NPO法人福祉倶楽部おたがいさま、NPO法人矢中いこいの家ゆうゆう
福祉倶楽部おたがいさまは全国高齢者大会(2000年開催)に参加した
笠原さん、上原さん、大井さんにより2002年設立されました。
古くなった家を提供する人、ボランティアで運営を手伝う人、調理をする人など、
地域のみんなに訴え、みんなの力を借りて設立できた、
ひとりぽっちの高齢者をなくすための寄合所です。
介護認定を受けていない高齢者はデイサービスには通所できず、孤立しがちです。
寄合所では、絵手紙、オカリナ、パッチワーク、茶道、カラオケ、書道、短歌など、
様々な活動が行われています。
好きな活動に参加したい人が集まっています。
高崎市倉賀野町にできた福祉倶楽部おたがいさまに矢中町から10人参加していました。
その体験から矢中町でもおなじような寄合所ができないかという話が持ち上がり、
土地と家、備品を提供する人が現れ、開設したのが、
NPO法人矢中いこいの家ゆうゆうです。
矢中いこいの家ゆうゆうでも、高齢者がやりたい活動を、
地域の仲間を指導者として活発に行われています。
年間の利用者はのべ4000人になります。
会員は約120人、ほとんどの人が介護認定をうけていません。
年1回ふれあい作品展が行われ、新たな仲間を迎え入れています。
寄合所で声を出して、交流したり、楽しんだり、笑ったりすることは
介護予防や認知症の進行を抑える効果があるようです。
2つの施設とも大変元気で明るい年配の方たちのお姿が印象的でした。
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