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2011年10月24日 (月)

特定非営利活動法人 めいぷる

特定非営利活動法人 めいぷるは桐生市の市総合福祉センターで活動する、障害のある子供たちを対象とした学童クラブを運営している団体です。今回はめいぷる代表の須永さんにお話を聞きました。

活動風景

めいぷるは2002年、障害を持つ親たちによる、親の会の勉強会がきっかけで始まりました。家と学校の往復だけになりがちな障害を持つ子供たちに第3の場所を、ということで当初はお母さんたちによって、公民館などで親と子の遊ぶ会を実施していました。

その後、2004年には桐生市の委託事業として集団活動・訓練事業をスタート、6人以上10人以下のクラスで週3日の活動を始めました。こうした中で2010年、活動を今後も続ける事と、スタッフを確保するために児童デイへの事業化を図るためNPO法人となりました。

めいぷるには小学1年~高校3年での全盲や筋ジストロフィーなどの身体障害や知的障害など、程度もさまざまな子供たちが通っています。他の施設と比べると障害の重い子どもが多いそうです。利用者は1日平均10名、開所時間は月~金曜日・午前10時~午後6時までとなっています。

サービス内容としては「会食サービス」「介護」「療育訓練」「創作的活動」「個別相談」、学校までの「お迎えサービス」を提供しています。小さい子にはトイレトレーニングなども行っています。

おむつ交換スペース

スタッフは7名の正規雇用者がおり、そのほか曜日によってはボランティア補助員にも来てもらっています。夏休みなど長期休暇中は高校生のボランティアも来るそうです。

障害の程度が軽い場合は1人のスタッフで2~3人見られますが、障害が重い場合は1人に1スタッフが付いています。高校生にもなると大きいためスタッフが2人必要となります。取材した日は10名の利用者に7名のスタッフがいました。

活動風景

課題としては法改正の問題があり現時点では今後の見通しを立てるのが難しいのと、資金的な問題で自力ではなかなか動けないため援助が必要とのことです。

須永さんは利用を希望する人は他にもいるため、もっとこうした所があり選べるようになればと話していました。また、障碍者福祉をみんながもっと考えてほしい、活動を広げるためにも援助をしてほしいそうです。めいぷるが重度障碍者の発信拠点になればと語っていました。

(佐藤)

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