特定非営利活動法人 思いをつなぐ会
特定非営利活動法人 思いをつなぐ会は女性や子供に対する活動をしている団体です。今回は代表の葛西 詔子さんと渡辺 克枝さんにお話を聞きました。
思いをつなぐ会はもともと別団体である特定非営利活動法人 ホワイトベルで活動しているメンバーが、女性が自信を持って生き、子どもが元気に育ってほしいとの思いから、これらを対象とした活動に特化したいということで新たにこの会を立ち上げました。
会では赤い羽根など助成金を活用して赤ちゃんから小学生を対象とした活動や、子供とお年寄りをつなぐ「みんなでまごまごお届け交流会」を行ったり、幼稚園児と共にプランターに花を植えるなどを行っています。
最近では東日本大震災による原発事故を受けて、子供への対処を目的とした放射能の講演会を開いており、12月1日にも放射能と健康管理と題した講演会があります。
取材した日はいかに放射能を減らしたパンが作れるかということで、食材や水を選ぶ段階から注意してガイガーカウンターで数値を測りながらパン作りをしました。
事前にこねて寝かせておいたパン生地の放射線量をガイガーカウンターで調べます。
小さく切り分けて手のひらで回し丸く形を整えていきます。
食パンの方はまず麺棒で伸ばしてそれを丸めて形を整えて型に入れます。
食パンの生地には紅麹が入っておりきれいなピンク色をしています。
丸いパンの方はクルミとレーズンのものとクルミと上にピーカンナッツを載せた2種類を作りました。
形を整え並べたら卵黄を塗っていきます。
湿度調整のため水を入れたカップと共にオーブン入れ焼いていきます。
この日借りたキッチンのオーブンは電気だったので少し時間がかかりましたが、それぞれ順調に焼きあがってきました。
いい匂いが部屋を包みます。
ちょうどいい焼き具合でいい色になりました。
早速焼きたてのパンを食べましたが、ふんわりとてもおいしくできました。
会ではこれからも活動を続けるために認定NPOを取ることや、若い世代への引き継ぎをどうするかを考えています。
思いをつなぐ会では活動を通して子供が元気に生きられる世界にしたいと語っていました。
(佐藤)
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