認定NPO法人支援講座 第3弾「寄付集めの実務」報告
平成25年1月12日(土)10時~12時、13時15分~15時15分、県庁昭和庁舎21会議室にて
有限会社アーツブリッジの伊藤美歩さんを講師にお招きし、認定NPO法人支援講座第3弾「寄付を集める」を実施しましたので報告します。
今回は「ファンドレーザーは何をするのか?」をテーマに、ご講演をいただきました。
(この講座は、日本ファンドレイジング協会の準認定ファンドレイザー受験のためのポイント取得対象です。今回の講座を受講された方は4ポイントの取得になります。)
NPO法人、社会福祉法人、任意団体、個人など、28名のご参加をいただきました。
伊藤さんはアメリカのオーケストラホール建設のための資金調達を行った経験者です。
ファンドレイジング実務経験をもとに、寄付募集のための具体的な行動についてのお話いただきました。
途中組み込まれたグループワークでは、それぞれの夢を語り合い、その夢を形にしていくためにファンドレイジングがあると実感できる時間をとっていただきました。
セミナーの内容
「ファンドレージング」とは単なる資金集めではなく、、団体が持つ夢や目標をかなえるため、先ずは、団体のファン(共感者)を増やし、その後も強烈なファンになっていただくことにあります。
ファンドレイジングの取り組みは大きく3つあります。
環境・インフラ整備
支援依頼のメッセージを作る
人的体制(理事・ボランティア、スタッフ)を整える。
多様な支援メニューを決める
寄付受入れ体制(web申込、オンライン決済等)を整備する。
コミュニケーションツール(印刷物、ネット上のツール等)を作成する
寄付者管理データベースを整備する
対寄付者との関係構築活動
寄付者がステップアップしてもらえるよう、寄付者管理のサイクルのひとつひとつを、具体的に学びました。
活動の見直し
活動の評価
結果の分析
今後の計画に役立てる
ファンドレイジングは統計と確率をもとに、計画とスケジュールをたて、
地道な活動を継続していくことで、結果がでてくることがわかりました。
講座終了後は、講師の先生を囲んで参加者との交流会もおこなわれ、活発な意見交換することができました。ご経験豊かな伊藤さんのご講演をお聴きして有意義な一日を過ごしました。
コメント