「特定非営利活動法人Design Net-works Association」×「群馬県立吉井高等学校」の協働
【協働事例の概要】高校生による職業人インタビュー
・群馬県立吉井高等学校(以下、「吉井高校」という。)の「産業社会と人間」および「総合的な探究の時間」を特定非営利活動法人Design Net-works Association(以下、「DNA」という)がコーディネート
・DNAスタッフと吉井高校の教員とで「産業社会と人間」および「総合的な探究の時間」を利用し、吉井高校の生徒による職業人インタビュー体験を企画・運営
・生徒がインタビューするにあたり、事前にインタビューの相手の選び方、内容、インタビュー内容まとめ方等についてガイダンス授業を実施。人の話を聞くトレーニングに関するワークも行う。
・生徒は夏休みを利用して、実際に話を聞きたい職業人を選び、インタビューを実施
・夏休み後、生徒はインタビューの内容を壁新聞にまとめ、発表する。
熱心に授業を聞く生徒たち
DNAスタッフによるガイダンス
特定非営利活動法人
Design Net-works Association(略称 DNA)
HP http://npo-dna.org/index.html
代表 沼田 翔二朗
住所 高崎市鞘町10立駐高崎ビル3階高崎中部名店街事務所内
主たる活動 学校教育と連携した教育プログラムの企画・開発・運営・支援
群馬県立吉井高等学校
HP http://www.nc.yoshiihs.gsn.ed.jp/?page_id=144
校長 小松 祐一
住所 高崎市吉井町馬庭1478-1
教育目標 知・徳・体のバランスがとれ、何事にも挑戦するたくましさを持ち、社会に貢献できる人間を育成する。
■協働における役割:DNAスタッフと吉井高校教員で相談しながら、職業人インタビューの企画立案・授業の運営
<D N A>・効果的なインタビューを行うため、生徒に対し、ガイダンス授業や、話の聞き方ワークを行う。
・生徒がインタビューの内容をとりまとめて、壁新聞で発表するため、まとめの方法、効果的な新聞の作り方(タイトル、写真、エピソード等)について支援・伴走
<吉井高校>・DNAスタッフが実施する授業に基づき、教員が生徒からの質問に応じたり、生徒の指導を行う。
■協働における相乗効果:
・DNAのスタッフと吉井高校の教員とが一緒に指導することで、生徒が新鮮な気持ちで授業を受けることができ、素直に行動できる。
・民間(DNA)の取り組みを導入することで、これまでの学校の取り組みとは異なる授業ができる。
■インタビュー後の生徒の感想
●物を売る仕事に興味があってインタビューをした。物を売るということにそこまで大変さを感じていなかったが、相手のことを考えたり、丁寧に表現しないといけないため、「そんなに甘くないな」と思った。
●インタビューの中で、1つのことについていろんなことを質問することで、自分の語彙力が増えた気がする。
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