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NPO法人会計基準

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2012年7月23日 (月)

「NPO法人会計基準」税理士から学ぶ基礎講座報告(活動基盤整備支援セミナー実施事業)

7月21日(土)9時30分~県庁昭和庁舎21会議室にて
公認会計士・税理士の「福田 秀幸」さんを講師にお迎えし
「NPO法人会計基準」税理士から学ぶ基礎講座を実施しましたので報告します。

講座の様子(午前39名 午後31名参加しました。)

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講座概要
Ⅰ.午前の部-基礎編
第1章 NPO法人会計基準の特色
第2章 NPO法人会計基準の構成
第3章 NPO法人が作成する財務諸表
第4章 勘定科目の設定
(質疑応答・昼食休憩)

Ⅱ.午後の部1-応用編
第5章 現預金以外に資産・負債がある場合
第6章 特定非営利活動に係る事業とその他の事業を行っている場合
第7章 NPO法人に特有の取引等
第8章 従来の方法からの移行

Ⅲ.午後の部2 税務編
税第1章 法人税
税第2章 消費税
税第3章 源泉所得税
(本日のまとめ・質疑応答)

基礎編のまとめ
①会計報告書は「活動計算書」「貸借対照表」「財務諸表の注記」+「財産目録」
②お金の入出金を表す「収支計算書」からサービスの発生した時点で収益・費用を
 計上する「活動計算書」へ変更
③活動計算書の一番下の「次期繰越正味財産額」と貸借対照表の「正味財産合計」
 は一致する
④現預金以外に資産・負債がなければ、現金主義の収支計算書と活動計算書は一致する
⑤NPO法人会計基準は複式簿記が前提だが、多桁式の現金出納帳は複式簿記の
 簡易版である
⑥活動計算書は「経常収益」「経常費用」「経常外収益」「経常外費用」に分ける
⑦勘定科目については、会計基準の「別表1」に活動計算書の科目、「別表2」
 に貸借対照表の科目を例示
⑧経常費用は「事業費」と「管理費」に区分したうえで「人件費」と「その他経費」
 に分ける
⑨事業費は事業の種類別ではなく支出の形態別に分類する
⑩事業費と管理費の按分は、まず、管理費とは何か?を明確にした上で、事業費と
 管理費に共通する経費は従事割合等により按分する
⑪収益の部は、「受取会費」「受取寄付金」「受取助成金等」「事業収益」
 「その他収益」の5つに分ける
⑫スタッフが経費などを立替払いをしており年度末にまだ精算していない場合には、
 未払金を計上する

応用編:第5章まとめ
①「活動計算書」は、活動を表す計算書なので、お金の入出金時点ではなく、
 サービスなどが発生した時点で計上する
②日々の記帳から発生した時点で計上しなければならないわけではなく、日々の
 記帳はお金の入出金時点で計上し、年度末に入出金とサービスの発生がずれて
 いるものだけ計上することも可能
③年度末時点で、活動は終わっているが、未入金の場合、まだ支払っていない
 場合は、「未収金」、「未払金」に計上する
④すでに仕入れ又は製作をしたが、決算までにまだ販売していない在庫がある
 場合には、「棚卸資産」に計上する
⑤建物や車のように何年にもわたって使うものは固定資産に計上したうえで、
 毎事業年度、減価償却費を計上する。
⑥いくらから固定資産に計上するかは、法人の内部規定等で決めればいいが、
 法人税法なども参考になる
⑦複数の事業を行っている場合には、財務諸表の注記で、事業費の内訳を表示
 する方法と、事業別の損益を表示する方法のいずれかを採用することができる

応用編:第6章・第7章まとめ
①特定非営利活動に係る事業以外の事業(その他の事業)を行っている場合には、
 活動計算書は必ず区分して表示するが貸借対照表を区分するかどうかは法人の任意
②現物寄付を受けた場合には、公正な評価額で、「受取寄付金」として活動計算書
 の収益に計上をするとともに、貸借対照表に資産として計上する
③無償等による物的サービスの提供を受けている場合やボランティアの受入れを
 している場合には、原則としては会計上認識しないが、金額を合理的に算定できる
 場合には財務諸表に注記、金額を外部資料等により客観的に把握できる場合には、
 活動計算書に計上できる
④使途が制約された寄付金等は、原則は活動計算書に収益に計上したうえで、
 「注記」に明細を記入する。
⑤助成金・補助金については、事業の実施に応じて収益に計上する

応用編:会計基準導入にあたって検討すべき事項
①勘定科目名はどうすべきか?
②何を事業費と考え、何を管理費と考えるか?
③事業費と管理費に共通する経費をどう按分するか?
④複数の事業を行っている場合に、どのように事業を表すか?
⑤複数の事業に共通する経費をどう按分するか?
⑥記帳の方法をどうすべきか?
⑦ボランティア等を把握する仕組みを作るか?

写真は例題の回答です。参加された皆様、確認願います。

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写真は司会の峯岸です。

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次回は8月28日(火)13時~県庁昭和庁舎21会議室にて
日本ボランティアコーディネーター協会運営委員の
「妻鹿 ふみ子」さんを講師にお迎えし
「コーディネートの力」:20120828megasann.pdfをダウンロード
を実施しますので皆様の参加、お待ちしています。(栗原)

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