会計実務研修会 Excelバージョン
会計実務研修会 エクセルバージョン 2012年 12月 1日(土)
会計実務学習会が昭和庁舎第26会議室で市民ITサポーターの山崎先生からエクセルを使った会計実務学習会が行われました。
前半 13:00~14:00 講師 山崎 義樹(市民ITサポーター)
参加者総数26名 参加NPO数10団体(13名)
市民ITサポーター3名 プロボノ1名
中間支援センター9名
前半では、市民ITサポーターの山崎先生による講義が行われ、多くの受講者が出席しました。講義の狙いは、現金出納帳で入力基づいた日々の入出金額をExcel会計で集計作業を行うことで「NPO法人会計基準」に準拠した「活動計算書」「貸借対照表」「注記」「財産目録」の作成を容易にするためです。なかでも注記に関してはH24年11月にH23年度の決算基準導入調査をしたところ、提出団体数522に対して注記を記入して提出した団体が20団体でした。全体の3.8%の団体しか注記の作成が行われていないため、講義の中では特に注記の必要性を説明しました。
講義内容
1.準備作業
2.入出金データの入力処理
3.入力したデータをクロス機能で集計(決算処理)
4.活動計算書、貸借対照表、注記、財産目録の作成(決算処理)
5.「Excel簡単会計」のカスタマイズ
後半 14:00~17:00 講師 山崎 義樹(市民ITサポーター)
参加者総数26名
参加NPO数 9団体(11名) 市民ITサポーター5名
プロボノ1名 中間支援センター9名
午後は場所を1階のNPO・ボランティアサロンぐんまに移り、Excel導入と入力の仕方を山崎先生の説明にそってパソコンを実際に使って入力を行いました。また、市民ITサポーターの方やプロボノさんも参加し、受講者の入力のフォローをしました。前半に引き続き後半の講習に参加した受講者の方たちは熱心にExcelの実務会計の入力をしました。この講義では、実際に参加した各NPOの定款や財務諸表もとにそれぞれの団体ごとの団体情報、事業設定、科目入力などをカスタマイズし、先生からはこまめな入出金入力を行うことや毎日の現金と残高確認が重要であると教えて頂きました。
講習終了後、各団体ごとにカスタマイズにした設定は、USBメモリ等の記憶媒体に保存し持ち帰ってもらいました。
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