への理解が進んでいってほしいと思います。
◆最後に、協働の難しさ
吉田さんは、様々な人の協力を得ながら、また企業や行政、ほかの団体と連携して活動している中で、難しさを感じる場面もあると言います。
県の委託で運営している「こ・ふぁん」については、行政から事業や作品を評価する指標を求められ、戸惑うこともあると言います。また、県内の障害者就労支援施設等では、創作活動に理解を示しても、作品、製品を販売する際の対価に対する考え方に差があることが多いようです。
それぞれ異なった立場、背景、価値観をもつ相手と一緒に活動を進めるためには、お互いの違いを理解した上で共通理解を見出し、地域性等も見極めながら、少しずつ歩み寄り、一つずつ丁寧に進めていく必要があります。そのためには大変な時間・労力がかかることが想像されます。
先日話をうかがった「工房あかね」もそのような苦労を重ねて今があるというお話でした。あめんぼもその後を追いながら、同じ目標を掲げて一緒に活動を発展させていくことで、県内のアート活動が活発になり、障がい者に限らず私たち一人ひとりが尊重され、創造性を発揮できる豊かな社会につながっていくはずです。
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NPO法人あめんぼ
所在地:群馬県桐生市新宿3-6-25
H P : www.kiryu-amenbo.jpn.org
★あめんぼroom★
桐生市東久方1-1-55 ベーカリーカフェレンガ別棟2階
(※毎月第1土曜日オープン。その他の日は事前予約制)
群馬県障害者芸術文化活動支援センター(愛称:「こ・ふぁん」)
群馬県では、障がいをもつ人たちの芸術文化活動の普及を支援するため、今年度「群馬県障害者芸術文化活動支援センター(こ・ふぁん)」を設置し、「ネットワークの構築」「相談支援」「人材育成」などに取り組んでいます。
「NPO法人工房あかね」が事務局となり、「NPO法人あめんぼ」「一般社団法人あったらいいなをかたちに」と共同でセンターを運営しています。
http://gunma-artsupport.com/