初めての決算2019 ①午前の部 10時~12時
2019年4月13日(土)、県庁昭和庁舎35会議室にて
NPO法人向けセミナー「初めての決算」を開催いたしました。
今年度初めて決算を迎える団体、会計担当者が変わった団体など
11団体14名が参加しました。
内容
①NPO法人の税務 説明者:群馬県税務課
②わかりやすい事業報告書の書き方
・報告書について
・業務チェックリストの活用方法
監事の役割、監査の仕方と受け方、理事の職務と責任など
③「協働による地域づくりに関する指針」について 説明者:県民生活課
④情報提供
・法改正による貸借対照表の公告について
参考:内閣府ポータルサイト
https://www.npo-homepage.go.jp/news/1806news-npo-info
・休眠預金活用について
NPO法人の税務について、群馬県税務課 松本智子さんによる分かりやすい説明がありました。
・税法上の収益事業について
事業の目的との関係ではなく、事業の形態により収益事業かどうか判断される
・法人の事業税、県民税について
収益事業を行う場合 | 収益事業を行わない場合 | |
事業税 | 法人税法上の収益事業にかかる所得に対して課税 | 課税なし |
県民税 | 法人税法上の収益事業にかかる法人税額を基礎とした法人税割及び均等割(年額21,400円) |
法人税割 課税なし 均等割 課税 |
納付期限 | 事業年度終了の日から2か月以内 | 5月7日(火) |
・法人の市町村税(均等割)
税法上の収益事業を行わない場合には申請により県民税均等割とともに減免される場合がある
今年の減免申請書の提出期限は5月7日(火)です
申告先
県民税 行政県税事務所 https://www.pref.gunma.jp/04/a4300250.html#houjinn
市町村税 市町村役場
事業報告書は県への報告のためだけではなく、次年度へ活用できる事業の振り返りとして
作成することが望まれます。
そのためには、日頃から事業内容を整理しておくことが必要です。
ブログやHP上で公開することを前提とすれば、正確でわかりやすい報告書が求められます。
そのことが団体の信用や今後の活動の展開、更なる会員獲得につながります。
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