【報告】初めての決算 ~午後~
いつもNPO・ボランティアサロンぐんまのブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!
今回は2024年3月23日(土)に開催した、「初めての決算セミナー」午後の部の開催報告になります。
このブログでは…
助成金について
会計基準
簡単エクセル会計実務(希望者)
会計王実務(希望者)
の4つについての開催報告をご紹介します!
助成金について
群馬県共同募金会 星野 様
実際に助成するにあたり、星野様が見ているところを紹介してくださいました。
助成する側もどんな団体や法人なのかしっかり見ているということが分かりました。
また助成金に応募する時、どんなことを書いたらいいのか・書類のどんなところ見ているのかなど貴重なお話を聞くことができました。
応募する際、どんな活動をしてきたのかという点に重きを置いて書こうとしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どんな活動をしてきたのかももちろん大切ですが、助成する側は今後どう事業を展開していくのかその道順も書かれているか、計画性などがあるかどうかも見ているということが分かりました。
【15団体 21名 参加】
会計基準
NPO・ボランティアサロンぐんま コーディネーター
なぜNPO法人会計基準があるのか?
どうして決算書を作成する必要があるのか?
決算書も毎年度作成して、提出が必要になってきます。
この決算書は助成金の審査などでも見られている部分になってきます。
また決算書は提出した後は修正は行われず、外部に公開されます。
そのため会計基準がどんな内容なのかという説明がありました。
実務的な部分は、下記の内容で行いました。
(実務の部分は、希望者の方がご参加されました。)
【15団体 21名 参加】
簡単エクセル会計実務(希望者)
講師:NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーター
規模の小さい法人に向けて、無料でダウンロードできる「簡単エクセル会計」の実務演習を行いました。
受講者は、実際に「簡単エクセル会計」を操作しながら、例題を元に入力して数値が合っているかを確認しました。
「簡単エクセル会計」は「期末に現預金以外の資産・負債を持たない」小規模法人向けのツールです。それぞれの法人ごとに、仕分け項目等をカスタマイズでき、簿記の知識がなくても日々の入出金をその都度入力していけば、年度末にはほぼ自動的に決算書を作成することができる便利なツールです。今回は、設立して間もない法人の参加が多く、「これなら自分たちのの団体で今後活用できる」という声が聞かれました。
「会計王」実務(希望者)
→会計ソフト機能及び導入の説明
会計王についての説明は、NPO・ボランティアサロンぐんまコーディネーターが行いました。
2法人3名が参加しました。
NPO会計基準での会計ソフトは複数ありますが、会計王は大変使いやすいソフトです。
決算書類も自動で作成できます。
このソフトでは、部門分けが可能のため事業ごとの管理が可能です。
また、電子帳簿保存法にも対応しています。
法人税法上の収益事業を行っている団体が会計ソフトの契約を検討されている場合は、税理士・会計士の担当の方にご相談のうえ、対応が可能なソフトの導入をお勧めします。
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