市民力養成講座 2011
NPO・ボランティアサロンぐんまでは11月23日(水)、市民力養成講座「会員・寄付を集めるプロの手法を学ぶ」(主催:群馬県・群馬NPO協議会)と題して、(株)バリオーサ代表取締役 中山 学さんを講師に招き講座を開催しました。
NPOが寄付や会員を効果的に集めるにはどうするかをテーマに、ワークショップ形式で各団体にワークシートに書き込んでもらいながら進めていきました。
講座では相手にどのように話しかけ、活動に興味を持ってもらい、支援者としての行動につなげるか、ということでエレベータートークを引き合いに、参加者に3~4人グループになってもらい1分間で所属するNPOの紹介をして、それに対するコメントを他の2人にしてもらうといったことを行いました。
エレベータートークとは、ベンチャー起業家が偶然を装い投資家とエレベーターに乗り合わせ、エレベーターが動いている間に自分の事業を提案して資金調達に成功したという話から来ています。
寄付や会員を集めるうえで必要なことは「共感」+「リターンを実現する能力」+「第3者評価」であり、このように条件が3つ揃っていると人間は完ぺきだと思うところがあるそうです。
これを利用して活動内容を3つに関連付けてまとめ、それをホームページやパンフレットにして団体PRをするという方法により、2ヶ月で50人の会員を獲得した団体もあるそうです。
今回の講座は午後1時30分から5時までと長時間なものでしたが、参加者は最後まで熱心にワークショップに取り組み、自らの団体の効果的なPR方法を考えていました。
講座終了の懇親会には講師の中山さんも出席してくださり、多くの人で賑わいました。
(佐藤)
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