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2010年12月14日 (火)

NPO法人アジア交流協会(前橋市荒口町)

 NPO法人アジア交流協会は、現在は主にカンボジアのコンポントムで

one 教育支援・教育里親制度

two 井戸掘削とポンプの設置、その指導、補助

three 日本語の教育指導

 などの活動をしている団体です。

活動の詳細は、NPO法人アジア交流協会HPがよくわかります。

http://www12.wind.ne.jp/asian-npo

  石川正安理事長は活きた支援を目指してきました。

Img_1475 石川理事長

「本当の支援・ボランティアをするなら、現地に自ら足を運んでほしい。

日本にいて、お金だけを現地のスタッフや役職に就いている現地人に

渡すのでは活かされない。」と言います。

カンボジアは、ポルポト政権により多大な被害を受けました。

観光でアンコールワットや首都プノンペンを訪れたぐらいではわからない、

驚くばかりの貧困が、この国にはあります。

教育は荒廃し、公然の賄賂社会、仕事がなく、子どもたちは夢をもつことが

難しいとのことです。

Img_1477_2 廊下の壁一面の支援活動状況

協会が主に活動しているコンポントムは、最も貧しい地域です。

水道・ガス・電気はなく、雨季になれば水浸しになり、非衛生な水が原因で

5歳未満の子どもの30~40%が死亡します。

理事長は、毎年8回はカンボジアに行き、直接届く支援を続けています。

教育支援の問題は、親や校長先生に教材を渡せば、売り払ってお金に換え

(それは貧困ゆえなのですが。)、また、学校を建築しても人家が全くない場所で

あったり、教師がいなかったりと、的を射ないただお金を消費しただけの事例も

あるそうです。

井戸についても掘って終わりでは無意味で、掘削後のメンテナンスがなければいづれ

使えなくなります。

支援が活かされていないと言うよりは、無駄にしている現状をいくつも目にしてきたこと

から、石川博子事務局長も「直接届く支援」がいかに重要かを提唱しています。

Img_1478_2 Img_1479

理事長は、設計会社を設立して今年で41年になりますが、20年を経過した頃から

ようやく心に余裕が生まれてきたそうです。

「自分の人生の半分位は、社会のためになることをしたい」と言う思いが強くなりました。

60歳過ぎた頃から、会社は社長にまかせ自分は手を引き、NPOの活動が本業と

語ってくれました。

Img_1480 社員の皆さんも必ずカンボジアでボランティア体験するそうです

typhoon来年2011年1月には井戸掘削、2月にはカンボジアへの里子訪問の事業が決定していま

す。

                                       by齊藤

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