高崎エコウォーク第二段:映画未来の食卓を見て
平成21年11月10日、群馬県ネットワークづくり応援補助事業「NPOを巡る たかさきエコウォーク2009」の第二段として、シネマテーク高崎にてフランス映画「未来の食卓」を鑑賞し、場所を市役所の会議室に移した交流会に参加しましたので紹介させていただきます。参加者は40人です。
映画の内容は、全ての学校給食を自然(オーガニック)の食材にしようと、南フランスの小さな村が立ち上がったもので、食卓から始まった小さな奇跡が人々の幸せを紡いでいく、南フランスバルジャック村の1年を描き、オーガニックブームを巻き起こしたドキュメンタリー映画です。ヨーロッパでは、癌や糖尿病などの生活習慣病の70%は食習慣を含む環境に原因があると言われていると。映画の中でショックを受けたのは、子供たちの癌の多い事、出産時の臍帯から多くの化学物質が検出されていると言う事でした。映画は「オーガニックとは環境のすべてだ」という言葉で締めくくられていました。
市役所に移動してから、前回のエコウォークで作った(絵を描いた)自分の風呂敷が配られ、各自絵の意味を紹介し、前回の感想や映画を見た感想など、自己紹介を兼ね気楽に意見を出し合いました。
(皆さんのご意見の一部を紹介)
・ミツバチが少なく受粉に苦慮している。・エコウォークで自転車の怖さを感じた。・自分の野菜を自分で作れる幸せを感じた。・知っている様で身近な地域なのに知らない事が多かった。・自宅では生ごみを一切出していない。・生まれながらに母体から農薬の影響を受ける事にビックリ。・青虫が出る野菜を食べている。消費者が虫の食べる安全な物を求める様に理解していただくことが大事。・川べりに咲いていた彼岸花の絵を描きに行ったら、鎌で刈り取られており一寸残念だった。・虫も可哀想だ。昔は自然の草花を食べていたのに今は人間の作った物しか食べられない。刈払機や除草剤を使った除草のため草が少なくなった。・最近は畑で作を切っていると鳥が直ぐ側で虫を食べている。逃げない。・自宅の落ち葉をどう処理されているか?と質問あり。・地域で、隣と隣の付き合いが無くなった。・中心街にシャッターと歩道の段差の多さにビックリした。
(前回のアンケートから一部を紹介)
・41名中37名の回答(午前の部のみで退席された人がいたため:私も)あり。・年代は40~70歳台。・市内居住者が大半。・男女比率:半々。・大半の人が以前からボランティア活動をしている。・街中の安全:半々。障害者対策に改善の余地あり。・道路:段差が多い、自転車の危険を感じた、道幅が狭い。・中心市街地の空き店舗が多い。・高層マンションが急激に増加した。・歴史的施設が多い。・中心街の人通りが少ない。ほとんどない。・お寺が多く驚いた。・総合評価80点、最低40点、最高100点でした。良い評価では、街を歩いて興味深く良かった。改善要望では・時間配分・別のコースの検討(問屋町など)など。今回は始めての企画でしたのでこの経験を活かしていただきたいと思います。御礼。(栗原)
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