特定非営利活動法人 グループホームびわの実
ー 社会的養護・自立支援型施設 ー
代表 奥野 潤一さんにお話しをうかがいました。 里親を30年、保護司を26年の経験から養護施設を卒園した子供達の行き場所の必要性を痛感し、グループホームびわの実を立ち上げたそうです。 (養護施設は、高校進学した児童は利用可能だが、進学しない児童は中学卒業の15歳で施設を出なくてはならない為。) 群馬県内、男子を対象にした唯一の施設だそうです。
施設利用条件 ① 中学校を卒業し、仕事に就いている青少年。 ② 高校在学・中退し仕事に就いている青少年。 ③ 保護者・学校・民生児童委員等、各種相談機関から相談依頼を受けた青少年。
自立準備ホーム 法務省より、平成25年7月に認可をうけ運営。 NPO法人グループホームびわの実 の2本立で現在運営されています。 ※2種類の施設の必要性は、本人・家庭の問題。保護司との関連等、上記施設利用条件を踏まえ間口を広げ受け入れる為でした。
感想 社会の中、多くの問題を抱えて救いの手を必要とする子供の為に自分の家を解放して、自立を目指す手伝いをする。言葉では、簡単ですが就労先を探す、決まった後も先方と蜜に連絡をとり、見守る。私達が普通に送っている生活を経験して居ない子供達に、仕事・食事・掃除・洗濯等から教え自立を共に目指す。これまでに、貯金が出来る様になり卒業した青年も居ますが、残念ながら舞い戻るケースも多いそうです。 一人でも多くの子供が自立出来る事を願って已みません。 (鈴木)
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