スタッフスキルアップセミナー2023
2023年12月21日(木)13:00~15:30、
NPO・ボランティアサロンぐんまにて中間支援センタースタッフ向けスキルアップセミナーを開催いたしました。県内7センター、行政1合計15名が参加しました。
テーマは「中間支援センターにおける情報発信について」
前橋市社会福祉協議会 職員の北爪勇二様にファシリテーターを務めて頂きました。
前橋市社会福祉協議会 副主幹 北爪勇二 様
6月開催の情報交換会からの出来事など、参加者の自己紹介を行った後、
今回のテーマについてファシリテーターから話題提供がありました。
その後参加者で意見交換が行われました。
セミナー開催前に行ったアンケートでは、県内センターでの情報発信ツールは以下の通りです。
HPが最も多く91.7%
次にInstagramが33%、続いてブログ、facebookが25%、LINE、Youtubeが16.7%
その他はメールマガジンや紙媒体の情報誌となっています。
「中間支援センターにおける情報発信について」
目的 情報発信の目的の整理 誰に対して、何を発信するのか?
団体の認知・周知
紙媒体であれば、それを手に取った人にどのような行動を望むか?
表示 見やすさ ユニバーサルデザインフォント 文字の大きさ、色、形など
ちらしが配架された時に隠れる部分に注意する
目立つ色 キーワード タイトルだけで中身が分かる
効果 信頼 活動の見える化 資金調達
ゴール設定が大事 目的を定める 広報戦略会議
HPとSNSの使い分け
HPは固定情報
利用者が検索したい情報を探しに行く場
行政HPとの連携が有効
SNSは流動的情報
セミナー、お知らせなどいち早く情報を伝えるツール
各センターの現状とSNSの活用について
・HPの他にブログ等SNSを平行して活用
・紙媒体の情報誌を取りやめたor発行回数を減らす予定
・メールの方が返信などリアクションがある
・SNSはターゲットを絞り、発信ツールを選ぶ必要がある
・若者が閲覧しているのは圧倒的にInstagramでリール(ショート動画)
・Instagram投稿は若手の意見を取り入れて行っている
複数のSNSを併用しているセンターがありますが、導入はスタッフのスキルによるところが大きいようです。また、紙媒体による発送の機会は減少傾向ではありますが、一部では地元のタウン誌等の紙媒体や対面による情報発信には安定した効果があるようです。
中間支援センターとして情報発信を行う際、登録団体の周知になること、
また行政など他機関との連携が効果的であるので、いかにネットワークを広げていくかが
重要なポイントとなっています。
コメント