コロナ下におけるNPO法人への影響について(経常収益)
県内NPO法人755法人のうち、2019年度と2020年度の経常収支が比較が可能な583法人についてコロナの影響を調査しました。
2019年度と2020年度を比較すると、全体の52%が減少、48%が変化なしもしくは増加という結果になりました。
この経常収益増減を団体の収入規模別(100万円未満、100~500万円未満、500~1000万円未満、1000~3000万円未満、3000万~1億円未満、1億円以上)を比較してみると下記のとおりとなりました。
コロナの影響は収入規模が小さい団体にとってはマイナスの影響が大きく、収入規模が大きい団体は経常収益が増加に転じた団体も多く、あまりマイナスの影響を受けていない様子がうかがえました。
各収益規模ごとに分けてみてみると下記の通りとなりました。
収入規模100万円未満の団体は、58%が減少、42%が変化なしもしくは増加。
収入規模100~500万円未満の団体は、61%が減少、39%が変化なしもしくは増加。
収入規模500~1000万円未満の団体は、50%が減少、50%が変化なしもしくは増加。
収入規模1000~3000万円未満の団体は、48%が減少、52%が変化なしもしくは増加。
収入規模3000万~1億円未満の団体は、38%が減少、62%が変化なしもしくは増加。
収入規模1億円以上の団体は、45%が減少、55%が変化なしもしくは増加。
この調査は群馬県共同募金会の助成金により実施しました。
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