NPO法人手をつなごう 地域との協働 ~生きがいづくり・地域づくり~
2019/11/17(日)に沼田で開催された「社会課題を解決する 協働セミナー」では
沼田市内で活動する3団体の協働事例発表がありました。
その発表団体の一つである、NPO法人手をつなごう様を改めて取材しました!
協働事例の概要
①「居場所づくり交流会」:行政・市民活動団体が参集し、活動事例発表を通じて情報交換。
②地域連携研究会「木漏れ日の会」:障害・高齢者施設の関係者が集まり、制度や職種の枠を越えて情報交換や施設見学会などを行い、地域に必要な連携について協議。
③「利根沼田まち・ひと・しごとづくりセンターささえあい」:福祉事業所と地元企業・団体の協働で人を支える仕組みをつくり、住みやすいまちづくりのトータルコーディネートを行う。
協働事例の内容・協働したことの相乗効果
①「居場所づくり交流会」2017年~2年連続開催。
情報の周知を行うと同時に、参加団体同士がつながることで支援の輪が広がり、新たな活動が生まれた。市町村からの提案によって、地域住民の健康増進につながる仕組みができた。地域の市民活動団体が協働で開催。
②「木漏れ日の会」2011年~始まった取り組み。
利根沼田地域にある高齢者・障害者施設等の相談員やソーシャルワーカー・ケアマネージャー・看護師などの職員が職種の垣根を越えて、誰もが住みやすい地域をつくるため必要なサービスを考え、提案・検討している。2018年度は参加メンバーが情報収集・編集を行った「とね、ぬまたお助け便利帖~いきがい・介護・障害・子育て ねっと~」を作成。冊子には利根沼田地域の介護保険サービスや障害福祉サービス・子育て支援サービスなどの情報が網羅され、団体や住民に配布している。
③「利根沼田まち・ひと・しごとづくりセンターささえあい」2019年1月~の取り組み。
地域住民のニーズに即した『あったらいいな』を実際に形にし、困りごとを抱えている人や生活に不便を感じている人へ情報提供や支援を行う。運営主体としてまるごと相談所を設置し、相談受付から協働先への依頼・ニーズ調査・広報誌発行などを行い生活支援に関する情報を一元化している。
安心して住み続けられるまちづくりを制度や業種の枠を越えて考え続けることで地域資源の循環につながり、支援体制の充実や地域連携の体制づくりを推し進めている。
NPO法人 手をつなごう
HP http://teotunagou.taiseikai-group.com/
代表 田中志子
住所 群馬県沼田市久屋原町340−3
主たる活動 高齢者・障害者に関する研修と調査、地域交流を図るための場所づくり、高齢者や障害児・者とその家族への支援、健康増進施設の運営、地域協働によるささえあい事業
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