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NPO・ボランティアサロンぐんま

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2011年6月22日 (水)

ボランティアコーディネーター基礎研修

Logo_7 6月20日(月)、特定非営利活動法人である日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)が主催する「ボランティアコーディネーター基礎研修」が、東京で開催されました。

この研修は、ボランティアの担当をしている、おおむね1年未満のスタッフが対象です。

関東地方を中心に、社会福祉協議会・市民活動支援センター・病院・大学・宗教団体・福祉施設・企業・自治体・青少年育成団体のスタッフ約60名が参加しました。

午前中は、ボランティアとボランティアコーディネーション概論の講義、

午後は、2つのグループに分かれて、

「中間支援組織におけるボランティアコーディネーション」と、

「施設・団体におけるボランティアコーディネーション」をそれぞれ学びました。

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以下は、午前中に行われた、 ボランティア概論のまとめです。

                                                      *

                                                      *                     

①ボランティアとは何か

 【語源】

  ボランティア(volunteer)

  語源はラテン語のVoluntas(自由意志)

  語幹であるVolはラテン語のVolo(ウォロ=意志する=英語のwill)

  *自発性を表す意味がもともとの語源に含まれるので、してもいいし、しなくてもいい      

   活動でもあります。

 【ボランティア活動の性質】

  強要や義務とは違い、自分の意志で行う活動→自主性・主体性

  誰もが豊かに暮らせるよう、互いに支え合う活動→社会性・連帯性

  金品の見返りを求めない、成し遂げる充実感が報酬→無償性・無給性

  「必要なことは何か」をかんがえる力と行動力→創造性・開拓性・先駆性

  *講義では「奉仕」との意味の違いから、ボランティアという言葉の輪郭を探りました。 

  *無償性といっても、実費弁償するケースなど、実際には幅があります。  

 【ボランティア活動が普及してきた背景】

  高齢化社会

  阪神淡路大震災

  教育のいきづまり

  政府(行政)の限界          

②ボランティアの可能性と限界

 【可能性(強み)】

  自由であるという強み

  縦社会ではない対等な関係が築きやすい

  新しい切り口を試すことができる

  テーマを絞り込んで活動できる

 【限界(弱み)】

  安定・継続・均質・公平なサービスは難しい

  自己満足に終わり、他者へのサービスにならないこともある

  政治・経済の枠組みの中で利用されやすい

***********                                                                                                            

日本ボランティアコーディネーター協会のHP http://www.jvca2001.org/ 

                                                   (伊藤)

 

 

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