NPO支援のための連続講座第8回(コーディネートの力)報告
平成24年8月28日(火)13時~県庁昭和庁舎21会議室にて
「妻鹿 ふみ子」氏(日本ボランティアコーディネーター協会/東海大学健康科学部)
をお招きし
中間支援組織支援力強化事業2012(NPO支援のための連続講座 第8回)
「コーディネートの力」
を実施しましたので報告します。
写真は最初にアイスブレークを実施している様子です。
講義・グループ討議・発表の様子です。
最初にアイスブレークを実施(場が進むよう雰囲気作り)
①各自の自己紹介を作成:A4様式に
・ホームページ/ブログアドレス
・私について
・仕事(活動)と私
・Just for fun!
②自己紹介を胸に取り付け、話をしないで相手の内容を見て自己紹介を実施。
③参加者同士で話をしながら自己紹介を実施。
*:盛り上がりますね。
講義概要
・中間支援組織を中核にしたボランティアコーディネーションのしくみ
・ボランティアコーディネーション とは?
・そもそもボランティア活動や市民活動にコーディネーターやコーディネーション
機能は必要なのか?
・ボランティアコーディネーターの仕事
・ボランティアコーディネーションが求められる場
・中間支援組織の3つの機能
・ボランティアコーディネーションの8つの機能
・受け止める
・何を受け止めるのか ~3つの側面~
・「受け止め方」について、考えてみましょう
(グループ討議と内容)
活動希望者のニーズを受け止めきれず、断ってしまうことはよいのか?
①某県の「災害ボランティアコーディネーター認定資格」を持っている人が、
ぜひコーディネーターとして活動したい、と希望してこられた。
②企業の労務担当一筋30年、という男性が、定年後ボランティアとして活動
できる団体を紹介してほしい、と来られた。労務担当の知識やスキルを
生かせる活動場所はあるだろうか?
自分勝手な活動希望を押し通そうとする活動希望者
③「そば打ち」を老人ホームで教えたい。そば屋ではないが、某カルチャー
センターでの講師経験がある!月1回程度老人ホームを順番に回りたいので
アレンジしてほしい。
*:討議概要
・求める
・さまざまな関心度の住民層を参加者としてどう求めていくか?
・集める (情報収集)
・中間支援組織で集めるべき情報
・どのように(どこから)集めるのか?
・つなぐ(中核となる固有の役割)
・何をつなぐのか?
・どのような個人と個人をつなぐのか?
・どのような個人とどのような組織の間を つなぐのか?
・どのような組織と組織をつなぐのか?
・ボランティアと社会資源とをつなぐ
・高める
・具体的な「高める」プログラム
・「高める」について考えてみましょう
(グループ討議)
①既存のボランティアグループのマンネリ化にどう対応するか?
ある障害者施設での事例にて
②ボランティアコーディネーターとしてはどのような対応を考えればよいだろうか?
・創り出す
・プログラム開発のプロセス
・活動プログラムの設計 ーー5W1Hで設計ーー
・まとめる
・発信する
・発信のためのツール
など。
写真は司会の峯岸です。
9月3日(月)19:00より、「NGOから学ぶ資金調達術」と題して、
「星川 淳」さんの講演会を開催します。多くの皆様の参加をお待ちしています。(栗原)
https://nposalon.kazelog.jp/npo/2012/08/ngo-8953.html
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