「カードゲーム『from me』体験会&交流会」開催しました。
2025年10月17日(金)13時30分より、群馬県庁昭和庁舎35会議室にて
「カードゲーム『from me』体験会&交流会」を開催いたしました。
(このセミナーは、NPO・企業交流会として、様々なセクターからの参加を促し、
協働を推進する目的で開催されたものです。)
前半は、「from me」公認ファシリテーターの草場史子さん、アシスタントとして
ぐんま未来基金事務局の山口智子さんをお迎えして、参加者全員でカードゲーム「from me」(※)を体験し、後半は、交流会として自由に名刺交換、情報交換等を行いました。
参加団体は、NPO9名、企業7名、中間支援1名、行政2名、その他5名(計24名)でした。
※カードゲーム「from me」とは・・寄付、投資、消費、貯蓄など、お金の使い方を通じて
自分のウェルビーイングの向上とお金の使い方の関係性を疑似体験できるカードゲームです。 企業研修や学校の授業、地域でのイベントなど、様々な場面で活用されています。


前半:『from me』体験会
参加者は2人ペア×12チームに分かれ、ゲームに取り組みました。
初対面の上、NPOや企業など異なったセクターの参加者とペアになり、ゲームのルールも十分理解できないまま始まったチームもあり、はじめは戸惑う様子も見られましたが、回数を重ねるごとにお互い協力しながら、積極的にゲームに取り組んでいました。


ゲーム終了後、目標を達成できたチームもそうでなかったチームも、それぞれの「お金の使い方」を振り返り、そこから得た気づきを共有しました。


続いてファシリテーターより、ゲームを通して得られる学びについて解説がありました。
特に「4つのお金の使い方(つかう/ためる/ゆずる/ふやす)」のバランスの重要性、
「寄付は収入の1%〜が望ましいバランス」といった話題には、参加者が熱心に耳を傾けていました。
また、「幸せになるための4つの因子とお金の使い方」というテーマの中では、
“他人のためにお金を使うと幸福感が高まる” という新たな気づきが示されました。

前半の最後には、「自分のしあわせと社会のしあわせをつなげるワーク」を実施し、参加者それぞれが自分のお金の使い方と、個人・社会の幸福との関係を考える機会となりました。
後半:交流会
前半ゲームを通して距離が近づいた参加者同士が、さらに交流を深めたり、普段は接点の少ない他のセクターの参加者と積極的に情報交換を行う様子が見られました。

【まとめ】
今回は、NPO・企業交流会という目的のもと、NPO・企業・中間支援・教育機関など、さまざまなセクターや世代・分野から参加がありました。
参加者は楽しみながらお金の使い方を学び、社会課題に取り組むヒントを得る場となりました。
アンケートからも、多くの気づきが得られたことがうかがえました。
・個人の目標を達成させるためには、たくさんの人と協力し合うことが必要(企業)
・正しい企業活動を行う上での個人の心構えが学べた(企業)
・目先の取引だけでなく、社会全体を見て協力する必要性を感じた(企業)
参加者一人ひとりが、自分や自団体の利益を考えるだけでなく、他者・他団体との「協力」「協働」によって社会全体が良くなり、それが自身のウェルビーイングにもつながることを実感できたのではないかと思います。
今回のセミナーをきっかけに、参加した企業・団体等が、他の企業や団体等と協力・協働して社会課題に取り組む一歩を踏み出すことを期待しています。
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群馬県、NPO・ボランティアサロンぐんまでは、今後も協働の取り組みを推進するセミナー等を開催してまいります。みなさんの参加をお待ちしています。
予告:1月29日「森と人をつなぐ協働ミーティング」(仮)
~林業×福祉×地域づくりから考える新しい連携のかたち
※詳細が決まり次第、サロンブログ等でお知らせ致します。


