NPO法人あんなか元気づくり応援団(AGO) × 安中市 の協働
~多世代交流型子育て支援拠点・あんなかスマイルパークの運営~
【あんなかスマイルパークとは】
多世代交流型子育て支援拠点「あんなかスマイルパーク」は、2021年4月29日にオープン。
安中市が設置し、施設の管理業務については公募により「NPO法人あんなか元気づくり応援団」が受託し、運営に当たっている。
行政と民間が連携して安定した施設運営を行いながら、小さな子どもからお年寄りまでが気軽に集い豊かな人間関係を育めるよう、子育て支援の推進や多世代交流の場所づくりを目的とした施設。
【協働の概要】
あんなかスマイルパークの運営=民間の自由な発想(AGO)×公共性(安中市)
・あんなかスマイルパークのオープンに合わせて、安中市とAGOの間で管理運営業務について委託契約を締結。「協働」をテーマにこれからの時代に合う公園の在り方を双方の協力と協議で模索している。
・「安中市の規程にのっとった運用」と「NPO法人の自由な発想による運用」とを常時協議し、来館者に向けた「柔軟」かつ「スピーディー」な対応を心がけている。
・事務室には双方の職員が複数常勤。オープン当初からコロナの感染状況により様々な制約を受け、イベントの中止や貸館業務の停滞など予測不能な事態も発生したが、職員達の知恵をフル活用して対応し、来館者との信頼関係を構築している。
◆経緯
・安中市は「あんなかスマイルパーク」設立に向け、2017年より市民参画によるワークショップや検討委員会を実施。当初より、市民参画による運営を市民と安中市とで検討。
・検討委員会に参加していた市民を中心に、2020年に「NPO法人あんなか元気づくり応援団」立ち上げ。願いは「あんなかスマイルパーク」が民間の活力で、多くの市民に活用してもらえること。
2020年末に安中市が「あんなかスマイルパーク管理運営業務」を公募。
2021年2月に提案書、プレゼンテーションを経て、AGOが受託。
・2021年4月29日あんなかスマイルパーク・オープン。
◆協働したことによるメリット・相乗効果
〈NPO法人あんなか元気づくり応援団〉
・安中市の理解・協力を得て、様々な活動を自由度高く推進できた。
・運営上判断に困るケースもあるが、市から適切なアドバイスをいただき無事推進することが出来た。
・状況により、体制強化も必要となるが、市との協議により対処出来ている。
・来館者に大変喜んでいただけていることが何よりの相乗効果である。
〈安中市〉
・予算を有効に活用し運用できた。
・コロナの状況により活動の停滞があったが、民間との連携、柔軟な発想により安定した施設管理・運営、集客を実現できた。
・業務委託により、新たな雇用が生まれ、地域活性化や利益還元に繋がった。
◆それぞれの役割
〈NPO法人あんなか元気づくり応援団〉
・自由な発想による経営の推進
・市民の思いに寄り添った事業の推進
〈安中市〉
・規程にのっとった運用の管理
【NPO法人 あんなか元気づくり応援団(略称AGO)】
代表:宮田 勝次
住所:安中市原市2063-1
目的:「地域の様々な人の連携と協働による子育ち・子育て支援」「多世代交流による学び合い」を念頭に置いた事業を展開し、地域社会の活性化と地域福祉の向上を目指す。
活動内容:
◇子育て支援事業
◇多世代交流事業 等
HP:https://annakago.wixsite.com/website
【安中市】
市長:茂木 英子
住所:安中市安中1-23-13
担当課:保健福祉部子ども課
HP:https://www.city.annaka.lg.jp
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