NPO・非営利法人向け salesforceセミナー
2022年12月16日㈮にsalesforceセミナーを開催しました。
今回のセミナーは、赤い羽根共同募金の助成を受けて実施いたしました。
zoomでの開催で、12団体13名が参加しました。
講師はNPOサポートセンター事務局長、小堀悠氏です。
第1部
主にsalesforceの基本機能や、基本操作などが紹介されました。
※今回は簡易編のため、ポイントのみ紹介
salesforceを使うと、NPO等の団体で抱えているいろいろな課題が解決できます。
・担当者に情報が依存している、情報がばらばらと散在している
・イベントの告知メールを出すたびに、リストがたくさん、重複してる。 などなど
salesforceとは...
ばらばらに存在するデータを一箇所にまとめて、管理・活用するためのプラットホームです。
たとえば、会員情報(会員期限、会費納入の有無)、イベントの申し込み状況、問い合わせの対応履歴、名刺情報などをまとめて管理・活用することができます。
クラウドサービスなので、どこからでも同じデータにアクセスすることができます。
2022年現在、国内で約1400の団体が使っており、事業規模、業界を問わず導入されています。
salesforceの活用イメージ
salesforce 3つの魅力
1.寄贈プログラム(1/1/1モデル)
salesforce社では、社会貢献プログラムの一環として、NPO法人などの非営利団体に対して、製品の寄贈(無償提供)・割引を行っています。
→寄贈申請についてはこちら https://www.salesforce.com/jp/company/org/eligibility_criteria/
2.クラウドならではの利便性
salesforceはクラウドサービスなので、ソフトは自動でアップデートされます。さらに外出先でも、どこからでも同じデータにアクセス可能です。
3.多様なアプリの提供
salesforceでは、パートナー企業による様々なアプリが提供されています。スマホにアプリを追加するように、団体のニーズに合わせて必要な機能を追加することができます。
salesforce導入のポイント
①全員で使うこと
一部の人が使うだけでは、最新の情報をリアルタイムで全体で共有できません。また情報の更新が滞ったり、データ管理を行うスタッフに負担が集中してしまいます。
②目的の明確化
何のために導入するのかを明確化し、組織によって中身をカスタマイズしていく必要があります。
名簿管理や寄付者・会員の分析などの先に、業務の効率化やプロジェクト・予算管理につなげられる体制づくりを視野に入れることも、よりsalesforceを活用できるポイントとなります。
第2部
午後は、salesforceの基本機能や基本操作などから、少しステップアップした内容にチャレンジしました。
具体的な操作方法を、実際の画面を見ながら解説いただきました。
NPO法人向けのNPSPによる実践のため、寄付・会員の管理、イベントの管理など、すぐに役立つ内容です。
また、個人や団体の管理だけでなく、分析も可能なのがsalesforceの特徴です。
例えば、イベントの参加者は、正会員なのか賛助会員なのか、またその比率は…といったことなど、グラフで表示させることも可能です。
セミナー終盤では参加団体からの質問タイムもあり、既に導入している団体の困りごとにもお答えいただきました。
実際に導入すると、バラバラに管理していたものが一元化でき、クラウドサービスであるため、PC・スマホ・タブレットなどでどこからでもアクセスできます。
帳票やPCのみで管理していた方法ではできなかった自由で便利な使い方が可能です。
セミナーに参加された方のアンケートから、導入を検討したい、わかりやすかった、といった回答をいただきました。
会員管理でお困りの団体の方は、このような便利な方法がある時代ですので、導入を考えてみてはいかがでしょうか。
NPO・ボランティアサロンぐんまでは、団体運営に役立つセミナーを今後も開催いたします。
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