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NPO・ボランティアサロンぐんま

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  • TEL:027-243-5118
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サロン業務のご案内

  • NPO相談・イベント情報・ボランティア募集・ボランティア活動希望などサロンの日常をお伝えしていきます。
  • 群馬NPO協議会は群馬県よりNPO・ボランティアサロンぐんまの運営を委託されています。

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    日曜日、祝日、全館閉館日、年末年始
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NPO法人会計基準

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2024年10月12日 (土)

コミュニティカフェ「駅のえんがわ」訪問

NPO法人マチイロがJR上越線「敷島駅」前に開設しているコミュニティカフェ、
「駅のえんがわ」を訪問しました。

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cafeコミュニティカフェ「駅のえんがわ」について

「駅のえんがわ」では、カフェとして食事ができるだけでなく、イベントスペースで様々なイベントや教室が行われたり、地元の農家や作家さんによる農産物や手作り品を展示・販売しているコーナーも設けられています。

さらに、地域の様々なイベントや団体のパンフレットが置かれていたり、地域の風景の写真が展示されていたり、カフェの窓からは敷島駅が間近に見られるなど、地域のいろいろがつまった「コミュニティカフェ」です。

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cafe「夏休み宿題見守り隊」について

 今年の夏休みの間、この「駅のえんがわ」を活用して、子どもたちが集まってみんなで宿題をし、それをカフェスタッフが見守る、「夏休み宿題見守り隊」という取り組みが試験的に行われました。

「駅のえんがわ」のスタッフである須田さんが、自分でもゆくゆくは書道教室を開きたいという意向があり、また子どもたちが家で一人で宿題をするより、カフェ内のフリースペースで気分転換してほしいという思いで、須田さんがいる月曜、木曜、金曜に自由に来てもらうというスタイルで開催されました。

「駅のえんがわ」を訪れた日は夏休み最終日で子どもたちの姿はありませんでしたが、須田さんによると、「夏休み宿題見守り隊」を始めてから、近所の子どもたちだけでなく、前橋など遠方からもお孫さんを連れた方が来るなど予想外の反響があり、今後の継続した事業化の可能性を感じ取ったといいます。

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須田さんの考案で始まった「宿題お助け隊」ですが、昨今話題になっている「長すぎる夏休み」問題に対する一つの解決策になるとも考えられます。NPO法人キッズドアが行った調査によると、困窮している子育て世帯の6割が「夏休みの短縮・廃止を望む」と答えたといいます。今ではどの家庭にとっても、子どもたちの健康、安全、教育面に長い夏休みはマイナス影響が大きいと考えられています。
(参考:キッズドアアンケート結果 https://kidsdoor.net/news/press/20240701.html

かつては、夏休みといえば子どもたちは朝から晩まで外で遊んだり、川遊びしたり、また家族で旅行するなどお楽しみ満載の期間でしたが、今は外で遊ぶにも遊び場がなかったり、熱中症の危険があるため、家で一人でゲームという子が多いのが現状です。

さらに、今は共働きの家庭が多く、長期休みに家族でどこかに旅行という家庭も少なくなってきています。夏休み中、共働きの家庭では毎日朝から夜まで学童で過ごしている子もいれば、毎日家で一人で過ごしている子もいます。また、長期休み中は学校の給食が無いため満足に昼食が取れず、夏休み明けに体重が減少してしまう子がいるなど、子どもたちの発育にも影響を及ぼしている面もあります。

 夏休みを歓迎する子どもたち、家庭がある一方、このように「長すぎる夏休み」が社会問題ともなっている今、夏休み中家で一人で過ごすことの多い子どもたち、家庭にとって「宿題お助け隊」は強い味方になるのではないかと考えられます。

家で一人で過ごすよりも、みんなで集まって遊んだり食べたり宿題をする、必要ならその場にいる大人がちょっとアドバイスする、という場は、学校でも家庭でもない第三の居場所、先生でも保護者でもない地域の大人がいる場として今必要とされる存在ではないでしょうか。

 共働き家庭が多くなった今、様々な習い事や活動、学童などの制度が整ってきていますが、そこからこぼれ落ちてしまう子どもたちがいて、その子どもたちを支えるために地域の力が必要とされています。

 今回「駅のえんがわ」で「夏休み宿題見守り隊」として始まった取り組みは、今後はみんなでご飯を作ったり地域の大人と一緒に宿題の工作をするなど、様々な発展の可能性を秘めていると感じました。NPO法人マチイロでも今回試験的に実施したデータをもとに、継続して実行できるような検討を進めているそうです。

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cafeNPO法人マチイロについて

「駅のえんがわ」を運営しているNPO法人マチイロは、地域の活性化を目的に様々な活動をしています。この「駅のえんがわ」を拠点に、フリーマーケットや屋台村、パンまつりなど、幅広い世代が誰でも楽しめるイベントが随時開催され、イベントがある日には地元に住む人たちだけではなく、遠方からもお客さんが訪れて駅前がにぎやかになります。

ちなみに「駅のえんがわ」はスーパーの店舗だった建物を活用し、ここがまた集いの場となるようにという思いを込めて、コミュニティカフェとして再生されました。

代表理事の荒井さんによると「コミュニティカフェ」がまだまだ地域に浸透しておらず、遠巻きに見ている地域住民も多いといいます。そんな中で様々なイベントや教室をきっかけに「駅のえんがわ」を訪れる人も増えてきて、だんだんと地域の子ども、大人、お年寄りの集いの場となってきています。また「駅のえんがわ」が、駅前、線路のすぐ脇に位置していることもあり、遠方から来た「撮り鉄」が寄っていくなど、予想外のお客さんもいるようです。

荒井さんは「コミュニティカフェはただのお店ではなく地域の居場所。ここではお店の人とお客さんという関係ではなく、だれでもフラットに交流してほしい」「駅のえんがわが、だれでも用がなくても気軽に寄って、お茶を飲んだり休んだり、ぼーっとできる、地域の憩いの場になってほしい」と語ってくれました。

今後も、様々な活動を通して地域のいろいろな人が「駅のえんがわ」に関わる機会が増え、みんなにとって正に地域の「駅のえんがわ」となっていくのが楽しみです。

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 ◆NPO法人マチイロ 今後の予定 ~みなさん、ぜひ足を運んでみてください~
10/13 しぶかわ移住創業朝市
10/19 えんがわ子ども食堂【初開催】
11/16 えんがわ子ども食堂
11/30 敷島駅前屋台村
・・ほかにもイベント多数!詳しくはHP等をご覧ください。

◆NPO法人マチイロ 法人概要 
所在地 渋川市赤城町敷島701
代表理事 荒井良明
https://www.machiiro.or.jp/top
・・一緒に活動してくれる仲間を募集しています

2024年10月 9日 (水)

2025年度「POSC社会貢献活動支援のための助成」

全日本遊技事業協同組合(全日遊連)の社会貢献基金やパチンコ・パチスロ産業21世紀会からの寄付金等をその主な財源として、下記の分野に助成します。

  1. パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取り組む事業への支援
    予防のための活動や、依存当事者・その家族などを支援する事業、または、予防と解決に向けた研究に対して助成します。

  2. 子どもの健全育成に取り組む事業への支援
    子どもの居場所確保や学習支援、情操教育、安心安全な環境を整える活動など幅広い事業に対して助成します。

申請期間:2024年11月5日(火)~2024年12月9日(月)*15:00申請書データ必着

詳細につきましては、【一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(POSC)】のホームページをご参照ください。


※その他の助成金情報につきましては、【助成金情報一覧2024年9月~】をご参照ください。

公益財団法人さわやか福祉財団「連合・愛のカンパ」助成金

日本労働組合総連合会(連合)「連合・愛のカンパ」より資金をご提供いただき、地域における助け合い活動の団体立ち上げや既存の活動団体における新たな活動の立ち上げを支援するための助成を行います。

応募期間:2024年10月10日~11月29日

助成対象:2023 年10月~2024年11月末までに立ち上がったまたは開始する予定の新しい活動

今回の募集案内および、昨年度の助成先については、財団のHPでご覧いただけます。


※その他の助成金情報につきましては、【助成金情報一覧2024年9月~】をご参照ください。

2024年10月 8日 (火)

令和6年度第2回高齢者、障害者等の支援を目的とするボランティア活動に対する助成

車両競技公益資金記念財団が実施する、令和6年度第2回高齢者、障害者等の支援を目的とするボランティア活動に対する助成についてのご案内です。

高齢者、障害者等に対する社会福祉のボランティア活動を積極的に支援推進し、心豊かな社会づくりの実現に貢献することを目的とします。

▶申請書の入手・提出先
団体等所在地の都道府県共同募金会
(群馬県所在地の団体は群馬県共同募金会へ)

▶申請受付開始
令和6年10月1日(火)

▶提出期限
令和6年10月31日(木)必着

詳細につきましては【公益記念財団】のホームページをご参照ください。


※その他の助成金情報につきましては、【助成金情報一覧2024年9月~】をご参照ください。

2025年度 学生を対象とする次世代リーダーの育成活動に対する助成事業

公益財団法人電通育英会の「2025年度 学生を対象とする次世代リーダーの育成活動に対する助成事業」の募集が始まりました。

☆助成対象地域・団体:

日本全国の大学公認団体または大学内ボランティアセンター、NPOなどの営利を目的としない団体(法人格の有無は問いません)

  1. 日本国内に団体の事務所(拠点)があること
  2. 大学公認団体または学内組織ではない学生グループの場合は、顧問・指導教員が存在すること
  3. 団体としての活動実績が2年以上あること

☆対象となる助成期間:

2025年4月1日(火)~2026年3月31日(火)

原則として1年間の単年度助成とします(期間中に完了)。 但し、助成活動を継続することにより一層の効果や成果が期待できる場合、2年を上限に継続助成する場合があります。

☆詳細は、【公式サイト】をご参照ください。

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※その他の助成金情報につきましては、【助成金情報一覧2024年9月~】をご参照ください。

2024年10月 5日 (土)

COSMOエコ基金 新規プロジェクト公募のお知らせ

コスモエネルギーホールディングス株式会社から、COSMOエコ基金新規プロジェクト公募のお知らせです。

■対象となるプロジェクトの事業内容・事業形態
・脱炭素志向の開かれた地域循環社会づくりに貢献する活動
・森林保全、生態系などの自然環境保全活動や啓発活動
・再生可能エネルギーの普及啓発に資する活動 等

 特に、以下の事業形態を重視します

・次世代人材育成に取り組む活動
・地域とのパートナーシップにつながる活動

■募集期間
 2024年10月1日(火)~11月24日(日)

応募方法や詳細はこちらから

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2024年10月 3日 (木)

NPOの成長を目指す4つのステップ④【支援を集めよう】

2024年9月21日(土)13:30~16:30 群馬県庁ビジターセンターで
基盤強化セミナー「NPOの成長を目指す4つのステップ」
第4回【支援を集めよう】を開催いたしました。

参加者は、NPO法人9名 市民活動団体3名 中間支援スタッフ7名 行政職員1名 計20名です。

講師は前回に引き続き、
公益財団法人 日本非営利組織評価センター 業務執行理事 山田 泰久 氏です。

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今回が、全4回の連続講座の最終回です。(これまでの内容は過去の記事をご覧ください)

第1回【ミッションビジョンを言語かしてみよう】
第2回【情報発信について学ぼう】
第3回【信頼される組織運営】

  

第4回は、「支援を集めよう」です。

NPOとしては、どの団体としても頭を悩ませる課題、資金調達についてです。

一般企業としての資金繰りは、事業収益、融資、補助金等となりますが、NPOとして置き換えると、事業収益はもちろんですが、NPO法人会計基準としても活動計算書の収益の項目のある「会費」「助成金」「寄付金」が重要となります。

≪内容≫

one NPO/市民活動の資金調達「助成金」

助成金で得られるものは「返済の必要のない資金」だけではありません。

当日の資料より

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これらは相乗効果が発揮され、さまざまな面での発展、成長が得られます。

ただし、使い切ることを目的とせず、力を蓄え自走できる実力をつけるために活用することが大切です。

助成金申請のハードルを感じている団体も多いことと思います。
なかなか採択されない、申請書類に何を書いたら良いのか分からないなど悩みは尽きません。
ただ「活動資金が欲しいから」として申請するのはNGです。

セミナーでは、助成金活用においての計画の仕方、レベル感、付加価値など、目から鱗の情報が満載の講義でした。

参加者の数名でグループになりミニワークも行われました。
情報共有できる機会はとても貴重です。

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他団体の活動方法を知ることは、運営する上で大変参考になると思います。
(NPO法人の事業報告書は公開されていますので、こういった情報を参考にすることも大切です)

  

two 寄付を活用するということ「寄付金」

自由の女神、東大寺の大仏は寄付金で作られました。
前橋市の臨江閣や高崎市の音楽センターも募金活動によるものとして有名です。
群馬ではタイガーマスク運動もありました。

きっかけがあれば応援したい、という気持ち(日本の寄付の精神)を持つ人がいるため、
「お願いすること」が寄付につながります。
そして、「お礼」「報告」が大切です。

当日の資料より

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寄付と言うと「募金」や「募金箱」を連想する方も多いと思いますが、最近では寄付の種類も多くなりました。

クラウドファンディングやふるさと納税、フードドライブ、ヘアドネーションなど、現金だけではないモノやポイント、商品などが寄付につながる仕組みとして生まれています。
ここ数年では「遺贈」という遺言による遺産の寄付も注目されています。

寄付集めは、倫理性と信頼が求められます。
寄付する組織が「信頼できるか」が一番重要なのです。

そして、寄付募集、寄付報告の説明責任が求められます
領収書発送しているだけでは全く足りません。
お礼はもちろんですが、適切で誠実な情報提供、活動報告、収支状況など公開しましょう。

信頼される組織運営が大切です。

 


  

NPOでは多様な財源が安定した運営に繋がります。

今回は会費については触れていませんが、安定した収入源として有効です。
そして、財源の相乗効果として、事業収入・会費・寄付収入、補助・助成収入などの財源は、それぞれが単独で存在しているのではありません。お互いに影響しあっています。

事業のファンになってくれた利用者が、会員になって支援者となることもあります。
助成金を受けていることが信頼度、知名度に繋がり、新たな事業に発展する可能性もあります。

信頼される組織運営が何よりも大切で、そのための情報発信、活動の可視化・価値化が求められます。

今回の4つのステップが、団体の運営にとても重要であることがご理解いただけたと思います。

今回の資料は、NPO・ボランティアサロンぐんまで配架しております。
また、今後もNPOの運営に役立つセミナーを開催予定ですので、この機会にぜひご参加ください。

  

2024年10月 1日 (火)

障害を理由とする差別の解消の推進に関する研修会開催について

障害政策課より、障害平等研修(DET研修)についてのご案内です。

障害者差別解消法が改正され、令和6年4月1日から民間事業者による「合理的配慮の提供」が義務化されました。個人事業者や無報酬の事業、非営利事業を行う団体も対象となりました。
県では、障害及び障害者に対する県民の理解を深め、社会に存在する様々な「障害(バリア)」を見抜く力の獲得や、それらを解決するための行動(合理的配慮の提供)につなげるため、下記のとおり標記研修会を開催します。

  1. 日時:11月13日(木)14:40~16:10(受付開始14:10~)
  2. 場所:群馬県立女子大学2号館 6階研修室(佐波郡玉村町上之手1395−1)
  3. 講師:DET群馬(※)のファシリテーター
  4. 定員:30名程度
  5. 参加費:無料
  6. 申込方法:下記のメールアドレスまたはFAXにてお申込みください。
  7. 申込締切:11月11日(月)

※「DETフォーラム(特定非営利活動法人障害平等研修フォーラム」の養成講座を修了したファシリテーター3名(車いすユーザーを中心に結成された任意団体

障害等により上記の方法以外で申込希望がある場合は、お問い合わせください。
 
【こちら】からも詳細をご覧いただけます。11r6_page000111r6_page0002

 ≪お問合せ≫
群馬県 健康福祉部 福祉局 障害政策課 社会参加推進係
〒371-8570
群馬県前橋市大手町1-1-1
電話:027-226-2634(直通)
Fax:027-224-4776
電子メールアドレス:shougai@pref.gunma.lg.jp