ぐんま郷土芸能助っ人塾主催・被災者招待歌舞伎ツアー
8月6日、NPO法人ぐんま郷土芸能助っ人塾主催の被災者を招待した歌舞伎ツアーが行われました。
これは群馬県片品村に避難している被災者を対象としたもので、観光バスで1日渋川市内を回りました。
ぐんま郷土芸能助っ人塾は群馬県各地に保存・継承されている郷土芸能を支援し、県内の伝統芸能の振興・保存および地域文化のリーダーを育成することなどを目的としている団体です。
今回は県内に避難している被災者の方々へ癒しのひと時を過ごしてもらおうということで、歌舞伎ツアーが企画されました。
最初に津久田の人形舞台とキンメイチクを見ました。
津久田の人形舞台は県指定重要有形民俗文化財で1951年10月5日に指定されています。キンメイチクは黄金色の縦縞が美しく輝く国の天然記念物の竹です。こちらは国指定天然記念物で1953年11月14日に指定されています。
続いて移動して上三原田回り舞台を見ました。地元の人の解説があり、中も少し見ることができました。
お昼は水沢うどんでした。シメジの天ぷらもありおいしかったです。
場所を渋川市民会館に移し、まず映画監督の野田 香里さんの講演が始まりました。野田さんは現在、上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会と共に上三原田歌舞伎舞台の記録および映画作りの準備を進めています。野田さんの講演の後、歌舞伎公演が始まりました。
会場ロビーではぐんま郷土芸能助っ人塾の出店もあり、賑わっていました。
途中役者さんが出てきて記念写真を撮りました。
歌舞伎公演も終わり、被災者の方々は片品村に帰っていきました。
(佐藤)
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