円卓会議のコツセミナー開催
平成26年6月11日、認定NPO法人茨城NPOセンターコモンズの横田能洋さんを迎えて、
円卓会議のコツセミナーを開催しました。県内の各支援センター、NPO法人、一般市民、
行政など31名が出席。
前半は、横田さんが今に至るきっかけやこれまでの様々な活動を紹介するとともに、
円卓会議のねらいや効果、円卓会議の成果実例などをお話しいただきました。
後半はグループワークで模擬円卓会議を行い、その手法を学びました。
各グループごとにテーマを決め、ポストイットにその課題や自分の得意とすることなどを
書いて貼り、テーマに向けての解決策を話し合いました。
最後に、どんな話し合いがあったかを各グループが発表し、それに先生がコメントを
つけるというものでした。
先生の話の内容をかいつまむと
行政の財源の限界やグローバル化など様々な問題から、
多様な主体の協力によって課題を解決することが必要になっている。
多様な関係者が集まる円卓会議では、多様な主体の協力により解決策を
作り出せる可能性があり、行政財源の制約に縛られない取り組みも可能になる。
地域での円卓会議の立ち上げは、テーマにそってかかわりそうな人に集まってもらう方法と
多様なメンバーに集まってもらい、そのメンバーで協働できる事業を考え
組み立てるパターンがある。
様々な立場、実践が融合する中で想定外の化学反応が生まれるプロセスが
円卓の醍醐味である。
円卓会議にはバーベキューの材料、火種、枝、着火剤、うちわなどになる人を
そろえることが必要で、メンバーの選び方は重要である。
テーマの選び方としては、近い将来、地域の課題になりそうなテーマ、
マスコミで報道され一部の人が気にしだしているテーマ、
啓発だけでは解決しないテーマ、すでに一部で取り組んでいる団体があるテーマなどがよい。
様々な取り組みが紹介されたが、円卓会議からフードバンクやいばらき未来基金が生まれ、
震災時には円卓のつながりがあったため速やかな連携ができたそうです。
グループに分かれてワークショップ。グループを代表して成果を発表
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