NPO法人 役員就任承諾書 住基ネット利用の場合
2025年6月20日に、県民活動支援広聴課からNPO法人設立の手引き及び
管理・運営の手引きの改訂がありました。
役員就任承諾書において住基ネット利用を希望する場合は、氏名にふりがなを記載することが必要となりました。
書類作成の際はご注意ください。
設立申請書類 記載例を参照ください
https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/667028.pdf
2025年6月20日に、県民活動支援広聴課からNPO法人設立の手引き及び
管理・運営の手引きの改訂がありました。
役員就任承諾書において住基ネット利用を希望する場合は、氏名にふりがなを記載することが必要となりました。
書類作成の際はご注意ください。
設立申請書類 記載例を参照ください
https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/667028.pdf
2025年5月30日(金)、中央労働金庫本店にて中央ろうきん助成制度“カナエルチカラ”2025の贈呈式が行われました。1都7県から25団体が参加しました。
今年度 群馬県からの採択団体は以下の通りです。
助成1年目
・NPO法人ふれあいパーク岡成
養蚕が「つくりだす」冬虫夏草の原料開発事業化・福祉支援
絹糸に加工するため買い取ってもらえない規格外繭の再生利用
繭は加工し、中の蛹は菌を培養し冬虫夏草を育てる。
糖尿病等に効果のある健康食品として加工、販売
製造工程の繭の加工は、法人内に通所してくる高齢者、障害のある方、引きこもりの方が行う
・NPO法人カウンセリング&コミュニケーション・μ
社会とのつながりを目指した自信づくりと自己理解のサポート
不登校・引きこもり傾向にある若者は、就学後と就労の間の公的支援がない現状。
個別の支援をおこなうことにより、その人にふさわしい社会的自立を支援することを目的とする。また、対象者の家族への支援も行う。
助成2年目は以下2団体です。
・NPO法人群馬がんアカデミー
・NPO法人中之条コネクト
2024助成団体からの活動報告
・特例認定NPO法人そらいろコアラ(栃木県)が運営している親と子ども、妊産婦さんの居場所「そらいろポケット」の報告がありました。医療や福祉の専門家や学生、地域のボランティアの協力体制が整っている団体です。
「そらいろポケット」は妊産婦さんが相談や休息したり、子どもが遊んだり、食事や入浴などができる所です。妊娠・育児期に母親が地域から孤立してしまうと虐待等の不適切な養育が起こりがちです。そらいろコアラでは「そらいろポケット」の運営と、時には個別訪問を行うことでと不適切な養育の連鎖を食い止めることを目的に活動しています。
助成1年目に「認定NPO法人10代・20代の妊娠SOS新宿ーキッズ&ファミリー」という団体もあり、少子化である上に母親の孤立も深く、妊娠中の生活や子育てが困難になってきている現状を目の当たりにしました。
後半
参加団体との交流会
参加団体と中間支援組織がグループになり、交流会で情報交換を行いました。
地域で外国人居住者が増え、子ども食堂にも参加する人が増えてきた、フードパントリーに寄付するための食材を一時保管しておく倉庫がない、乳幼児の離乳食の子ども食堂を運営している…など
活動の課題や、県内ではまだ聞いたことのない活動など、貴重な情報を交換する機会となりました。
中央ろうきん助成制度“カナエルチカラ” 過去の採択団体の情報など
こんにちは!
NPO・ボランティアサロンぐんま(以下サロン)では高校生や大学生など若い世代のコミュニティスペース【Freeco】がこの6月からオープンします!
サロンの相談窓口で出会ってきた若い世代の人たちが、お互いに繋がり合えること。そしてまだ出会っていない県内の多くの若い世代の人たちに、繋がり合えるコミュニティの場を提供できたらいいな!と思っています。
また、群馬県内に暮らす多様な高校生や、大学生の「今」をこのブログと、Instagramで掲載します。若い世代の人たちのリアルな思いや熱中している活動をどうぞご覧ください!
今回は、認定NPO法人ひこばえさんで小中学生の学習会を担当している中澤陽知さんよりお話を伺いました。インタビューは前編後編に分けてお届けします。ぜひ最後までお楽しみください!
Q:ここまで中澤さんのお話を伺ってきて、とても自分軸を感じます。軸となる進路をどのように自分の好きなもので見つけられるか?中学から高校に進むにあたって、初めての自分探しに難しさを感じる人もいると思います。この点を聞かせてもらえますか?
中澤さん:前編で妹弟、その友達と一緒に遊ぶなかで、下の子どもの面倒を見るというより「自然に楽しくいられた自分の発見」をお話ししました。自分の生活の中に、好きなものがある。学習会につながるボランティアの原体験は地域にある「のびゆく*」にあったと思います。大学生や大人たちがお店を並べ楽しそうにしているのを見て、自分もやってみたいなと思いました。そうした、やってみたい好きなこと、興味のあることが成長に繋がる。
高校は週1日、朝から夕方ぐらいまで通っています。将来は保育士、児童福祉司の資格を取り、児童養護施設など困難を抱えている人に寄り添えるようになりたいと思っています。目標を叶えるために高校卒業資格が必要で、今の原動力に繋がっています。不登校を経験した自分だからこそ分かること、寄り添えることがあると思います。
Q:最後になりますが、今後さらに取り組みたいことはありますか?
中澤さん:学習会は「子どものためであり、大人の場所でもある」と関わっていく中で気が付きました。営利目的の企業とは違い、NPOやボランティアの非営利の活動はひとりひとりの「やりがい」が大事です。
子どもに学習を教えながらも、大人にとっても必要なやりがいのある場所になっています。DV被害者、加害者を支援するひこばえ*の活動はなかなか表には出づらい活動です。目に見えてこない埋もれてしまっている人ぞれぞれの苦しさは、私が経験してきたように不登校の子どもたちがいるということで確かにあります。
そうした見えてきていない課題を知ってもらったりすることで、問題が起きる前に防げたり深刻にならないで済むこともあるように思います。個人個人が抱えるものはとてもセンシティブですが、知ってもらうことで楽になれるなら、自分が広げられるよう今後取り組んでいきたいと思います。
Q:貴重なお話ありがとうございました!ご家族、NPO活動、高校が繋がり合いながら、中澤さんの視野が広がり、さらに深めている様子がよく分かりました。私たちもボランティアやNPOを支援する中間支援センターとして応援していきたいと思います!
NPO・ボランティアサロンぐんまでは、引き続き今の若者世代の想いや活動などを発信していきます。今後もお楽しみに!
*のびゆく
赤い羽根共同募金会事務局よりご案内です!
共同募金配分申請にかかる説明会を開催します!
1.配分(助成)プログラムについて
5種類の配分(助成)プログラムがあります。
申請受付締切日は、9月16日、12月15日とプログラムによって異なります。
2.申請説明会について
(1)開催日時 R7年7月14日(月)13:30~16:00
(2)開催場所 群馬県社会福祉総合センター7階 701会議室(zoom併用)
(3)主な内容
13:30~ 実践報告…「外国人就労者支援における企業や行政との連携」
NPO法人Gコミュニティ 代表理事 本堂晴生氏
14:10~ 事務局説明…助成プログラム解説、申請手続きなどの説明、何でもQ&A
15:00~ ミニ講座…「会計のキホン」
NPO・ボランティアサロンぐんま 石坂麻美子
◆参加申込
7月10日(木)までにお申し込み下さい。
・「フォーム」からお申込みください。
・Eメールでのお申込みは「お問合わせ」からEメール送信
・電話でのお申込みは 027-255-6596(平日9時~17時)
こんにちは!
NPO・ボランティアサロンぐんま(以下サロン)では高校生や大学生など若い世代のコミュニティスペース【Freeco】がこの6月からオープンします!
サロンの相談窓口で出会ってきた若い世代の人たちが、お互いに繋がり合えること。そしてまだ出会っていない県内の多くの若い世代の人たちに、繋がり合えるコミュニティの場を提供できたらいいな!と思っています。
また、群馬県内に暮らす多様な高校生や、大学生の「今」をこのブログと、Instagramで掲載します。若い世代の人たちのリアルな思いや熱中している活動をどうぞご覧ください!
今回は、認定NPO法人ひこばえさんで小中学生の学習会を担当している中澤陽知さんからお話を伺いました。インタビューは前編後編に分けてお届けします。ぜひ最後までお楽しみください!
Q:今日はよろしくお願いいたします!中澤さんは現在、認定NPO法人ひこばえ*さんが主催している小中高生の学習会を担当されているそうですね。学習会ではどんな活動をしていますか?
中澤さん:ひこばえはDV被害にあった方の支援をしています。学習会は月2回土曜日に、ひとり親家庭の子どもたちを対象に学校の宿題など個別に見てあげたり、公園で一緒に遊んだりしています。
お母さんが働いて家のことも一人でするとなると、子どもとゆっくり接する時間は限られてきます。学習会では子ども一人一人に大人が宿題や遊びにゆっくり付き合えます。ボランティアは高校生からシニアまで幅広い年齢の人がいて、若い人も多いです。
Q:中澤さんのように継続してボランティアする、高校生大学生はまだ多くはないと思いますが、関心を持ったのはどうしてですか?
中澤さん:私はもともと持病があり、小学5年生ぐらいまでは皆勤賞ぐらい学校に楽しく行けていたのが6年生から中学校までの間、登校できなくなりました。
高校は通信制高校を選びましたが体調がいい時と悪い時があります。飽き性なところがあって、特にのめり込める趣味はありませんでした。
私の下に妹弟3人がいて、一緒に遊んだりその友達とも遊んだりして、面倒を見るというより自然に楽しく遊べていたことを思うと、「子どもが好き」を、調子がいい時に誰かのためになるボランティアでやってみようと思ったのが最初です。
Q:学習会に参加するようになってどうでしたか?得られたものはあった?
中澤さん:最初は知らない子たちと接していくので、困惑しました。でもそのうちに、一人一人違うし、会った日によっても子どもは違ったりすることに気が付きました。
それに合わせた接し方をすればいいんだ、と慣れてくると分かるようになってくる。大変よりも楽しいが勝っています。人の相手だから、飽きることはないですね。学校では、先生は全員には寄り添えないから、学習会では一人一人に寄り添いたいです。
「子どもが変わるのではなく、自分が変わるといい」と気づけたのは、子どもたちと接して得られたものです。
Q:学習会ではお兄さんのような一面と、高校生としての一面が中澤さんにはありますが、通信生高校のお話を聞かせてください
中澤さん:通信制高校は自分のように様々な理由があって通う人がいます。高卒資格を取得するのを目的にして通う場所で、全日制のクラスや友人関係とは違うと思います。中学を卒業した15歳から大人まで幅広い年齢の人たちが通い、学校の先生は個別の対応に慣れています。
小学生中学生は学校が全てのように感じると思います。でも私は子どもの時に入院生活を送り、不登校の子どもの遊び場に行ったりして、学校が全てではないと知ることができた。学校とはまた別の場が必要とも思えました。
今は学習会に継続して関わってさらにコミュニティを知り、「学校が全てではないし、世界は広い。今あるものがなくなってもなんとかなるし、どこにでも行ける」と価値観が変わり、より楽観的になれました。
Q:ここまでお話ありがとうございました!小学校からの長い休みの期間が休みではなく、今の中澤さんの内面をとても養い、力になっていると感じました。今まさに休まなくてはならない状況で、不安や葛藤を抱えている小中高校生にこの記事が届けばと思います。
さて、お話の続き、中澤さんの【YOUR VOICE】後編は来週!お楽しみに!