メディアから見たNPO
10月26日(水)13時より、「メディアから見たNPO」という講座が、渋川市役所第二庁舎内で行われました。
これは、しぶかわNPO・ボランティア支援センター主催で、市民活動のための広報支援セミナーとして企画されたものです。
講師は上毛新聞社・文化生活部長の久保田健さんで、伊勢崎支局にいたころの経験を踏まえて、メディアの立場から、「記事になりやすいポイント」についてのお話しがありました。
当日の資料と講義をもとに、以下まとめてみました。
①情報提供
取材されるのを待っているのではなく、NPO法人側から積極的にアピールすることが必要。正式ルートは上毛新聞の社長あてに依頼状を書くというものだが、ファーストコンタクトの場合、記者クラブや上毛新聞社の各支局に直接出向いていくれることが望ましい。その場合、開催要項やチラシなどの具体的な資料を持参して、情熱を持ってPRすると取り上げられやすい。リーダーの人間的魅力も大きなポイントになる。
イベント当日は、記者がいくつもかけもちしている場合があるので、タイムテーブル等あると記者が回りやすい。
②活動の内容
団体の定期的な活動に加え、プラスアルファを持っていること。同じ内容の繰り返しだと話題性に乏しく取り上げづらい。他団体と連携したり、助成を活用して、変化を持たせると記事になる可能性が高まる。
③記者との交流
イベントの予定などなくても、気軽に記者クラブ、支局に足を運ぶと、雑談の中から記事として取り上げられることもある。
【質疑応答】
Q 実際に記者クラブに行っても人がいないことが多い。
A 事前に連絡して確認してみて下さい。
Q パレットとの連携はありますか?
A 基本的にはありませんが、パレットに依頼する時に「当日の取材も依頼します」と一言添えてみてください。
Q イベント後の記事ではなく、イベントがありますの記事をお願いできますか?
A 基本的には広告扱いとなり、有料になってしましますが、記者に熱意を伝えることができれば、記事としてデスクを説得できることもあります。ちなみに新聞はフリーペーパーとは違って、取材は無料です。
上毛新聞社 本社・支社・支局一覧
http://www.raijin.com/news/ichiran.htm
しぶかわNPO・ボランティア支援センター
http://www.nposupport-shibukawa.com/
(伊藤)
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