市民活動団体 女性の元気応援団「もものわ」と老神温泉旅館組合女将の会の協働について
ピンクリボン啓発活動に取り組む「もものわ」は、老神温泉旅館組合 女将の会と協働し、
乳がん患者・経験者さんも笑顔で入浴できる環境づくりを進めています。
今回は、その協働事例をご紹介します!
協働事例の概要
ピンクリボン温泉ネットワーク
乳がん患者・経験者(サバイバー)の方々やそのご家族が一般の方と同様に笑顔で温泉を楽しんで入浴いただける環境づくりに取り組む。専用入浴着の無料貸出(傷跡をカバーする老神温泉 独自の湯浴みタオル製作)や旅館・ホテルの館内へピンクリボン、温泉入浴歓迎ポスターや脱衣所へ温泉入浴歓迎シールを掲示している。
協働における市民活動団体 女性の元気応援団「もものわ」の役割
・認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)「ピンクリボン温泉ネットワーク」の取り組みを老神温泉旅館組合女将の会に紹介、賛同していただき、取組がスタートした。
・毎年10月、全世界で行われる“ピンクリボン月間”に合わせ老神温泉ピンクリボン温泉パートナー13軒の旅館・ホテルに、もものわ手作りランタンを設置し、乳がん定期検診受診啓発テイッシュを配布し、乳がん定期検診受診による早期発見・早期治療を呼びかけている。
協働における老神温泉旅館組合 女将の会の役割
・温泉は心身共に癒やさる効果があります。乳がん患者の方々がその家族・友人と手術をする前と同じように温泉に入りたいという想いをもちながら、手術の傷跡が気になり、温泉に行くことから遠のいていることに寄り添い、老神温泉女将の会として認定NPO法人J.POSH「ピンクリボン温泉ネットワーク」が推進するピンクリボン運動に賛同、登録しています。
老神温泉女将の会オリジナルの手作り湯浴みタオルの無料貸出や、貸切風呂の利用を可能にするなど入浴しやすい環境づくりに取り組んでいます。
協働したことによる相乗効果
手術の傷あとが気になる方でも、傷を優しくカバーする入浴専用の湯浴みタオルをつけたまま湯船につかることができ、乳がん患者の方、そのご家族の気持ちに寄り添うことができた。ピンクリボン温泉ネットワークに加入している旅館・ホテルはその活動に賛同していることを示すポスターを掲示でき、認定NPO法人J.POSHのHPでも検索できるようになる。「もものわ」としても、より多くの人に乳がんの定期検診受診の必要性を啓発することができた。乳がん患者・経験者さんも笑顔で入浴できる環境をつくり、一人でも多くのお客様に楽しんで頂けるような“おもてなし”をこれからも考え続けていきたい。
市民活動団体 女性の元気応援団「もものわ」
代表 吉野久子
住所 群馬県沼田市薄根町3388‐1
主たる活動
ピンクリボン啓発活動(イベント等へ啓発ブース出展・啓発パンフレット発行)
老神温泉旅館組合女将の会
会長 桑原律子
住所 群馬県沼田市利根町老神607-1
主たる活動
認定NPO法人J.POSH「ピンクリボン温泉ネットワーク」に登録し、ピンクリボン啓発活動に参加
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