NPO法人日本動物愛護福祉協会
2014年9月13日 9:00からNPO法人日本動物愛護福祉協会(団体情報)のT.N.R運動を見学してきました。
TNR運動は殺処分される猫を減らすことが目的です。
詳細はこちら
T:Trap(トラップ): 捕獲すること
N: Neuter(ニューター): 不妊手術のこと
R:Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
※手術した猫の耳先をカットし、不妊手術済みの猫を何度も捕獲することのないよう目印をつけます。
毎回20匹前後の猫が捕獲され、今回の5回目で101匹の猫に不妊手術が行われました。
101匹の猫の不妊手術により、80倍の8080匹の殺処分される不幸な子猫の誕生を抑制することになります。
捕獲された猫は番号札で管理されます。
まず体重をはかり、性別を確認します。
沈静剤注射、麻酔注射、抗生剤注射が済むと枠にチェックを記入します。
麻酔がきいた猫にゴムで番号札をつけ、手術します。
メスは掃除機とバリカンで毛を剃り、消毒後、開腹手術します。30分強の時間が必要です。
オスは10分程度の簡単な手術です。
手術が終わると呼吸の状態に注意しながら、麻酔から覚めるのを待ち、猫を元の場所にもどします。
ボランティアスタッフが捕獲、体重測定、性別確認、毛刈り、術後観察、元の場所に戻すという不妊手術以外の作業に協力しています。
この活動は、猫を持ち込む人、活動支援者、会員、からの寄付や協力金により支えられています。
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