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NPO・ボランティアサロンぐんま

  • 〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1 県庁昭和庁舎1階
  • TEL:027-243-5118
  • FAX:027-210-6217

サロン業務のご案内

  • NPO相談・イベント情報・ボランティア募集・ボランティア活動希望などサロンの日常をお伝えしていきます。
  • 群馬NPO協議会は群馬県よりNPO・ボランティアサロンぐんまの運営を委託されています。

開館時間のご案内

  • ※2025年10月より、土曜開館時間が変更になります。相談、テーブル、コピー機利用は予約制となります。
  • 開館時間
  • 平日10:00~17:00
  • 土曜日10:00~16:00
  • 休館日
    日曜日、祝日、お盆期間中(8/13~17)、全館閉館日、年末年始(12/29~1/3)
  • 荒天時(特別警報発令時、大雪等の場合)には休館となる場合があります。

NPO法人会計基準

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2026年3月 3日 (火)

ニッセイ財団 高齢・地域共生社会助成公募のご案内

ニッセイ財団「高齢・地域共生社会助成」の公募が始まりました!

詳細・応募フォームは、ニッセイ財団のホームページから!

1:地域福祉チャレンジ活動助成

  • 助成対象:次の3つの要件を満たしている団体(法人格の有無は問いません)

1.助成テーマにチャレンジする意欲がある団体
2.他団体・機関・住民組織、研究者等と協働してチャレンジする団体
3.1年以上の活動実績がある団体

  • 助成期間:2026年10月から2年
  • 助成金額:最大400万(1年最大200万)
  • 応募締切:2026年5月29日(金)23:59

2:実践的研究助成

  • 助成対象:研究者または 実践家

※若手実践的課題研究の助成対象者は
 45歳未満の方で大学院博士課程在籍者・修了者含む
※研究組織に複数名の研究者と実践家の双方参画が必要
※実践家とは「社会福祉士、介護福祉士、看護師、理学療法士、 保健師、臨床心理士」等現場職員

  • 助成期間:2026年10月から
    実践的課題研究:2年
    若手実践的課題研究:1年
  • 助成金額
    実践的課題研究:最大400万(1年最大200万)
    若手実践的課題研究:最大100万
  • 応募締切:2026年6月12日(金)23:59

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※その他の助成金情報につきましては、【助成金情報一覧2024年9月~】をご参照ください。

2026年3月 2日 (月)

協働ミーティングを開催しました

2026年1月29日(木)13時30分から16時30分、県庁32階NETSUGENにて協働ミーティング「薪づくりで街づくり、そして人づくり。」を開催いたしました。

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Img_3604群馬NPO協議会 櫻井弥生 会長による開会挨拶

会場とオンライン参加でのハイブリッド開催で、NPO等18名、行政14名、企業8名、教育機関等3名、個人4名 計44名の方が参加されました。

群馬県ではNPO、企業、学校、行政など多様な主体による協働を推進しています。

協働ミーティングは地域で様々な取組を進める方々からの話題提供と、参加者を交えたフリートークにより地域課題の解決を目指し、2021年から開催されています。
 
過去の協働ミーティングの内容 https://www.pref.gunma.jp/site/npoborantia/628083.html
 
第6回目となる今回は、社会福祉法人チハヤ会とみどり市が行う林福連携の薪づくりプロジェクト
(木の駅プロジェクト)を事例に、協働による地域課題解決と地域づくりの未来について内容を進めていきました。
 
club前半:協働事例発表
「薪づくりで街づくり、そして人づくり」~森と人を結ぶ~ 

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左:福本 昌彦 氏  右:石戸 悦史 氏

club社会福祉法人チハヤ会の活動について
 常務理事・統括施設長 石戸 悦史 氏から発表がありました。
 
社会福祉法人チハヤ会はみどり市で活動しています。
未来へのチャレンジ、「共に歩み、共に生きる街の創造」を活動の基本理念としています。
主な活動は
・障害福祉事業
・子どもの居場所
・木の駅事業
 
みどり市の課題
①子どもが多い、子育て支援、様々な家庭環境にある子どもの居場所
②林業 市内の木材が県外へ流出している、CO2削減、里山整備
↑地域課題解決のため、①と②をつなげることで何かできないだろうか?
  
 チハヤおむすびプロジェクト(2020年開始)~林福連携の始まり
人・モノ・思い・物語をつなぐことで、連携により様々な可能性を増やすプロジェクト

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おむすびeco隊 みどり市天神山の里山整備
・障害のある方も軽作業に参加して里山整備とともに共生社会実現へ
 
 おむすび堂(県内初の日本財団 子ども第三の居場所コミュニティーモデル)
・子どものための安心・安全な遊び場、食堂(子ども食堂/食事)、体験、居場所を提供
・薪ストーブ、ボイラーの設置
・年1回、子ども達、おむすびeco隊と関係者による里山整備(企業・行政・学生・障害者・スタッフなど)、終了後の交流会 
 
 clubMAKITについて
 MAKIT管理者/イノベーションディレクターである福本 昌彦 氏から発表がありました。
 
障害者の芸術表現の場 エイブルアート
・障害者アートの更なる可能性、木工アート→他職種連携、他職種交流による新たな可能性、福祉業界の外へと出ていくきっかけ
・福祉同業界では連携がなかなか進まない
・障害への差別と偏見を失くす、地域共生社会の実現
・障害のある方が輝く機会
・魅力ある仕事の創出 ビジネスモデル
 
里山整備、木の駅事業への発展
・みどり市総合計画…林業、自伐型林業者と協働し、地産地消、林業活性化を図る
 
木の駅事業
・2025年4月開業 みどり市内の森林で伐り出された材から薪を生産し、市内温浴施設の薪ボイラーで利用
・市内木材を有効活用 林業活性化、森林資源循環利用
・新たな事業創出により雇用創出
・林福連携の推進
・木の駅事業の受け皿 MAKIT就労継続支援B型施設
・障害者の方の働く場(木材加工、カフェ、野菜づくり、アート作品)
・林業家の協力
・アート作品の商品開発→売上をおむすび堂運営に
・障害者が地域、子どもの支援に貢献することができる仕組み

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club半:パネルディスカッション

MAKITの協働に関わっている方にご登壇頂き、協働の役割や詳細なエピソードについてフリートークでお話し頂きました。

ファシリテーターは特定非営利活動法人中之条コネクト理事/事務局を務める枝 拓未 氏です。

中之条町の地域おこし協力隊として着任後、地域の人々とともに中之条コネクトを設立、現在は事務局として農家の担い手づくりや地域の人材育成を行って活動中です。

Img_3716枝 拓未 氏

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左2人目:伊藤 友樹 氏  右:持田 知泰 氏

実際に協働に携わった官民それぞれの立場から、協働のきっかけや役割について、フリートークでお話頂きました。うまくいったこと、いかなかったこと、異分野ゆえに分からなくて苦労したこと等が話題になりました。

登壇者紹介

みどり市産業観光部農林課林政係 主任 持田知泰 氏

みどり市農林課で林政業務を担当。市内林業従事者への支援事業や市産材の流通、森林経営管理事業等に携わっています。木の駅プロジェクトでは運営全般に係る事務、補助金等の手続き、重機等の備品整備などを担当。林野庁へ出向経験あり。

林業家 伊藤 友樹 氏

2021年にみどり市地域おこし協力隊に着任。林業振興に携わる中で、森林資源の六次産業化を推進し、エッセンシャルオイルブランド「森の香。foreal(もりのか。ふぉれある)」を立ち上げる。商品の販売のほか、工房での体験ツアーなどを通じて、森と人をつなぐ活動を展開。現在は林業フリーランスとして活動し、林福連携事業の「木の駅プロジェクト」にも技術者として参画するなど、地域資源の活用に力を注いでいる。

協働のきっかけ

障害者の方の木工アート製作のため、木材の無償提供を林業家の方にお願いしたことがきっかけで、みどり市の地域内エコシステムに参加しないかと声がかかる

福祉系の同業種では以外と連携は進まず、林業と福祉の林福連携という異分野同士の新たな試みが始まりました。異なるセクターのつなぎ役という連絡係がいた訳ではなく、それぞれが専門分野での業務を全うすることで自然に歯車が回ったような感じで事業が進んだようです。

とはいえキーパーソンとなった人物がいるようです。

みどり市では林野庁職員と人事交流があり、前担当職員が地域の未来と障害者理解を含めた事業計画を推進してくれたそうです。

お互いを全く知らない、異業種、異分野同士での協働が進んだコツとは?

・会議の積み重ねで、お互いの考えを知る、理解を深める

・現場へなるべく足を運ぶようにする

・つくりたい地域、目標などのそれぞれの思いを共有する

・うまくいかない時は、お互いの目標がずれている

信頼関係の根源は?

・約束をどう守るかの積み重ね

・報告、連絡、相談と情報共有

・協力者それぞれに取れ高があること(金銭的以外にも周囲からの応援、協力や笑顔など)

・潤う人が増えることが事業が長続きする秘訣

協働で大変だったこと

・最初は林業関係の専門用語が全く分からなかった

・当初は福祉の分野外の方に、障害者への合理的配慮、差別解消といった概念が理解されにくかった

・夏場の猛暑時に薪の生産量が低下、季節による生産量の波を作る必要がある

・事業開始の頃に、行政の担当職員が異動になっていしまい、関係性を再構築する必要がある

協働をするために大切なこと

・思いや物語をつなぐ、自分たちの物語を明確にする→共感や共鳴を得ることにつながる

・ご縁を大切にする

・異業種のコラボはすべての業界から注目される、道を切り開いていくチャレンジ精神

club参加者からの質問

・協働において、行政などトップの意向や役割をどのように感じるか?

→みどり市総合計画、5つのゼロ宣言もあり、木材の地産地消は市長にとって関心の高い分野でもある。また森林協力隊は全員市に定住している。

・なぜ同業界のコラボは難しいのか?

→同じ規模の中小企業のような感じでライバル意識もあり協力よりは競合してしまう。成果が出にくい。

・協働における人材育成はどのようにしていますか?

→組織として明確なビジョンを持ちスタッフに浸透させるのが大切。ビジョンという土台があって、研修などの技術(スキル)がある。

・協働の原動力は何ですか?

→事業を継続していくこと、成功体験の積み重ねと感謝の気持ち。自分達が学び続けること。早く成果が見たいという気持ちで今やっていることを止めないこと。

clubおわりに

NPO・ボランティアサロンぐんまでは過去に協働事例発表会を開催しましたが、MAKITのような協働事例の関係者複数にご登壇頂いたのは今回が初めてでした。

参加者の方にとっても、官民の役割、異業種それぞれの視点などを知る機会となってのではないでしょうか。 

MAKITは他業種交流の林福連携プロジェクトですが、関係者にとってみどり市の未来を良くしたいという思いは一致していたのではないかと思います。林業、環境問題、障害者、子どもといった観点から、地域の人々が未来もいきいきと暮らしていくにはどうしたらよいか?そのように考えた時この計画は生まれました。

官民の立場の相違を乗り越えるために、行政側が現場に足を運ぶ回数を増やしたり、お互いを理解しよう、歩み寄ろうという気持ちと努力が相互にあったと思います。林業と福祉を組み合わせることで、複数の地域課題に同時に働きかける大きな循環が生まれました。

前例のないことを始めるのは大きな挑戦ですが、登壇者の方々のトークを実際に聞いて、地域の未来にかける情熱と意欲を感じました。そして何より前向きな姿勢と明るさがありました。何度も話し合いを重ねることで形成された信頼関係が、協働の基盤となっていると感じました。

club参考

 MAKITについて https://www.chihayakai.jp/forestwood

 森の香。foreal https://www.foreal.jp/

 チハヤ会訪問記録 https://nposalon.kazelog.jp/npo/2025/12/makit-4a00.html

 

2026年2月28日 (土)

【報告】ポータルサイト制作の挑戦 ー2つの高校生NPOの協働ー

パネルディスカッション開催報告

ポータルサイト制作の挑戦 ー2つの高校生NPOの協働ー

1月21日(水)、次世代の担い手育成事業の一環として、
パネルディスカッション
「ポータルサイト制作の挑戦 ― 2つの高校生NPOの協働 ―」
NPO・ボランティアサロンぐんまで開催しました。
当日は、フリースクール・居場所関係者、行政関係者、関心のある市民の方々にご参加いただきました。

不登校の経験をもつ高校生や、身近に不登校だった友人がいる高校生たちが中心として立ち上げた2つのNPO法人があります。
今回のイベントでは、この2つのNPOが法人が協働して取り組んだ、フリースクール等の情報を集約したポータルサイト制作についてお話ししていただきました。

club開催日時:2026年1月21日(水)14:00~16:30
club開催場所:NPO・ボランティアサロンぐんま(群馬県庁昭和庁舎1F)
club参加人数:会場15名、オンライン16名 計31名

  • 発表者・パネリスト:橋本 龍之介さん(NPO法人あすしるべ 理事長)
  • 発表者・パネリスト:A.Kさん(オンライン上での居場所活動を行うNPO法人T 代表)
    *都合上、一部の方のお名前と法人名をイニシャルで表記させていただきます。
  • パネリスト:飯塚 欣彦さん(群馬県生活こども部/群馬県子ども・若者支援協議会事務局)
  • ファシリテーター:落合 哲郎さん(NPO法人ぐんま里山学校理事長)

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第1部 高校生NPOによる発表
~当事者の視点から生まれた「情報をつなぐ」挑戦~

第1部では、2つの高校生NPOから、団体設立の背景や活動内容、そしてポータルサイト制作に至った経緯が紹介されました。

☆NPO法人あすしるべの活動紹介☆

あすしるべは、不登校を経験した高校生や、不登校の問題に関心をもつ高校生を中心に設立された団体です。自身の経験や周囲からの「どこに相談すればよいのかわからない」「情報が多すぎて、かえって選べない」といった声に多く触れてきました。
発表では、「中学生の頃に、こうした情報があればよかったのに…」という実感が、ポータルサイト制作の原点にあることが語られました。当事者の視点を生かしながら、最初の一歩を踏み出すための“道しるべ”となる情報発信を目指している点が印象的でした。

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▲橋本さん(NPO法人あすしるべ代表)


☆NPO法人Tの活動紹介☆

NPO法人Tでは、不登校や社会的孤立を経験した若者が、安心してつながれるオンライン上の場づくりに取り組む団体です。MinecraftやDiscordを活用した交流の場の提供に加え、プログラミングや運営体験を通じたスキル習得支援も行っています。
「学校に行けなかった時期でも、オンラインには居場所があった」という利用者の実体験から、テクノロジーを“逃げ場”ではなく、“力を取り戻す手段”として活用していることが語られました。


☆協働が生まれた背景☆

今回のイベントでは触れられていませんでしたが、ポータルサイトの制作は、当初から2団体が一緒に動いていたわけではありませんでした。はじめにNPO・ボランティアサロンぐんまに相談に訪れたのは、あすしるべ代表の橋本さんでした。相談をきっかけに、一般社団法人ポータルの代表の古井戸さんを通じてフリースクール関係者や行政との橋渡しが行われました。
その後、オンラインでの居場所づくりやICTを活用したエンパワメントの活動を始めたNPO法人Tと、あすしるべのメンバーがつながり、「一緒にやってみよう」という流れで協働が始まりました。
課題意識を言葉にする「あすしるべ」と、技術を使って形にするNPO法人T。それぞれの強みを生かした協働は、当事者や当事者に近い高校生だからこそ生まれた取り組みと言えます。


第2部 パネルディスカッション 
~「必要な情報を、どう届けるか」~

第2部では、「必要な情報を、どう届けるか」をテーマに意見交換を行いました。ファシリテーターの落合さんからは、フリースクールの現場で寄せられる保護者や子どもたちの声が紹介され、「情報はあっても、必要な人に届いていない」現状が共有されました。

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▲左から、ファシリテーターの落合さん(NPO法人ぐんま里山学校理事長)、橋本さん

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▲飯塚さん(群馬県生活こども部/群馬県子ども・若者支援協議会事務局)

高校生から「行政の情報は安心感がある一方で、言葉が堅く、当時の自分には読む気になれなかった」「年齢の近い先輩の言葉だからこそ、最初の一歩を踏み出しやすい」といった実感が語られました。情報の正確さだけでなく、“誰の言葉として伝わるか”が大きな意味をもつことが浮き彫りになりました。

また、県の飯塚さんからは、制度や支援策があっても十分に知られていない課題や、若者の発信を今後どのように生かしていけるかについてコメントがありました。

不登校を経験した橋本さんの「今が一番つらいと感じる時期でも、子どもは一年で大きく変わることがある。悲観しすぎなくていい」という言葉は、支援する側にはしっかりと刻まれたと思います。

またA.Kさんからは、ポータルサイトや法人が運営するオンライン上の居場所について「将来、利用した中学生や高校生が、今度は運営側として関わってくれたらうれしい」という声も聞かれました。

一方で、ポータルサイトの運営をどのように引き継いでいくのか、そしてその過程で支援者や大人がどのように関わっていくのかについて、サイト制作を担った2人や他の登壇者、そして参加者のみなさんにも課題感が共有されたのではと思います。

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おわりに

今回のパネルディスカッションは、高校生NPOの協働を通して、必要な情報を整理し、誰に、どのように届けていくのかを、多様な立場で考える機会となりました。
ポータルサイトの完成は一つの節目です。今回の挑戦が、若者たち自身の次の活動や、新たな協働へとつながっていくことを期待しています。


このパネルディスカッションの3日後には、あすしるべのメンバー主催によるシンポジウムが前橋市内で開催されました。不登校だった頃の経験を語る場となり、不登校や学校生活に悩みを抱える生徒の保護者をはじめ、学校関係者、支援者、行政関係者など約100人が集い、熱心に耳を傾けていました。

不登校を取り巻く環境は、以前と比べると少しずつ理解が進み、情報も得やすくなってきているように感じます。一方で、不登校を経験した当事者自身が、主体的に発信する場は、いまだ限られています。今回のパネルディスカッションや、その後に続いたシンポジウムは、若い世代の当事者が中心となって活動し、発信した点に大きな意義がありました。

そこには、次世代の担い手育成事業の一つであるFreecoのメンターとして、比較的年齢の近いポジションから、ポータルサイト制作の相談役を担った一般社団法人ポータル代表の古井戸さん、シンポジウム開催の実現まで伴走支援を行ったNPO法人Next Generation代表の小高さんの存在がありました。こうした支えがあったからこそ、安心して活動を進めることができたのだと思います。

今年度、NPO・ボランティアサロンぐんまでは、次世代の担い手育成事業として事業を進めてきましたが、一連の流れを通して、若い世代がさらに若い世代を支え、自分たちの「やりたい」を形にしながら、ボランティア活動や社会貢献へとつながっていく姿を見ることができました。このプロセスそのものが、エンパワメントであり、NPO・ボランティアサロンぐんまの役割だと再認識しています。


《参考情報》

ポータルサイト〈りべらる〉

NPO法人ぐんま里山学校

群馬県ホームページ(不登校の児童生徒への支援) https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/55981.pdf

群馬県子ども・若者支援協議会

群馬県 私学・青少年課

NPO法人 Next Generation

2026年2月14日 (土)

第38回 地域福祉を支援する「わかば基金」

地域の福祉活動や被災地などの復旧・復興に取り組むボランティアグループやNPOを応援します。

club支援金部門…1グループにつき、最高50万円(15グループほどを予定)

  • 国内のある一定の地域に福祉活動の拠点を設け、この支援金でより活動を広げたいというグループ

clubPC・モバイル端末購入支援部門…1グループにつき、最高10万円(30グループほどを予定)

  • パソコンを利用して地域で活発な福祉活動に取り組んでおり、台数を増やすことで、より高齢者や障害当事者に役立ち、活動の充実を図れるグループ

※なお、1つのグループからの両部門への申請は受け付けませんのでご注意ください。

  • 申請受付期間:20226年2月2日(月)~3月26日(木)必着【郵送のみ】
  • 結果発表:2026年6月末に、NHK厚生文化事業団(NHK HEARTS)のホームぺージで公表

詳細は、社会福祉法人厚生文化事業団「わかば基金」でご確認ください。


※その他の助成金情報につきましては、【助成金情報一覧2024年9月~】をご参照ください。