NPO法人桐生おはなしの学校
「桐生に伝わる民話を聞こう」
NPO法人桐生おはなしの学校は平成13年に任意団体として設立、23年にNPO法人として認証されました。桐生市内を中心とした幼稚園、小学校、有鄰館等でお話し会の開催の他、読み聞かせ講座や紙芝居上演等を行い、本や民話・語りの普及を続けています。
桐生おはなしの学校の活動の一つ、桐生市内の小学校で地域の民話を聞く授業の様子を紹介いたします。
この事業は桐生市立図書館の依頼で、平成13年より市内の小学校に出張して行っています。
この日のおはなし
おはなし 「亀石」
紙芝居 「みけねこと手ぬぐい」
おはなし 「ねずみのお宝」
紙芝居 「かっぱになったわら人形」
おはなし 「かっぱ淵」
本を使わず子ども達に直接語りかけるお話と、大きな紙芝居でこの地域周辺に伝わる民話が語られました。
お話は桐生の民話研究家 清水義男氏がまとめた民話集から採っています。
この紙芝居は、昨年度の群馬の文化支援事業補助金を受けて作成されました。会員の手作りです。
話の中で小学校の近くにある地名が出てくると、子ども達は興味を持ちます。
民話に引き込まれるように、集中して話を聞く姿が印象的でした。
話の面白さ、楽しさを届ける語り手の心が重要で、それが子ども達を話に引き込む力になるといいます。
お話を語ることで、聞く人とのコミュニケーションが生まれます。
民話を通して人と人とのつながり、心のつながりが語り継がれていくようでした。
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