相談対応報告(中間支援組織支援力強化事業)
中間支援組織支援力強化事業2012(NPO支援のための連続講座 第6回)
を実施しましたので報告します。
日時:6月28日(木)13:00~16:00
会場 :県庁昭和庁舎21会議室
講師:森 良 さん NPO法人 エコ・コミュニケーションセンター代表
講義:「相談対応」 + ワーク
(概 要)
1.参加者同士の自己紹介:アイスブレーキング
(不特定の人々が集まる場で、お互いの警戒心を解き、心を開き楽しく
していくための手法や、コツです。)
今回は一人一人が握手しながら自己紹介を実施
2.講義概要
(1)日頃から心がけておくこと、大事なこと
・書いて残す
・大事なところにマークを付ける
・キーワードを見つける
⇒⇒⇒ここから質問する。
(2)問題・課題が出てきても、即アドバイスをしないこと。
・答えは自分の中にある。
・その答えを引き出してやる。
・話だけだと消えてなくなる。
(3)人生の棚卸
・小学校・中学校・高校・・・いま・・・
将来①良くなる、将来②悪くなる
・出番と居場所:先輩の話を聞いて、やりたいことをまとめる
・反応・
話すことで楽になる、交通整理をしてやれば一生懸命聞く
3.ワーク:相談対応のロールプレイ
(目 的)
・相談内容の本質をつかむために、「しっかり聴く力」を高めます
・解決に向けた方策を検討するために必要な情報を引き出したり、
相談者の頭を整理するために、「質問する力」を高めます
・実際の相談内容に、解決の糸口を提供します
(進め方)
・準備
3人一組のグループをつくる
A:コーディネイター(聴くひと)
B:相談者(話すひと)
C:オブザーバー(観察するひと)を決める
(ロールプレイ+観察)10分
A:Bの相談に耳を傾け、できるだけ課題のありかや背景、解決の
可能性などを見出すために質問をしながら状況を把握する
B:Aに自分の活動において悩んでいることを相談する
C:二人のやりとりを観察し、観察シートに気づいたことを記録する
(3人で問題解決)5分
A:Aは、Cを交え、Bの悩み解決に向けた情報を引き出したり、B・Cの
対話をサポートする(ファシリテーターの役割)。
また自らアドバイスも行う
C:Bの悩み解決に有効な情報を提供する
(フィードバック)5分
C:20分間のA・Bのやりとり(とりわけ最初の10分のAの態度や発言)
について、気がついたこと(よかった点、気になった点、改善
方法など)を伝える
*:上記を1ラウンドとし、役割を変えて、3回行う(Cがタイムキーパーを行う)
(観察のポイント)
A:「聴くひと」については、こんな点に気をつけて観察しましょう
・どんな態度で聴いているか?
・どんな質問をしているか?
・自分ならどんな質問をするか?
B:「話すひと」については、こんな点に気をつけて観察しましょう
・課題は何か?
・自分が提供できる情報はないか?
4.振り返り
司会の峯岸です。
次回は「資金調達支援で自己資金開発と市民ファンドの動き」です。皆様の参加お待ちしています。(栗原)
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