NPO法人 里山の学校(みなかみ町)
「里山の学校」は、木材の新利用と福祉を組み入れた雇用を目的に設立されました。
(利根郡みなかみ町須川774-1 TEL/FAX0278-64-2242
E-mail:with-eco@rapid.ocn.ne.jp)
代表の増島さんにお話をお聞きしました。
林業には障害者と女性の雇用がなかったため、「障害者や女性がやれる仕事」
という考えを土台に、町興しするなら、企業に依頼する前に、最初から障害者
と女性を雇う、また教育を絶対にはずさないという発想だったそうです。
開発した技術「木のほぐし織り」は、木と木を縦横に織り込み、
木の持っている反りや裂けを解消した織物で、手触りは柔らかいです。
作品は表彰状・壁紙・屏風・名刺・シール・ブックカバーなどありました。
現在開発中の企画のお話もして下さいました。
「木のほぐし織り」事業の中で、とてもおもしろい体験学習があります。
子供が大工さんのように家づくりに参加し、そこに宿泊し、解体してかたづけて帰る
というものです。
子供達は大騒ぎしながら本当に興味津々で体験していくそうです。
(翌日はNHKの取材ということで、関東エリアで放送予定とのことです。)
なお、平成21年度のグッドデザイン賞を受賞、また
関東経済産業局の群馬県の地域資源にも「木のほぐし織り」
が選定されました。
by齊藤
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